ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第五章:同性愛を斬る

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

静香は目をパチパチと瞬かせる。

 

「分かった?」

 

「///// ・・・・・・・・・・・・//////」

 

静香の顔が段々と赤くなってくる。

 

(こういう時、なんて声をかけたらいいんだろう・・・・・)

 

「///// ふぇぇ・・・・・・・・//////」

 

整った顔は、あわあわと崩れていく。

 

「/////源先輩!!私のことかわいいって本当ですか!?/////」

 

「///// あの・・・・・・その・・・・・・/////」

 

「////// うれしいです先輩!!/////」

 

「///// ひゃっ!?/////」

 

少女は映画のラストシーンのように、静香に飛んで抱き付いた。

 

「///// 大好きです源先輩!!/////」

 

「///// え・・・・え・・・・?/////」

 

告白とはこうあるべきだ。手紙で、ましてや人の力を借りて渡すのでは、本当の自分の気持ちなんて伝わりっこない。

 

「////// 好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き好きーーーーーーーーーーっ!!!!!!//////」

 

「/////ちょ、ちょっと、やんっ・・・・・もぅ、落ち着きなさいっ!//////」

 

静香の控えめの胸にぐりぐりと顔を押し付ける少女。自ら手紙を渡せないほど内気だった少女とは思えない変貌ぶりだ。その光景にのび太は

 

「可憐な乙女同士が絡み合う様は・・・・実に面白い・・・・・・」

 

呑気に感想を述べる。

 

「/////何バカなこと言ってるの!ニヤついてないで助けてよ!//////」

 

野次馬の男達も、乙女達の絡み合いに目が離せない様子だった。

 

「さっき静香ちゃんが自分で言ったじゃない。」

 

「///////あふっ・・・・・やん、何を・・・・・?///////」

 

「まず自分自身で決めて、そして誠意を持ってしっかり返事をしなさいと。」

 

「////// でもそれは・・・・・ひゃんっ、どこ触ってるの!?//////」

 

「////// わたし先輩になら全部あげちゃいますっっ!!//////」

 

「///// いらないわよ〜〜〜〜〜っ!!!////」

 

「めでたしめでたし。さてと、そろそろ帰るか・・・・・・・」

 

それだけ言うとのび太はその場を後にする。

 

「///// ちょっと、のび太さーーーーーーーん!!!!////////」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へえーっ。そんな事があったのか。」

 

居間で今日の出来事をレオーネたちに話すのび太。

 

「静香も大変だな。」

 

「うん、そうだね。」

 

何故か凄く嬉しそうな顔をするアカメとクロメ。その様子にシェーレとレオーネは

 

「よかった。元気が出てなによりです。」

 

「本当、本当。」

 

安心した顔をする。

 

「何が?」

 

「二人とも、さっきまで世界が終わったみたいな顔してたのに。」

 

「////// そ・・・・・・それは・・・・その・・・・・・/////」

 

二人の言葉にアカメは顔を真っ赤にする。クロメはそのままのび太に抱きつくと

 

「そうそう、そんな事あるわけないよ・・・・・・・」

 

心から安心したのかそのままのび太の腕の中で眠りについた。

のび太の結婚相手は?

  • アカメ
  • クロメ
  • チェルシー
  • シェーレ
  • レオーネ

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