プロローグ
「おっはよう、のび太さん!」
いつも以上に元気良く挨拶をする静香。実は昨日美容院に行ってきた彼女。髪型を変え、つけ爪をし、リップクリームを塗り、イメチェンした彼女にのび太はのんびりと視線を向ける。
「ああ・・・・・・おはよう静香ちゃん。」
それだけ言うと再び机で眠りにつくのび太。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
その反応に彼女は呆然と立ち尽くす。
(あれ?何で?何で気づかないの?)
普通なら即気づくのにまさかのスルー。
そしてお昼、食堂で定食を食べるのび太。そこへ静香が自分のトレイを持ちながら彼の向かい側の席に座る。
「ねえ、のび太さん!」
「なに?」
「今日の私、いつもと違うと思わない?」
そう言いながらさりげなく髪を触ったり、つけ爪を前に出す静香。
「あっ!?」
のび太は何かに気づいたのか声をあげる。
(やっと気づいた!!)
ようやく肩の荷が降りる静香。
「静香ちゃん!」
するとのび太はゆっくりと静香に近づく。
「////// な、なに?のび太さん・・・・・///////」
彼の真剣な表情に内心ドキドキする静香。
「口に海苔付いてる。」
「へっ?」
それだけ言うと、のび太は自分のトレイを持って食堂を後にした。
そして数分後。
「ねえ、のび太さん!」
「えっ?静香ちゃん?」
突然声をかけられ、驚くのび太。
「今日の私、いつもと違うと思わない?」
静香の質問に少し戸惑うのび太。
「うん、いつもと違うね。なんというか・・・・・・大胆・・・・」
「大胆・・・・・・?」
のび太の言葉に静香は首を傾げる。
「静香ちゃん。」
「何、のび太さん?」
ジト目で静香を睨むのび太。
「ここ男子更衣室。」
「//// へっ?/////」
我に帰り自分が今何処にいるのか確認する静香。周りには上半身裸やパンイチの男子生徒たちが静香に視線を向けながら固まっている。
「はあ〜っ。」
重なる失敗にため息をつく静香。好きな異性に強引にアプローチするも失敗。何か他に良い手はないものかと考える。
「???」
すると静香は下駄箱から落ちた大量のラブレターを拾うシェーレの姿を発見する。
「ラブレターか・・・・・私も書こうかな・・・・・・・」
そうすれば彼も少しは振り向いてくれるかもしれない。でも
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
自分は渡すよりも貰いたい。貰ってみたい。乙女なら人生で一度は貰ってみたい。もっと出来るなら好きな男子から。そんな願いが彼女に頭の中を駆け巡る。
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ