ドラえもん のび太のアカメが斬る!   作:雛月 加代

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第二章:望みを斬る

「ん?」

 

街の中を歩くアカメたち。

 

「何かが近づいてくるぞ!!」

 

プップー!!

 

「『「わああああ!!」』」

 

すると一台の車がアカメたちの背後から現れる。アカメたちは急いで近くにあった電信柱に登る。

 

「何だ、あれ?」

 

「新型の危険種か?」

 

車が通りすぎると、アカメたちは電信柱から降りる。

 

「皆さん、気を引き締めてください。ここは危険種の巣窟かもしれない。」

 

シェーレの言葉に全員が頷く。するとまた背後から

 

ブッブー!!!

 

ごんどはトラックが現れる。

 

「『「わああああ!!」』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グウ〜

 

「腹減ったな。何か食べようぜ!」

 

「ん?」

 

するとアカメたちは商店街のスーパーの前に立ち止まる。

 

「何だろう、この建物?」

 

「入ってみようぜ!」

 

五人はスーパーの入り口に入ろうと足を踏み入れ・・・

 

ドン!!

 

自動ドアに顔をぶつける。

 

「痛いいいいいい!!」

 

「何これ?隠し扉?」

 

 

 

 

 

 

 

そしてなんとか中に入ったアカメたちだが

 

「気のせいでしょうか・・・?私たち注目されてるみたいです。」

 

スーパーの中に入るなり、アカメたちに皆の視線が集まる。

 

「私たちの服装が変なのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

「!?」

 

するとアカメはいきなり走り出す。

 

「お姉ちゃん!?」

 

「アカメちゃん!?」

 

チェルシーたちは急いでアカメを追う。そしてしばらく走るとアカメは立ち止まる。

 

「アカメ、どうしたんですか?」

 

アカメは周りをキョロキョロ見渡す。

 

「今、のび太がいた。」

 

「『「!?」』」

 

アカメの発言にレオーネたちは驚く。

 

「まさか・・・・・気のせいじゃない。」

 

「・・・・・・・・そ・・・そうだな。その通りだ。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「すまなかった、みんな・・・。」

 

そのままアカメは暗い顔をして黙り込む。

 

「でももし本当なら、ここはのび太たちの星、地球ってことになるよね。」

 

「嘘、私たちそんな遠くに来ちゃったの・・・・。」

 

すると落ち込んでいるアカメにクロメは

 

「お姉ちゃん!」

 

「何だ?」

 

「探そうよ、のび太とドラえもんを!!」

 

「???」

 

「人違いだったかもしれいけど、もしかしたらってこともあるし・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「それに・・・・・」

 

「???」

 

「私、のび太に会いたい。ドラえもんにも。お姉ちゃんもそうでしょう?」

 

「・・・・ああ。」

 

その言葉に全員が頷く。

 

「なら決まりだ!まだ近くにいるかもしれない。手分けして探そう!」

 

「『「おお!!!」』」

 

するといきなり後ろで声がする。

 

「もしもし?」

 

振り向くとそこには警備員たちが立っていた。

 

「ちょっと、事務室まで来てくれるかな?」

 

「不味い。」

 

アカメたちは瞬時に悟ったこの男たちはおそらく警備隊。捕まれば牢獄の中だということに。

 

「くっ!!!」

 

アカメたちは急いで逃げ出した。

 

「こら、待ちなさい!!」

 

警備員たちは急いでアカメたちの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数十分後、

 

「しまった、みんなと逸れてしまった。」

 

アカメは誤ってスーパーの外に出てしまった。不味い、とりあえずさっきの建物でみんなと合流・・・

 

「痛い!!!もうジャイアンったらすぐ殴るんだから・・・。」

 

「???」

 

すると後ろで声がした。振り向くとそこには三人の少年たちが言い争いをしていた。一人は大柄でガキ大将っぽい、もう一人の少年はキツネ顏、最後の一人は赤と黄色の帽子をかぶっている。

 

「これは愛の鞭、俺様の愛の鞭だ。ありがたいと思え!この、この、この。」

 

ジャイアンは帽子をかぶった少年をポカポカ殴り出す。

 

「やめてよ、ジャイアン。僕たちはただ夏休みのことを話していただけなんだから。」

 

「なに?夏休みだって?スネ夫のくせに夏休みの事なんて生意気だ!」

 

そういうとジャイアンはスネ夫に飛びかかる。

 

「『助けて〜!!!!!!!!」』

 

スネ夫たちはアカメの方に逃げていく。

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

スネ夫たちは急いでアカメの後ろに隠れる。

 

「俺様は今機嫌が悪いんだ、どけ!!!」

 

そういうと今度はアカメに飛びかかるが

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

アカメはヒラリと交わすとジャイアンをそのまま投げ飛ばす。

 

ドン!!

 

後ろで見ていた二人は唖然とする。

 

「この!!!」

 

ジャイアンは立ち上がると再び襲いかかる。

 

アカメは襲いかかってくる勢いを利用してカウンター(右ストレート)を顔面に叩きこむ。

 

ドン!!

 

ジャイアンはその場に倒れ、気を失う。

 

「わあ!!」

 

「ス・・・・スゴイ!!」

 

ジャイアンが延びていることに驚くスネ夫。

 

「ありがとう、たすけて・・・・あれ?」

 

スネ夫が振り向くと、そこにアカメの姿はなかった。残されたのは気絶したジャイアンと二人の少年だけであった。

のび太の結婚相手は?

  • 静香
  • ジャイ子
  • 梨華
  • なつみ
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