「『「『「ーー全ッ然、ダメ!!!」』」』」
「え、ええ!?」
と、いきなりみんなからダメ出しを食らってしまった。
「アカメ〜、もっと刺激的なことをして盛り上げようっていうのに、それって普通じゃないかな?」
「え、エッチするときはともかく、別に刺激的だとは思わないかなぁ。」
「そうですね・・・・・・。あ、アカメにはすごく似合うと思いますけど。」
「だって、サンタのコスプレなんて普通じゃない。かわいいとは思うけどね。」
「う〜ん、もう少しインパクトが欲しいな。」
みんなに、さっきの私の想像した恰好を伝えられたら、きっとそんなことは言えないに違いない。裏を返せば、私の想像がみんなの想像を超えるエッチなものだったということになるけど。
「それじゃあ、チェルシーはどんなのが刺激的だと思ってるんだ?」
私の言葉でみんなの視線がチェルシーに集中する。
「え、私?わたしはねぇ・・・・・。」
チェルシーは少しの間考える素振りをした後、口を開いた。
「やっぱり、ここは大胆にセクシー下着がいいと思う。」
「『「『「せ、セクシー下着!!??」』」』」
「セクシー下着っていってもただエッチなのはいけないと思うの。そこはオシャレじゃないとね。フリルやレースがいっぱいのベビードールでね、なんとスケスケ!」
「え、だ、だってスケスケだったら、見えちゃうんじゃ・・・・・・」
「しかも、見えそうで見えないのだとなお良しかもね。」
「うん、野比くんもそういうの喜ぶ・・・・・・・・・・」
「えっ、翼ってスケスケの下着とか持ってるのか・・・・!?」
「ち、違うよぉ。ただ、ちらって見えるのがドキドキするって言ってただけで。」
「チラリズムってヤツだね。重要だよ。そんな感じで、いつもと違うそれこそ刺激的な下着で迫れば、さすがののび太もノックアウトじゃないかな?」
「・・・・・・・セクシー下着。」
なんていうか、いいとは思うけど、ちょっと違うというかなんというか・・・・・・・・・・。それよりも、普通に喜びそうなのび太と、妙に似合ってそうな自分の姿が簡単に思い浮かんでしまった。
「あ、チェルシー、今アカメは『意外といいかも』なんて思ってるよ?」
「そ、そうなの、お姉ちゃん?」
「え?いや・・・・それは・・・・・その・・・・・・・・・・。」
と言いつつも、確かにそういうのはいいのかもしれない。セクシーな下着を買うのはちょっと恥ずかしいけれど、のび太が喜んでくれるのならそれもいいかもしれない。
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ