ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第八章:ヘイトレターを斬る

「おい、見たか!?」

 

「見た見た。チェルシーちゃん、とうとうのび太に愛想尽かしたらしいな。」

 

「いい気味だ。」

 

ジャイアンとスネ夫たちは影でクスクス笑いだす。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその放課後。帰り支度をしたのび太が下駄箱を開けると、そこには一通の封筒があった。可愛らしい封筒だった。おまけに良い匂いがする。のび太はゆっくりと封筒を開け、中身を確認する。差出人は・・・・チェルシー!?

 

ー私を付け回したりして、本当に迷惑

 

ー何がしたいのか分からないけど、喧嘩を売っているようにしか見えない

 

ー私をとにかく不幸にしたいというだけなら、今後一切近寄らないで

 

ーもうただただ不愉快。そういう嫌がらせがしたいなら、他でやって

 

ーのび太の顔を見るだけで気持ち悪い、吐き気がする

 

ー今度近づいてきたら、ストーカーとして訴えるから

 

ーチェルシーより

 

 

 

 

 

 

手紙を読み終えたのび太は、その場で呆然とする。ラブレターならぬ、ヘイトレターそんな彼をジャイアンとスネ夫たちは嬉しそうな顔で見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして帰り道。のび太は、チェルシーと会わずに帰宅することにした。

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

「気にすんな。これまでが良すぎたんだよ。」

 

「そう、そう。」

 

そう言いながらのび太の肩にぽんと手を置くジャイアンとスネ夫。

 

「大丈夫。チェルシーちゃんは僕が責任を持って幸せにするから!!」

 

チェルシーに愛想つかされたと思い、のび太を慰める苛めっ子二人。だが結局の所、慰めになっていない。

 

「あっ、そうだ!!家に来ない?新しいゲームソフト買ったんだ!!」

 

「えっ?いいのか!?」

 

「うん!何なら出前でお寿司でも取ろうか!!」

 

「いいのか!?」

 

「勿論!!めでたい時には派手にお祝いしなくっちゃ!!静香ちゃんたちも呼んでさ!」

 

スネ夫は上機嫌である。そんな彼にジャイアンは次々と要求する。

 

「そんじゃ、ピザも頼んでいいか!!??」

 

「勿論!」

 

「俺、前から欲しかったものがあるんだけど・・・・・」

 

「いいよ、いいよ!!遠慮せず何でも好きなものを言いなさい!!」

 

 

 

 

 

 

(そうか・・・・・・。そうだよね・・・・・。)

 

のび太は考える。そうだ。自分には静香がいるんだ。将来静香と結婚し、素敵な家庭を築くんだ。だから別にチェルシーになんと思われようと関係ない。そう、関係ない。関係ない筈・・・・・なのになんだろう、この胸の中のモヤモヤは・・・・?僕は別にチェルシーのことなんて、なんとも想っていない・・・・・はず・・・・・・

のび太の結婚相手は?

  • アカメ
  • クロメ
  • チェルシー
  • シェーレ
  • レオーネ
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