「おい、見たか!?」
「見た見た。チェルシーちゃん、とうとうのび太に愛想尽かしたらしいな。」
「いい気味だ。」
ジャイアンとスネ夫たちは影でクスクス笑いだす。
そしてその放課後。帰り支度をしたのび太が下駄箱を開けると、そこには一通の封筒があった。可愛らしい封筒だった。おまけに良い匂いがする。のび太はゆっくりと封筒を開け、中身を確認する。差出人は・・・・チェルシー!?
ー私を付け回したりして、本当に迷惑
ー何がしたいのか分からないけど、喧嘩を売っているようにしか見えない
ー私をとにかく不幸にしたいというだけなら、今後一切近寄らないで
ーもうただただ不愉快。そういう嫌がらせがしたいなら、他でやって
ーのび太の顔を見るだけで気持ち悪い、吐き気がする
ー今度近づいてきたら、ストーカーとして訴えるから
ーチェルシーより
手紙を読み終えたのび太は、その場で呆然とする。ラブレターならぬ、ヘイトレターそんな彼をジャイアンとスネ夫たちは嬉しそうな顔で見ていた。
そして帰り道。のび太は、チェルシーと会わずに帰宅することにした。
「・・・・・・・・・・・・・。」
「気にすんな。これまでが良すぎたんだよ。」
「そう、そう。」
そう言いながらのび太の肩にぽんと手を置くジャイアンとスネ夫。
「大丈夫。チェルシーちゃんは僕が責任を持って幸せにするから!!」
チェルシーに愛想つかされたと思い、のび太を慰める苛めっ子二人。だが結局の所、慰めになっていない。
「あっ、そうだ!!家に来ない?新しいゲームソフト買ったんだ!!」
「えっ?いいのか!?」
「うん!何なら出前でお寿司でも取ろうか!!」
「いいのか!?」
「勿論!!めでたい時には派手にお祝いしなくっちゃ!!静香ちゃんたちも呼んでさ!」
スネ夫は上機嫌である。そんな彼にジャイアンは次々と要求する。
「そんじゃ、ピザも頼んでいいか!!??」
「勿論!」
「俺、前から欲しかったものがあるんだけど・・・・・」
「いいよ、いいよ!!遠慮せず何でも好きなものを言いなさい!!」
(そうか・・・・・・。そうだよね・・・・・。)
のび太は考える。そうだ。自分には静香がいるんだ。将来静香と結婚し、素敵な家庭を築くんだ。だから別にチェルシーになんと思われようと関係ない。そう、関係ない。関係ない筈・・・・・なのになんだろう、この胸の中のモヤモヤは・・・・?僕は別にチェルシーのことなんて、なんとも想っていない・・・・・はず・・・・・・
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ