ラバックの報告に全員が耳を傾ける。
「「「「「「!」」」」」」
「人数と場所は?」
「俺の結界の反応からすると恐らく8人!全員アジト付近まで侵入しています!」
「手強いな、ここを嗅ぎつけてくるとは・・・恐らく異民族の傭兵だろう、仕方ない、緊急出動だ。全員生かして帰すな。」
ゾクッ‼︎
雰囲気が一気に変わった。
「行け!」
ナジエンダの命令でナイトレイド全員が会議室を出て行った。
三人の傭兵に囲まれている黒髪の少女こと、アカメ。
「コイツがここにいるってことは。やはりアジトはこの近くのようだな・・・地道に探したかいがあったぜ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・。」
「それにしても可愛い女だな」
「殺った後も楽しめそうだ、あまり体に傷をつけるな
ヒュン!
よー」
勝負は一瞬で決まった。アカメは目にも止まらぬ速さで三人を葬った。
「あ」
「え?」
「お前達、敵地で余裕持ちすぎだ・・・。」
「そんな・・・速すぎ・・・る・・・。」
ゴシャッ
二人の傭兵はそのまま倒れる。そして最後の一人は
「クソッ!せめて相打ち・・・に・・・?」
腰から剣を抜くが、
ドクンッ
「傷口から呪・・・・・・?毒・・・?」
そのまま倒れる。
「一撃必殺。」
ゴソゴソ
「!?」
アカメの後ろで何か物音がした。振り返るとそこには・・・・
「広い森だな、迷子になりそう。」
「!?」
サヨと森に食料を取りに来ていたのび太たち。だが不運にもサヨとはぐれ、アカメと鉢合わせてしまった。アカメは刀を手に、のび太たちに近づいてくる。
「な・・・何の用?」
「・・・・・・・・・。」
「逃げろ!」
逃げようとするが、すぐに回り込まれてしまう。
「待ってください!僕たちは決して怪しい者じゃあ、ありません!」
「・・・・・・・・・・。」
「わあ!話の分かる相手じゃなさそうだ、逃げろ!」
逃げようにも、のび太は腰が抜けていて動けない。そんなのび太にアカメは、
「葬る!」
刀を振り抜こうとした。
「危ない!」
ドラえもんは四次元ポケットに手を入れる。
「手品ステッキ!!」
手品ステッキーこのステッキで物を触ると、さまざまなものに変えることができる。
ゴン!
ステッキはアカメの持っていた日本刀に触れると、刀はたちまち花の束へと姿を変えた。
「!?」
アカメは目の前で起こったことに驚く。
「いまだ!」
『「逃げろ!」』
アカメを振り切り、そのまま森を抜けようとするのび太たちだったが、
「かなり遠くまで逃げてるわ。アレを撃ちぬくためにはこうして姿をさらすしかないわ。」
遠くでのび太たちを監視するツインテール少女こと、マイン。
バッ
「貰った!」
茂みから傭兵が飛び出し、マインを攻撃しようとするが、
ジコッ
「すいません。」
メガネをかけたチャイナ服の女性ことシエーレに真っ二つにされる。
「ありがと、シェーレ。ナイスピンチ! このリスクで十分届く!!」
マインはパンプキンでのび太たちに狙いをさだめると、
ゴウ!!
引き金を引いた。
「!?」
眩しい光がのび太たちに向かって放射される。ドラえもんはもう一度ポケットの中に手を入れる。
「ひらりマント!!えーい!」
ドラえもんはひらりマントを光に向かって振りかざす。するとどうだろう、マインが放射した光が何故か彼女自身に跳ね返ってきた。
「えっ!?なんで!?」
ドゴーーーーーーン!!
のび太の結婚相手は?
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静香
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ジャイ子
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梨華
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なつみ
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その他