ドカーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!
夜中の帝都に響き渡る凄まじい爆発。煙が止むと、そこにあったのは凄まじい大きさと深さの穴。まるで巨大な隕石が落下した後のようだ。周囲の木や花はなぎ倒され、まるで戦場の跡地を見ているようだ。
「何・・・・・これ?」
のび太とクロメは唖然とする。自分たちが作り出してしまったとんでもない兵器に動揺を隠せない。
「でもこれ凄いよ。もの凄い力を感じる。のび太の発想力が強すぎて生まれたとんでもない帝具だよ。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
数時間後、アカメとチェルシーは・・・・・
「ここからはお静かにお願いします。」
「ああ。」
「でも意外ね。あなたみたいな人がレジスタンスに参加しているなんて・・・。」
「私の父は皇帝陛下の教育係だったのですが、大臣に反逆罪の濡れ衣を着せられ。母ともども幽閉されてしまい・・・。」
「そうか。」
「じゃあ、あなたの他にも宮殿内には革命軍の協力者が?」
「はい。反大臣派の官僚を中心にまとまり、密かに革命軍の皆さんと連絡を取り合っています。」
「・・・・・・・・・・・。」
しばらく歩くと、宮殿の裏庭にある建物にたどり着く。
「ここです。」
女性は辺りを見渡した後、扉をノックする。
しーん
だが返事がない。
「どうした?」
「変です。いつもなら、合言葉代わりのノックが返ってくるはずなのに・・・。」
するとドアの隙間から大量の血痕が流れ出る。
「!?」
「下がれ!」
アカメは扉を勢い良く開ける。中にはレジスタンスのメンバーと思える人たちの死体が転がっていた。
「はあ、遅かったね・・・まちかねたぜ。」
『「!?」』
そしてその死体の山に座る一人の男。
「生憎だったな、レジスタンスとやらは全員粛清させてもらったぜ。このシュラ様がな!」
「大臣の息子・・・・。」
「テメエ等がナイトレイドか?少しは楽しませてくれるんだろうな。」
「なんのためにこんなことを・・・・・」
「決まってんだろう?おもしれからだよ!!」
「!?」
「俺は退屈ってやつがだいっきらいでな。」
するとアカメは無言で村雨を構える。
「まずい、逃げろ!」
だが転がっていた死体が膨らみだし、そして爆発した。
ドオーーーーーン
「!?」
目を開けるとそこには
「ラバ!」
嘗ての仲間が現れた。
「また会ったな、ナイトレイド。今度は逃がさん・・・・俺はお前たちを知り尽くしている。お前たちに希望はない。」
すると警備隊がアカメたちを取り囲む。
「それでは・・・アカメ!相手をしてもらおうか。」
「一つだけ・・・・。チェルシーには手を出すな。」
「ふむ・・・いいだろう。」
こうしてアカメ対ラバックの戦いが始まった。
「アカメ、たしかにお前は強い・・・・。」
ラバは血まみれで横たわっているアカメに言い放った。
「だが死んでしまっては、この国を変えることはできんぞ。」
するとラバは仰向けで倒れているアカメの頭部を蹴り飛ばす。蹴るたびにアカメの頭の傷口から血が噴き出す。そしてラバはもう二、三回蹴ると、今度は頭部を何回も踏みつける。
「や・・・・やめて・・・・やめて!!」
「所詮アカメはアカメ。これで終わりだ。」
のび太の結婚相手は?
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