キーンコンカーコン。
ガララ
「おはよう、静香ちゃん!」
「おはよう。」
「おはよう!」
「おはよう。」
「おはよう、のび太さん、アカメさん、クロメさん、チェルシーさん、翼さん!」
静香と挨拶をするとのび太たちは全員自分の席につく。
「随分お疲れのようね。大丈夫?」
「うん、大丈夫・・・・」
顔色が悪いのび太を案じ、静香は声をかけてきた。
「ゴメンね、夜遅くまで手伝ってもらっちゃって・・・・」
「いいよ、別に。」
すると翼とのび太の話を聞いた静香は
「荷物?そういえば、昨日のび太さん家に引っ越しのトラックが止まってたけど・・・・」
そう言いながら首を傾げる静香にアカメは口を開いた。
「昨日から翼は、私たちと一緒に住むことになったんだ。」
ピキッ
「えっ・・・・・・・・・?」
アカメの言葉に教室が北極と化し、クラス全員の視線がのび太たちに集中する。すると静香は震えた声でおそるおそる口を開く。
「それって・・・・・・つまり・・・・・・・のび太さん家には・・・アカメさん、クロメさん、チェルシーさん、レオーネさん、シェーレさん、翼さんが住んでるってこと・・・・!?」
「そうだ。」
「なんだとーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
アカメの言葉にクラス全員が叫んだ。
「なにそれー!?のび太さん、本当なの!?」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
のび太は何とも言えない表情になってしまう。その表情を見てクラス全員が今の話が本当だということを理解する。静香が大声を上げたので、他のクラスからも生徒たちが集まってくる。
「それっていわゆるハーレム状態じゃない!あんたはオットセイか!!!」
(オットセイじゃない、エスパーだ。)
「もうみんな手込みにしたの!?あんなことやこんなこと、出来たらいいなまでしちゃったり!?」
「・・・・・・・・・・・・。」
静香が暴走し始めた。正直こんな静香ちゃんは見たくなかったなとのび太は思った。すると近くで話を聞いていたスネ夫が
「見た目は中の下くらいかと思ってたけど、精力は特上だったわけか・・・・」
そう言いながらスネ夫はアカメたちの所に行くと
「アカメちゃん!クロメちゃん!チェルシーちゃん!翼ちゃん!」
「『「『???』」』」
「・・・・・もうされちゃった?」
「『「『???』」』」
スネ夫が何を言っているのか分からず、首を傾げるアカメたち。するとスネ夫はアカメたちの耳元へと口を近付けた。
「のび太と裸であーしたりこーしたりするような、えっちなこと。」
(スネ夫・・・お前、耳元で話してる意味が全くないくらい声がでかいぞ・・・・。)
「『「『///////////////////////』」』」
スネ夫の質問に何故かアカメ、クロメ、チェルシー、翼は顔を赤目らめる。
のび太の結婚相手は?
-
アカメ
-
クロメ
-
チェルシー
-
シェーレ
-
レオーネ