街の中央広場が騒い。また公開処刑かと見に行くと、
「こ・・・・これは・・・・・。」
看板に書いてある内容に驚く国民たち。
「何て書いてあるんだろ?」
字が読めず困り果てるのび太。するとドラえもんはポケットに手をいれると、
「ほんやくコンニャク!!」
こんにゃくを食べ終わると、看板に目を向ける。
「反乱分子、マインの公開処刑・・・!!」
「なんだって!!」
その夜:
「助けに行くとかバカなこといわないでよのび太。」
「???」
チェルシーに釘を刺されるのび太。
「救出なんて絶対無理!だって高札によると待ち構えている処刑担当は・・・・エスデスとブドー。最強最悪の組み合わせ。」
「・・・・・・・・・・・。」
「100%の死よ。」
「それがどうしたの?」
「えっ?」
「こっちには二十二世紀の科学の結晶、ドラえもんがいるんだぞ!」
のび太の言葉にドラえもんは思わず笑みを浮かべる。
「チェルシー、言った通りだ。みんながなんと言おうと僕たちは行くからね。友達をほってはおけないんだ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「当然、僕もついてくから心配いりません。」
チェルシーはのび太たちを眺めて、不思議に気持ちになる。どうしてここまで絶望的な状況なのにここまで希望を抱いて、前向きになれるのか。自分より年下なのに。ただの世間しらずなのか?
そして勢い良く、アジトのドアを開けると
「!!!」
そこにはアカメが待ち構えていた。
「どこに行く?」
「どこって、マインを助けにじゃないか。」
「これは罠だ。」
「知ってるよ、でも友達をほってはおけないんだ。」
「お前はこの国の人間じゃない、関係ないだろう。」
自分から人を巻き込んでおいて、今更という発言である。
「関係なくなんかないよ!僕達友達だろ?! アカメたちとは身分は違うかもしれないけど、1+1は1より大きいよ! 助け合うのは当たり前じゃないか!!!」
「・・・・・・・・・・・。」
「だからぼくた『わかった』・・・・えっ!?」
「私も行く。」
「・・・・・・・・・・・。」
「力を合わせれば、生還の可能性も増す。」
アカメの言葉に笑みを浮かべるのび太。すると突然アカメの後ろから声がする。
「じゃあ、決まりだ!」
「レオーネさん?」
「と言う訳なんでボス、止めないでよ!」
「誰が止めると言った?」
「ナジェンダさん?」
「この公開処刑が革命軍の指揮を下げるための見せしめだとしたら、それこそ我々が阻止せねばならない。それにマインのパンプキンは最終決戦のさいに必ず必要だ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「ナイトレイド、緊急ミッションだ!マインを救出するぞ!」
のび太の結婚相手は?
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静香
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ジャイ子
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梨華
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なつみ
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その他