ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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「侵入者だ!ナジェンダさん!」

ラバックの報告に全員が耳を傾ける。

「「「「「「!」」」」」」

「人数と場所は?」

「俺の結界の反応からすると恐らく8人!全員アジト付近まで侵入しています!」

「手強いな、ここを嗅ぎつけてくるとは・・・恐らく異民族の傭兵だろう、仕方ない、緊急出動だ。全員生かして帰すな。」

ゾクッ‼︎

雰囲気が一気に変わった。

「行け!」

ナジエンダの命令でナイトレイド全員が会議室を出て行った。


第四章:ナイトレイドを斬る

三人の傭兵に囲まれている黒髪の少女こと、アカメ。

 

「コイツがここにいるってことは。やはりアジトはこの近くのようだな・・・地道に探したかいがあったぜ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「それにしても可愛い女だな」

 

「殺った後も楽しめそうだ、あまり体に傷をつけるな

 

ヒュン!

 

よー」

 

勝負は一瞬で決まった。アカメは目にも止まらぬ速さで三人を葬った。

 

「あ」

 

「え?」

 

「お前達、敵地で余裕持ちすぎだ・・・。」

 

「そんな・・・速すぎ・・・る・・・。」

 

ゴシャッ

 

二人の傭兵はそのまま倒れる。そして最後の一人は

 

「クソッ!せめて相打ち・・・に・・・?」

 

腰から剣を抜くが、

 

ドクンッ

 

「傷口から呪・・・・・・?毒・・・?」

 

そのまま倒れる。

 

「一撃必殺。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴソゴソ

 

「!?」

 

アカメの後ろで何か物音がした。振り返るとそこには・・・・

 

「広い森だな、迷子になりそう。」

 

「!?」

 

サヨと森に食料を取りに来ていたのび太たち。だが不運にもサヨとはぐれ、アカメと鉢合わせてしまった。アカメは刀を手に、のび太たちに近づいてくる。

 

「な・・・何の用?」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「逃げろ!」

 

逃げようとするが、すぐに回り込まれてしまう。

 

「待ってください!僕たちは決して怪しい者じゃあ、ありません!」

 

「・・・・・・・・・・。」

 

「わあ!話の分かる相手じゃなさそうだ、逃げろ!」

 

逃げようにも、のび太は腰が抜けていて動けない。そんなのび太にアカメは、

 

「葬る!」

 

刀を振り抜こうとした。

 

「危ない!」

 

ドラえもんは四次元ポケットに手を入れる。

 

「手品ステッキ!!」

 

手品ステッキーこのステッキで物を触ると、さまざまなものに変えることができる。

 

ゴン!

 

ステッキはアカメの持っていた日本刀に触れると、刀はたちまち花の束へと姿を変えた。

 

「!?」

 

アカメは目の前で起こったことに驚く。

 

「いまだ!」

 

『「逃げろ!」』

 

アカメを振り切り、そのまま森を抜けようとするのび太たちだったが、

 

 

 

 

 

 

「かなり遠くまで逃げてるわ。アレを撃ちぬくためにはこうして姿をさらすしかないわ。」

 

遠くでのび太たちを監視するツインテール少女こと、マイン。

 

バッ

 

「貰った!」

 

茂みから傭兵が飛び出し、マインを攻撃しようとするが、

 

ジコッ

 

「すいません。」

 

メガネをかけたチャイナ服の女性ことシエーレに真っ二つにされる。

 

「ありがと、シェーレ。ナイスピンチ! このリスクで十分届く!!」

 

マインはパンプキンでのび太たちに狙いをさだめると、

 

ゴウ!!

 

引き金を引いた。

 

「!?」

 

眩しい光がのび太たちに向かって放射される。ドラえもんはもう一度ポケットの中に手を入れる。

 

「ひらりマント!!えーい!」

 

ドラえもんはひらりマントを光に向かって振りかざす。するとどうだろう、マインが放射した光が何故か彼女自身に跳ね返ってきた。

 

「えっ!?なんで!?」

 

ドゴーーーーーーン!!

のび太の結婚相手は?

  • 静香
  • ジャイ子
  • 梨華
  • なつみ
  • その他

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