ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第六章:入浴剤(前編)を斬る

そして夕方。

 

「これってどんな製品なの?」

 

「えっと、コレはね。開発段階の試作品ということで・・・・」

 

二十二世紀の未来デパートから急に届いたデカい段ボール箱を前に、説明書を読む。

 

「どうやら日本酒の効能に着目した専用の入浴剤を使うことで、今までの整品よりも美肌や温浴効果を高めたもの・・・・・みたい。」

 

「なるほど、これがその入浴剤か。」

 

レオーネが、さっそく箱を開けて中を覗き込む。

 

「そうだね。せっかくだからつかってみようか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてアカメたちは風呂場へと移動する。箱の中から本体を取り出して、のび太は入浴剤を湯の中に入れた。

 

「うーん・・・・それじゃあ、冷めないうち入っちゃおっと。」

 

そう言うと、チェルシーはその場で服を脱ぎ始める。

 

「え?ええっ!?」

 

「なにを慌てている?」

 

「そうそう。今さら下着姿ぐらいでドキドキしないでしょ?」

 

チェルシーだけではなく、アカメやクロメも服を脱ぎ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あの・・・・・・・」

 

呆気に取られていたリンズがおずおずと声をあげる。

 

「リンズも脱いで脱いで!」

 

そんな彼女にレオーネは、声をかけた。

 

「ですが・・・・」

 

「下着なんて形は水着と変わらないって。ほら、一人だけ服着てないでさっさと脱いだ脱いだ!」

 

レオーネの言葉にリンズはのび太に視線を向ける。

 

「じゃ、じゃあ、僕は部屋にもどってるからっ!」

 

のび太は急いで脱衣室へと走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくすると、アカメたちの楽しげな声が聞こえてきた。

 

「ふぅ・・・・・・」

 

のび太は深呼吸した後、部屋に戻ろうとする。だが・・・・・

 

「ねえ、のび太。これ、そっちに置いといてくれる?」

 

「え?うん。わかった・・・・・・ッッッ!?」

 

声のするほうを見れば、少し開いた浴室の扉から手が出て六人分の下着を振っている。

 

「ちょっと、なにしてるの?ほら、早く受け取ってよ。」

 

「いや、でも・・・・・」

 

「受け取ってくれないとお風呂に入れないでしょ?脱衣カゴの中に入れておけばいいから。ほら早くー」

 

突っ立っているわけにもいかず、仕方なくチェルシーから下着を受け取る。

 

「(うわぁ・・・・・ほんのりあったかい。)」

 

手の中にあるアカメたちの脱ぎたてブラとパンツーー。その可愛らしい六人分の布地に、思わず今まで見てきた彼女たちの裸が思い浮かぶ。

 

ブンブン

 

邪な妄想を頭から追い出そうと、のび太は下着から視線を外して浴室のアカメたちに話しかける。

 

「あ、あの・・・・みんな、お湯の感じはどう?」

 

「はぁ〜。すっごくいいぞぉ♪入ったばかりなのに、もう体がポカポカしてすっごくきもちい♪」

 

「そうだね。それにほんのり甘い香りがして、とってもリラックスできそう。」

 

「泡が細かいから肌に優しい感じがする。」

 

「そう言われてみれば肌がスベスベしてきました♪」

 

「気持ちよくて健康にも美容にもいいなんて、はぁぁ!しあわせー♪」

 

 

 

 

 

 

「ねぇねぇ、のび太も一緒に入ろうよー♪」

 

「なっ!?なに言ってるのっ!僕はいいよっ!」

 

クロメの誘いを即答するのび太。

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