「『「『・・・・・・・・・・・。』」』」
レオーネの言葉で私たちの脳裏にはぱぁっとのび太とのことが次々と思い出されていく。初めて唇を重ねてから、お互いにしてきたこと、求め合ったこと。色々と試したことや、ただただ抱き合っていただけのこととか。胸がきゅんとなりつつも、今の状況を思い出して耳たぶまで熱くなるのを覚えた。
「『「『それは・・・・・・・・・・・。』」』」
私たちは、今までに見たことないくらいの真っ赤な顔で視線を泳がせる。恥ずかしいけれど、考えてみれば恋人同士にとってはとても大事なことだと思った。好きだからこそ、相手を感じていたい、お互いを喜ばせたい、そして繋がりを絆を感じていたい。
「それで、私としては、刺激的なエッチというのが必要なんじゃないかと思ったの。」
「刺激的なのって言われても、よくわかんないよ・・・・?」
「私だって、よく知らないよ・・・・・・。本を読んだり友達から話を聞いたことあるくらいで・・・・・・でもね、よく言うじゃない?普段とは違う格好で迫ってみるといいとかさ。」
「セクシーな服とかコスプレとか?」
「そうそう!」
「う、う〜ん、いつもと違う格好で迫ってみるのかぁ・・・・・・」
私は、とりあえずレオーネの言う通り、のび太が喜んでくれそうなことを考える。いつもと違う格好っていっても、あまり思い浮かばない。コスプレって、看護師とかCAとか・・・・・ってことか?体操服とか水着も・・・・って、なんだか私すごく恥ずかしいことを考えているような・・・・・。
「・・・・・・・とりあえずクリスマスが近い。だからサンタっぽい恰好の服はどうだ?ほら、よく街でプレート持って立ってる女とかいるだろ?真っ赤な服で、白いぽわぽわをつけてて、ミニスカートにブーツを履いて。」
と言いつつ、私の頭に浮かんでいるのはやけに露出度の高いエッチな格好のサンタだった。刺激的な格好と言われたからには多分普通の恰好ではいけないと思って、一生懸命考えてみたが、どうだろ?胸の下が見えたり、ヒールのブーツっていうのはちょっとやり過ぎかな・・・・。でもきっとこんな感じだろう。
「それで、そういう格好で・・・・・・。『のび太、プレゼント持ってきたぞ!』『わあ、アカメがサンタになってやってきた!』『ふふ、かわいいだろ?』『ミニスカートがすごく短くて、なんだか見えちゃいそうだ!』『のび太!そんなところばかり見て、プレゼントはいらないのか?』『でも、どこにもプレゼントがないぞ!?これはどうしたことだ!?』『ふふふ、決まってるだろ?プレゼントはもちろん、わ・た・し・・・・だ♪』『今日はサンタの恰好をしたアカメと・・・・・・。なんて素敵なんだろう。僕はあらためてアカメのことが好きになったよ!』『嬉しい、わたしものび太のこと、大好きだ・・・♪今日はずっと一緒にいよう。』ーーーーってことかなぁと思うんだけど、どうだ・・・?」
私なりに頑張って想像してみたけど。確かにこういうのってたまにはいいかも知れないな。私も楽しい気がするし。
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ