ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第一章:戦いを斬る

「同志たちよ!今日、我々は革命を成功させ、新しい国を作る。悪性を滅ぼし、民が安らかに暮らせる国を自らの手で勝ち取るのだ!!」

 

「『「『「おおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」』」』」

 

ナジェンダと革命軍の叫びが帝都中に響き渡る。

 

 

 

 

 

 

 

その頃、宮殿内

 

「うおおおおお!!!!!」

 

ドオン

 

「当たり!こっちは読み通り手薄だったね。」

 

下準備として掘っていた穴から宮殿内に浸入するナイトレイド。

 

「ラバが作った地図どおりだ。」

 

「良い仕事。」

 

するといきなり兵士たちに囲まれる。

 

「ナイトレイド!」

 

「無駄な殺しは望んでいない。覚悟のない者は去れ!」

 

殺気を込めた目で兵たちに命令するアカメ。だが

 

「引くわけにはいかない!」

 

兵たちは武器を構える。

 

「流石に中を守ってるのは、骨があるか。」

 

「斬るしかありません。」

 

両者互いに武器を構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「のび太くーん!!」

 

「クロメ!!」

 

遠くからドラえもんとサヨが走ってくる。その足は意外と速かった。遠くに見えていた影が大きくなりのび太たちの前に立つ。するとサヨは

 

「のび太・・・・・・・・・・帝都に行くの?」

 

「うん。帝都で何かが起こっているんだ。」

 

「急ごう。」

 

「うん。」

 

「ええ。」

 

帝都へ向かうため、走りだそうとするのび太たち。

 

ロケットを飛ばして

 

帝都へ来て

 

帝国の闇を知って

 

皆と出会った

 

あれからどれぐらい経ったか

 

国が変わることを信じてずっと戦ってきた

 

友達をなくして

 

人を殺しながら

 

あと一歩

 

あと一歩なんだ

 

宝なんて関係ない

 

僕はみんなを守る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカメたちは宮殿の中から外の様子を伺う。

 

「なんだ、ありやあ?」

 

「シコウテイザー?存在してたのね。大臣・・・あんな切り札を隠していたから、いつまでも負けを認めなかったんだ。」

 

「ヤバイってアレは・・・・・・・・でかすぎだって・・・・!!!」

 

「とにかく急ぎましょう!私達の標的を倒す事がアレを止めることに繋がっているかもしれません。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオーン

 

「ふう、何とかたどり着きましたね!」

 

「ああ!」

 

門を破壊し、玉座のある部屋に到着するレオーネたち。

 

「族!」

 

男は悲鳴に近い声を出す。彼はオネスト大臣、幼い皇帝を意のままに操って暴虐のかぎりを尽くす帝都の大臣で、帝国の腐敗の元凶。「ナイトレイド」の最終的な標的である。いつも何かを食べている巨漢だが、相当の切れ者で、後継者争いに乗じて今の皇帝を帝位につけた功績を持っている。

 

「待ちくたびれたぞ、お前たち。」

 

するとそこへ、エスデスが楽しそうに笑みを浮かべながら前に出る。

 

バリッ

 

「!?」

 

突然天井の窓ガラスが割れ、アカメが飛び込んでくる。

 

「目星警護はもういないようだ。」

 

「ターゲット、オネスト大臣。葬る!!!!」

のび太の結婚相手は?

  • 静香
  • ジャイ子
  • 梨華
  • なつみ
  • その他

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