ドスッ
レオーネとチェルシーは沢山の荷物を床に置く。
「・・・・これは何だ?」
全員の視線がチェルシーとレオーネに集中する。
「アカメ、今日は何月何日で何の日?」
「8月7日・・・・・・あ!」
アカメたちはあることに気付いた。
「そ、だから特製ケーキを作って、のび太の体調&ゴキゲン回復!!んで、ついでに・・・・」
「ついで?」
「日頃お世話になっているご近所さんたちに恩返しをするんだ!
「『名付けて・・・・B作戦!!の始動をここに宣言スル!!』」
レオーネとチェルシーの目が光り、シェーレとクロメはパチパチと拍手する。
「さーて、やるぞぉ〜!!」
レオーネたちは、大荷物を持って台所に入る。だが
【使用禁止】
台所の至る所に貼ってある張り紙にアカメたちは言葉を失う。
「のび太は私たちが勝手に料理をすると予想し、先手を打った様だな。」
レオーネは荷物をその場に下ろすと、アカメたちに振り返る。
「みんな・・・・これから私達には様々な困難が待っていると思う。だから・・・・この程度の事でひるむなんて許されない・・・・そして・・・今こそ私達の力を人のために使う時だ!」
「火が使えなくても・・・・・・」
全員の視線が電子レンジに向く。
「え?帰る家がない?」
「はい。お屋敷を出て散歩をしていたら、空に飲み込まれて・・・・」
「空?・・・・・・・あ、もしかして・・・・・」
少女の言葉にのび太は思い当たる節があった。時空乱流、それは時空間の乱れが生み出す、ブラックホールのような落とし穴。時間の流れが渦を巻いて乱れる。過去にククルを飲み込み、20世紀の東京に時空移動させた。ドラえもん達が最初にタイムマシンで7万年前に向かう道中で目撃する。飲み込まれた人間は、永久に亜空間をさまようか、運がよければ出口が開いて他の時代に落とされる。ドラえもんは、日本の神隠しや世界中の行方不明事件などは、時空乱流に人間が巻き込まれて消えたのではないかと、実例を挙げて説明している。ということは、目の前の少女は別の時代からやってきた可能性が多い。
「あの・・・・もしよかったら僕の家に来ない?」
「え?」
「いや・・・・別に疚しい事があるわけじゃなくて。君を元いた場所に帰してあげられるかもしれないんだ。」
「・・・・・・・・・・・・。」
そして数分後。
「ここだよ。」
のび太は家に少女を招待した。
「遅くなっちゃった・・・・・・」
お使いをしていたのを思い出し、のび太は玄関のドアノブに手をかける。
ドーーーーーーーーーン!!!!!
その瞬間、家の中から爆発音がする。
「・・・・・・・・・・。」
恐る恐る玄関を開け、中に入ると、電子レンジから黒い煙が、台所の床には割れた皿の破片が、窓にはヒビが、洗濯機から泡沫が、障子には穴が、テレビの画面が割れている。
「・・・・・・・・・・・・。」
目の前の惨状にのび太は真っ白に燃え尽きる。
「あ!のび太!」
アカメたちはのび太に気づき、近づいてくる。そして「せーの」と掛け声と同時に全員が声を揃える。
「『「『「のび太、誕生日おめでとう!!!」』」』」
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ