ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第一章:裁判を斬る

(まいったな〜。もうすぐスーパーのタイムセールが始まっちゃう。)

 

そう思いながらのび太は部屋の時計に目をやる。時計の針は午後の六時を刺そうとしていた。

 

「次の証人!!!」

 

「はい!!」

 

すると一人の少年が証言台に立った。

 

「あれは一昨日のことです・・・・・」

 

少年は一昨日起きた出来事を話始める。

 

 

 

 

 

 

{回想}

 

「あら、スネ夫くん。おはよう!!」

 

「おはようございます、おばさん。いつも見てもお若いですね!」

 

一昨日、一緒に登校するために僕はのび太の家に行きました。時間は午前六時半です。

 

「これから朝ごはんなんだけど、一緒に食べる?」

 

「はい、いただきます!」

 

ルンルン気分で家に上がり、そして僕は台所の椅子に座りました。そして手を合わせ

 

「いただきます!!!」

 

食事をはじめました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そして私は見てしまったのです。」

 

「ほう、何を見たのですか?」

 

「罪人が・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

{回想}

 

「おい、寝るな。ちゃんと起きろ。」

 

罪人は隣に座っていたクロメちゃんの体を揺すりました。

 

「んんぅ・・・・のび太」

 

すると彼女の顔が罪人の顔に近づいていったかと思うとー

 

チュッ

 

罪人のほっぺに彼女の唇が接触。しかもそれだけではなく。

 

「ちゅっ・・・・・ぺろぺろっ」

 

そのまま彼女は罪人のほっぺを舐めはじめました。

 

 

 

 

 

 

「『「『「何!!!!!!!!??????」』」』」

 

男子生徒だけでなく、男子教師から黒いオーラが滲み出る。

 

「ほっぺにキス・・・・・」

 

「しかも舐められる・・・」

 

「ぺろぺろって・・・・・」

 

「な、なんて羨ましい・・・・・じゃない、不謹慎だ!!!これは最高ランクの刑を与えなければならないようだな!!!!!」

 

男子たちの勝手な言い草にのび太は

 

「だからみんなさっきから誤解してるって!みんなが思っているような関係じゃないって!!!愛とかそんなのあるわけないよ!!」

 

のび太の言葉にジャイアンたちは

 

「愛とかないって・・・・・」

 

「それって・・・・・・・・」

 

「彼女たちとは単なる・・・」

 

「遊び・・・・・・・?・・」

 

「ひでえ・・・・・・・・・」

 

「最低だな・・・・・・・・」

 

「鬼!!!」

 

「悪魔!!!」

 

「人間のクズ!!!」

 

するとスネ夫はのび太の前に来ると

 

「おい坊主、お前は知らんかもしれんけどな・・・・」

 

黒板に五枚の写真が貼り付けられる。

 

「アカメちゃんは素直でクールな肉食女子。とぼけたところもご愛嬌!レオーネさんは大人の色気、サバサバした性格も素敵。シェーレさんはおっとりメガネ、一番優しいお姉さん。クロメちゃんは素直で元気なスキスキ娘!好きな人に対しては積極的に愛情表現をする。チェルシーちゃんはさっぱりでやんちゃなイタズラっ子、好きな人に対しては積極的にかまって光線を発射する・・・・・・」

 

スネ夫の説明にのび太はため息をつく。

 

のび太の結婚相手は?

  • アカメ
  • クロメ
  • チェルシー
  • シェーレ
  • レオーネ

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