「みんなお前のそういう優しい笑顔に惹かれているみたいなんだ。だから私、最近になって良く羨ましいとか、あんな素敵な旦那が出来てよかったねってたくさん言われるようになったんだ。」
「僕ってそこまで有名だったのか・・・・・・・・・・」
「そうだ、もう私たち二人の中を知らない人はいないくらい。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
レオーネは小さくため息をつく。
「だから私、一つ気をつけないといけないことが出来たんだ。」
「???」
すると今度は美人なお姉さんたちに声をかけられる。
「レオーネおはよ〜!ねえねえ、私たちにも旦那さん貸してよ〜!」
「一晩だけでいいからさ〜!」
そんなお姉さんたちのお願いをレオーネは
「ダメ、のび太はもう私の物だ!!」
即答する。
「ぶー!ケチぃ!!いいもん、隙を見て奪っちゃうから♪」
いつの間にかのび太はレンタル可能な商品として認識されていた。
「僕を・・・貸す?」
「違う、お前は人に貸し借りできるような物じゃない。」
レオーネが少しムッとした表情でのび太に言う。
「今みたいに、最近は私をからかうために、私からお前を取ろうとする人がいるんだ。」
「それでレオーネは僕を取られえないに注意してるのか?」
「////当然だろ?のび太を勝手に持っていかれたら、私・・・・・困るし・・・・・・寂しくてどうしたらいいのかわからなくなる・・・・////」
レオーネの声が段々小さくなる。
「う〜ん。でも僕たちまだ結婚もしてないのに・・・。こんな事されたら、困るな・・・。」
「ん〜?まだってことはそのつもりはあるのか?」
「まあね・・・・・。でも僕はレオーネの事嫌いじゃないし・・・・・レオーネさえよければ・・・・」
「////・・・・・・・・・・・・・・。////」
のび太の気持ちにレオーネは頬を赤くしながら固まる。
「それにはまず・・・・・・・・・・・」
のび太は遠くの方に視線を向ける。そしてのび太の視線の先には
「いたぞっレオーネだ!!」
「溜まったツケを払ってくれ!」
「博打で負けた金清算しろ!!」
「兄貴からちょろまかした金返せ!!!」
ガラの悪そうな男たちがこちらに走ってくる。そんな彼らから二人は走って逃げる。
「ギャンブルとお酒を止めてからだね・・・・・・」
「???」
「当然でしょう?子供にはちゃんとした親が必要なんだから。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
「子供には何も背負わせたくない、僕たちみたいに。」
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ