ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第五章:オイルを斬る

のび太は途方に暮れていた。どうすればいいんだ?

 

「・・・・・・・・・。」

 

のび太の手にはオイルの入ったビン。そして、目の前には、水着のトップレスを外し、シートの上にうつ伏せになっているレオーネの姿。レオーネの白い背中が目に飛び込んできて、なんとも言えない気持ちになる。

 

「のび太、早く塗って。」

 

少し照れの入ったレオーネの声。自分でも大胆なことをしている自覚はあるんだと思う。そのうなじが朱色に染まっていた。

 

「ここは室内なんだけど・・・・・」

 

「いいの!こういうのは気分なんだから。」

 

年上の、女の子の素肌が目の前にあって。そこにオイルを塗る。しかも、レオーネは家族で、意識だって、している。だから、緊張しないわけがない。だからと言って、やめようなんて言葉は出てこなかった。何故なら、レオーネは一度言い出したら聞かない。それがよく分かっているからだ。なので、オイルの蓋をあけて、手にオイルをまぶす。そして、

 

「あっ」

 

手のひらにぴとっと吸い付くような肌の触感。背中の中心から背骨にそってゆっくりと手を滑らせる。満遍なくむらにならないように、手のひらを動かす。

 

「んんっ」

 

首筋から肩口へと。優しく、マッサージをするように、オイルを塗りこんでいく。

 

「んはっ」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「あ、んふぅ・・・・・」

 

「へ、変な声出さないでよ。」

 

「だって、上手すぎるんだもん❤」

 

頬を赤くしながら嬉しそうにそんなことを言うのは止めてくれ。ただでさえ、意識してしまってるっていうのに。

 

「・・・・・ねぇ、次はもっと下のほうも・・・・・」

 

「あ、あぁ。」

 

のび太はゆっくりと手の位置を下げていく。背中から腰へと。その部位によって、手のひらに伝わってくる感触が変わる。そして、どの感触も男の肌とは違った感触で、レオーネは女の子で・・・・・・。腰のくぼみからお尻の方へと手を動かす。

 

「あっ」

 

手を動かした勢いで、親指がレオーネのボトムレスの中に入り込んだ。

 

「『・・・・・・・・・。』」

 

なんとも気まずい空気。でも、固まったように手が動かせない。この親指の数センチ先には、つまりレオーネのお尻があるわけで。

 

「『・・・・・・・・・。』」

 

恥ずかしさと、微かな期待と少しの甘さ、そして気まずさ。色んな感情が入り混じった緊張。

 

「のび太のえっち❤」

 

「ご、ごめん!」

 

レオーネの声で、のび太は慌ててその手を離した。

 

「もぅ、のび太ったら、そんなにお姉さんのお尻が触りたかったのか?」

 

レオーネが冗談のように明るい声でそんな風に言ってくる。

 

「い、いや、そういうわけじゃ・・・・・」

 

「じゃあ、のび太はわたしのお尻を触りたくないってこと?」

 

「い、いや、そういうわけでも・・・・・・」

 

「もぅ、どっち?」

 

「どっちって言われても。」

 

回答に困ってしまう。いや、答えなんて決まってるんだけど、それを素直に言うのはなんて言うか恥ずかしいと言うか。

 

「あはは、のび太、困ってる。」

 

「そりゃ、困るだろ。」

 

「でも、のび太の顔を見ればどっちだかわかるもんねー。のび太のエッチ❤」

 

その声は、なぜだかちょっと嬉しそうに響いた。

のび太の結婚相手は?

  • アカメ
  • クロメ
  • チェルシー
  • シェーレ
  • レオーネ
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