部屋で勉強をしていると
トントン
「???」
ノックが聞こえ、部屋のドアを開けると
「『「『「・・・・・・・・・・・・・。」』」』」
「あれ?みんな、どうしたの?」
部屋の前に何故かアカメたちが立っている。
「のび太・・・・・・」
何かいつもと様子がおかしい。アカメたちがこんな寂しそうな顔してるなんて何かあっただろうか?
「・・・・・・とにかく中に入って。」
「・・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・どうしたのアカメ、そんな顔して?」
「・・・・・・・・・・・。」
訳を聞いたが、何故か黙りを決めるアカメ。
「みんなも。何か、あったの?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
そしてアカメと同じ行動をとるチェルシーたち。
しばらくすると
「のび太・・・・・」
ようやくクロメが口を開く。その目からは次々と涙がこぼれ落ちている。アカメとシェーレも今にも泣き出しそうに潤んだ目をぎゅっと細めていた。チェルシーとレオーネは顔を赤くしながら気まずそうな態度を取っていた。
「・・・・・・のび太、お願い・・・」
「???」
「もう、あんなことしないから・・・私のこと、嫌いにならないで・・・・お願い・・・・。」
クロメは泣きながら必死に訴える。
「・・・・あんなこと?」
「この頃ずっと、私のことよそよそしく避けてる・・・・・・」
「???」
話が良く分からず混乱するのび太。するとチェルシー、レオーネ、シェーレたちも
「武やスネ夫、静香とは普通に話しているのに、私たちが話しかけても目も合わせてくれないし・・・・!」
「あ、あんなことしたのは私たちだから・・・・私たちのこと、軽蔑されても仕方ないとは分かってる・・・・でも」
「でも、もう二度とあんなことしませんから・・・・その・・・・」
口を開く。
「お願い・・・・のび太に嫌われたら、私・・・・・!!」
シクシクと涙を流しながら泣くクロメ。
「・・・・・いや、別にみんなのこと避けてないし、そもそも1ミリも嫌ってなんかないけど・・・・」
「え・・・・?」
のび太の言葉に全員驚く。
「で、でも・・・・じゃあ何で、あんまり目も合わせてくれなかったんですか・・・・・?」
「い、いやそれは・・・・その・・・・・」
「・・・・・・やっぱり怒ってるんだな・・・・・お前は、優しいからはっきり言わないだけで・・・・」
「ち、違うって!別に怒ってなんか居ないってば!」
「じゃ、じゃあ、どうしてあんなに素っ気無い態度だったの?全然目も合わせてくれないし・・・・私、すごく不安で・・・・・・」
「そ、それは・・・・だから、その・・・・・」
気まずそうに顔を赤らめるのび太。
「・・・・・違うんだよ、みんな。変な誤解をさせてたならごめん。」
「『「『???』」』」
こうなっては仕方がない。少々危険だが、『正直に全てを話そう』、のび太はそう思った。
「初夢って知ってる?」
「え・・・・あ、ああ・・・・・新年になって最初にみる夢。その年の吉凶を占おうとする夢占の一種。」
のび太は夢で見たことを話した。内容が結婚式だったこと、花嫁が誰だが分からなかったことを全て彼女たちに。
「その時から妙にみんなのこと、意識しちゃってさ・・・・」
「『「『・・・・・・・・・・・・・・・』」』」
「・・・・その、みんながあんまりにも可愛いから・・・・何か気恥ずかしくて、まともに顔が見れなかっただけなんだけど・・・・」
「『「『・・・・・・・・・・・・・・・え?』」』」
さっきまで泣きそうだったみんなの瞳が、これでもかってくらいに丸くなる。そしてゆっくりと口元に手を当てながら、首からどんどんと赤く染まっていく。
「//// そ、それって・・・・・・/////」
「/////え・・・?え・・・もしかして、私たち・・・?///////」
「・・・ああ、言いづらいけど・・・・」
「『「『///////・・・・・・・・・・・・・・・////////』」』」
この後、しばらく気まずい空気が部屋中を支配していた。
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ