ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第十五章:ボリックを斬る

早朝、のび太は散歩に出かけた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

特に行き先も決めず、あてもなく歩き続ける。気がつくとそこは墓場。あたりを見渡していると、墓の前でお祈りをしている子供を発見する。

 

「ローグ・・・?」

 

「!?」

 

それは以前のび太たちが、お世話になっていた家の娘である。

 

「のび太・・・・・お兄ちゃん?」

 

ローグは目を輝かせてのび太に抱きつく。

 

「久しぶり!!」

 

「うん、そうだね。でもどうしてここに?」

 

するとのび太はローグの目の前にある墓に視線を向ける。

 

「これって・・・・・・。」

 

「うん。このお墓は・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その夜、ナイトレイドたちはボリック暗殺任務を受けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「た・・・・大変です!!賊が数名突然中庭に現れて・・・・!」

 

「やはり今晩を選んだがナイトレイド。読み通りだ。」

 

大聖堂で腕を組みながらエスデスは笑みを浮かべる。

 

「な、中庭!?すぐそこではないか!!」

 

ポリックは震えながらエスデスの足にしがみつく。

 

「普段顔を立ててやってる分、デンとしてろ。みっともない。心配せんでも大聖堂をでたりはせん。」

 

メシッ

 

あぐっ!?

 

エスデスはボリックの顔面に蹴りを入れる。

 

「(いくら騒ぎを起こしても、お前たちはボリックを討たなければ負けだろう。)さて、新戦力のお試しといくか!」

 

エスデスの後ろから緑の長髪をした少年が現れた。彼は鎧とマントで身を包み、サングラス状のゴーグルを着用している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これだけ騒ぎを起こしても中から出てこないか・・・・・。」

 

「逃げた可能性は?」

 

「いや、いるよ。」

 

ナジェンダの言葉にレオーネは大聖堂を睨む。

 

「大聖堂から出るこのおぞましい殺気・・・・間違いなくエスデス、こっちを狩る気満々だ・・・。」

 

「そろそろアカメたちが空から突入してくる時間だぞ、ナジェンダ。」

 

「・・・・・・・・・・(暗殺を成功させるにはエスデス達の注意をこちらに引きつける必要がある、やむを得ん!)

 

スサノオの言葉にナジェンダは覚悟を決める。

 

「プラン変更!!こちらから大聖堂に乗り込むぞ!!」

 

「『了解!!』」

 

ナジェンダの言葉にスサノオとレオーネは頷く。

 

「スサノオ、奥の手の準備はいいな?」

 

「ああ、ナジェンダがキーワードを言うだけで発動するようにしてある。」

 

エスデスの戦いで破損したスサノオはドラえもんのタイム風呂敷でなんとか修復し、今やその力も完全復活している。

 

ダッ

 

レオーネたちは急いで大聖堂に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大聖堂の中は静まり返っていた。周りを見渡しても誰もいない。

 

「ん?」

 

ふと奥のベンチに誰かが座っているが見えた。

 

「お前がボリックか?」

 

ナジェンダはそう言いながら戦闘態勢に入る。

 

「一足遅かったな。奴はもうここにはいない。」

 

「何?」

 

「こんなにも早く再会できるなんて、驚いたぜ。」

 

そう言うと、少年は振り返った。

 

「この声・・・・」

 

スサノオが目を見開く。

 

「まさか・・・・」

 

レオーネの顔が驚きの表情になる。

 

「久しぶりだな、みんな。」

 

「そ・・・そんな・・・。」

 

ナジェンダの顔色が変わる。そこにいたのはボリックではなく、数週間前に殉職したはずのかつての仲間。

のび太の結婚相手は?

  • 静香
  • ジャイ子
  • 梨華
  • なつみ
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