ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第三章:暗殺を斬る

とある場所に向かう一人の人物。男は厚めのジャケットを着て、マスクとサングラスで顔を隠している。男はある建物の前で足を止め

 

コンコン

 

ドアをノックする。すると

 

「合言葉、ジャイアンの足は・・・・」

 

「臭い。」

 

ギイ

 

「入れ。」

 

ドアが開き、男は中に入っていく。

 

 

 

 

 

 

「諸君、良く集まってくれた。」

 

部屋の中には奇妙な仮面をつけた男たちが集まっていた。そして彼らのリーダーらしき男が口を開く。

 

「田中くん、例の映像を・・・・」

 

「はい。」

 

カチッ

 

スイッチを入れるとスクリーンに映像が映し出される。そこには皆が知っている美少女の姿があった。

 

「野比チェルシー、我が0X高校一年B組に在籍。身長157センチ、バスト83、ウェスト54、ヒップ84(推定)。」

 

「『「『「・・・・・・・・・・・・・・。」』」』」

 

「・・・・諸君!!我々は皆この美しく純情華麗な彼女に心を奪われた同志である。」

 

「『「『「・・・・・・・・・・・・・・。」』」』」

 

「しかしだからと言って、チェルシーさんの愛を巡って、我々が争う事は不毛であり、慈愛に溢れる彼女の心をむやみに傷つけることにもなりかねない。」

 

そう言うと全員首を立てに振りながら頷く。

 

「よって我々はここに結成する、皆で平等にチェルシーさんを愛でる紳士が集う、CMC!!!!!!」

 

「『「『「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』』」』」

 

リーダーの言葉に男たちは声を上げる。

 

「諸君、知っての通り彼女は今まさにケダモノの毒牙にかかりつつある。!!我々の手で救出するのだ!!!」

 

「『「『「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』』」』」

 

「同志たちよ、今こそあの恐ろしい計画を実行に移す時が来たのだ!!!!」

 

「『「『「おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』』」』」

 

「今こそあの男に正義の鉄槌を!!!」

 

「『「『「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!』』」』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

野比のび太、暗殺計画

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、のび太家では

 

ハックショーン!!

 

「大丈夫、のび太?」

 

「うん、平気。」

 

クシャミをするのび太をチェルシーは心配そうに見つめる。

 

「それよりチェルシー、この問題なんだけど・・・・」

 

そう言いながらのび太は自分のノートに視線を戻す。するとチェルシーはのび太のノートを覗き込み

 

「これは、この公式を使って・・・・・・」

 

むにゅ

 

「/////うっ・・・・・・・・///////」

 

二つの体が密着する。そのたびにのび太の顔が赤くなる。そして二人は知らなかったこれから彼らに起こる残酷な悲劇を。

 

のび太の結婚相手は?

  • アカメ
  • クロメ
  • チェルシー
  • シェーレ
  • レオーネ

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