次の日。何故か朝早く目が覚めるのび太。
「はあーーーーーーーーーーっ。」
あくびをしながら上半身を起こすのび太。すると
「あっ、のび太。おはよう。」
隣で寝ていたチェルシーが目を覚ます。
「うーーーーーーん!」
腕を伸ばしながら上半身をおこすチェルシー。
「あっ、おはよう・・・・・ん?」
するとのび太にある異変が起こる。何故か彼の目にはウェデイグドレスに身を包んだチェルシーの姿が映し出される。
「////なっ!!!!???////」
「どうかした?」
そんな彼を心配そうな顔で見つめてくるチェルシー。
「//// あ・・・・・・あ・・・・・/////」
顔を近づけてくる彼女にのび太は真っ赤な顔をしながら後ずさる。
「わああああああああああああああ!!!!!」
のび太は慌てて一階へと降りていった。
「???」
その様子に残されたチェルシーは唖然とする。
そして二階から慌てて降りて来るのび太。
「おはよう、のび太。」
いつものように朝の挨拶をされる。
「あっ、おはよう・・・・・ア・・・・カメ・・・・?」
するとまた昨日見た夢の光景が頭をよぎる。
「???」
アカメの顔があの夢の中の花嫁の顔と重なり合う。
「////// うっ /////。」
顔を真っ赤にして目を逸らすのび太。
「どうした?」
「///// な、なんでもないよ・・・・・////」
何とか誤魔化す事が出来た。すると
ムニュウ
「???」
いきなり柔らかい感触が顔面に押し当てられる。
「おはよう、のび太。そして今年もよろしく〜♡」
そう言いながら胸をグイグイと押し付けてくる。
「う・・・・・う・・・・・・」
「あれ?」
するとレオーネはあることに気づく。いつもならこの辺で『やめろ』とツッコミが返ってくるはずなのに、今日は違う。それどころか・・・
「おい、のび太?おーーーーーーーーーーーい?」
顔を真っ青にしながら動かなくなっている。
「ありやぁ、窒息してる・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
その光景にレオーネもアカメも驚く。
「あら、どうしたのクロメちゃん?随分、嬉しそうね。」
「何かいいことでもあったのか?」
朝食の時間。何故かウキウキ気分でいるクロメに玉子とのび助は声をかけた。
「うん、昨日結婚式の夢をみたの!!」
(うっ!?)
クロメの発言に思わず食べていた物を喉に詰まらせるのび太。
「まあ!結婚式!?」
「それってもしかして正夢かもしれないな!」
玉子とのび助の発言にクロメは
「もちろん正夢だよ、ね?のび太。」
「////えっ?な、な、何で僕に聞くの?/////」
「だって私とのび太の結婚式だったんだもん♡」
そう言いながら嬉しそうにのび太に抱きつくクロメ。しかし
「正夢じゃないよ!だって私だって見たもん、結婚式の夢!!!」
「あっ、私も私も。」
「私も見た。」
「私もだ。」
「すいません、私も・・・・。」
翼、レオーネ、チェルシー、アカメ、シェーレは真っ向からクロメの意見を否定する。
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ