「『「のび太!誕生日おめでとう!!」』」
クラッカーが部屋中に鳴り響き、部屋中お祝いムードが流れる。そう、今日は年に一度の誕生日なのである。誕生日、それは自分がこの世に生を受けた日。誕生日、それは自分が大人になったと実感する日。誕生日、それは自分が老けたと思い知らされる日。誕生日、それは死へのカウントダウン。そしてそれはこの男にも例外ではない・・・・・・
「はい。私からのプレゼント!」
クロメが嬉しそうにプレゼントを渡してくる。
「ありがとう、クロメ。開けていい?」
「うん、いいよ。」
この表情・・・・・余程プレゼントに自信があるのか?
ガサガサ
クロメのプレゼントを開けて見る。
「これは、寝間着?」
可愛らしいパジャマだった。
「そう、私とお揃いのパジャマだよ!」
クロメは嬉しそうに声を上げた。つまりこれを着て一緒に寝ろと?
「でもサイズが合ってないんじゃ・・・・・・」
「合ってるよ。この間、のび太が寝ている間に測ったから!」
クロメ、それは犯罪だからやめなさい。
「ありがとう、クロメ。」
「うん!」
「何だかずいぶん分厚い包みだな。」
「それはボクからのプレゼント。」
どうやらこれはスネ夫のプレゼントらしい。
「この世にひとつしかない究極の逸品さ。」
イヤな予感。ロクなものが入ってないような気がする。しょうがない、一応開けてみるか。
ガサガサ
スネ夫のプレゼントを開けて見た。
「・・・・・・これ、なに?」
「美しいボクのブロマイド写真100枚セットさ!」
「・・・・・・・・・。」
ガサガサ
燃えるゴミの日にでも出すか。
「これは、誰の?」
次は、大きめのプレゼントだった。
「あ!それ、私の!」
どうやらチェルシーからのプレゼントらしい。
「くっ・・・の、のび太さん・・・・・お、お、大きいだけよ。問題は中身なんだから!」
静香の言葉にチェルシーは、待ってましたと言わんばかりに声をあげる。
「その中身に自信があるんだ。のび太の一番好きな物だもんね♪」
「好きな物?」
ガサガサ
チェルシーのプレゼントを開けて見た。
「え?アルバム?」
嫌な予感がするが、一応中を見ることにした。
「・・・・・中に写真が入ってる?というか・・・・・・写真集か!?」
「『「『「写真集?」』」』」
(こ、これって・・・・・・。チェルシーの水着写真だよね!?待て待て!こっちは透け透けの下着姿ってやつか?は、初めてみたぞ。・・・・・・すごいぞこの胸元・・・・うぉ、・・・・・この水着。サイズあってないよな?・・・・・・・・・・・・うわあ・・・こんどは手ブラだ・・・・・・・こっちは手パンツ・・・・これはけしからん・・・・・。
スネ夫が見たら、鼻血を出して倒れそうな写真ばかりだ。
「あ、ありがとう・・・・・・・」
「うん♪」
のび太の反応にチェルシーは笑みを浮かべた。彼女は嬉しかったのだ。のび太が自分を意識しているということを実感できたのだから。もしこの姿を見られても、『なんだ』といった感じの皮肉しか返ってこなかったら、に泣き寝入りするところである。
「(チェルシー、凄く恥ずかしそうにしてる。僕の為に無理してくれたんだな・・・・・)」
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