「殺し屋ども・・・・遊びは終りだ。」
ラバックは大剣を取り出す。
「グランシャリオン!!」
グッグッグッ
メキメキ
ラバの体に鎧が自動装着されていく。
「ラバ・・・!!」
その姿はブラートのインクルシオと外見は似ているが、外装は黒く、背中にはジェットのような物がある。
「凄まじい戦闘力を感じる・・・。」
ブドー以上の力をラバから感じ取るレオーネ。
「さあ、覚悟するがいい。帝国に仇なす者たちよ。」
「なぜだ。なぜお前と戦わなきゃならないんだ。イェガーズとの戦いに命さえ投げだし、戦うことの意味を教えてくれたのはラバ・・・・お前じゃないか!!」
「問答無用ッ。」
ラバはナジェンダに飛びかかる。
ドウン
その拳をスサノオが受け止める。
「う・・・お、思い出してくれ、ラバ。私たちのことを・・・ナイトレイドのことを・・・そして私達と一緒に死にもの狂いで戦った日々のことを・・・。」
「フ、もちろん覚えているとも。だがそれがなんだというのだ?」
「何?」
「それはまだ俺がお前たちムシケラと同等の存在だったころの話だ。この地上において最高位の存在『大将軍』になった今・・・・そのような過去の記憶など塵芥に等しい!!」
「・・・・ラ・・・ラバ!!!」
その言葉にナジェンダの頭が真っ白になる。
「ムダだ・・ナジェンダ。」
「スサノオ・・・・。」
「あそこにいるのはもはや俺たちの知っているラバックじゃない。俺たちが倒すべき敵だ!!」
「・・・・・・・・」
「いいかげん目を覚ませナジェンダ!!ラバックはあの時死んだんだ!!」
ナジェンダの頭に今までラバと過ごした日々が蘇る。
その頃、いつもの空き地で目を覚ますのび太。
「・・・・・・・・・・・・。」
昼間の出来事を思い出し、拳を握りしめる。すると
「どうしたの・・・・・?」
目線をあげるとそこには
「・・・・・クロメ。」
彼女は心配そうにのび太の顔を覗き込む。
「何か思いつめた顔をしているけど・・・・。」
「何でもないよ。それよりなんか用?」
のび太は立ち上がり、おしりのゴミをはらった。
「・・・・・・・・・。」
「用がないなら僕は行くよ。」
そう言いながら、のび太は歩き出す。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
カチャ
振り向くと、クロメは銃を持っていた。彼女は銃をのび太に投げ渡す。
「!?」
訳が分からず銃を受け取るのび太。
「ナイトレイドの中でものび太は標的、覚悟して。」
「!?」
するとクロメは腰につけている鞘から刀を引き抜き、刀の先をのび太に向ける。
「帝都からの任務・・・・ううん、命令・・・・のび太今ここで死んでもらう。」
のび太の結婚相手は?
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静香
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ジャイ子
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梨華
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なつみ
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その他