「すー、すー。」
部屋の中でいつも通り昼寝をするのび太。すると部屋の襖が開く。
「のび太。」
ユサユサ
誰かが体を揺さぶる。
「???」
目を開けると
「じゃ〜ん!」
クロメがいた。しかも私服ではなく、水着で。
「・・・・・・・・・。」
「部屋水着〜」
クロメがくるりと回って腰に巻かれたパレオをなびかせた。
「・・・・なんで、僕の部屋で水着・・・・?」
「のび太が喜ぶと思って。」
「いえ、喜びません・・・・。っていうか、なんか沸いてんの。」
「せっかく、見せにきたのにー」
のび太の回答にクロメはブーたれる。
「残念ですが結構です。帰ってください。」
昼寝の最中に起こされてのび太は御機嫌斜めである。
「明日が楽しみだねえ。」
「そうですね・・・・。では、お休みなさい。」
明日はみんなで海に行く事になっている。その準備として、現在ドラえもんのきせかえカメラでクロメたちは水着を試着中である。
「のび太はどんな水着を着るの?見せて見せてっ。」
「だから眠たいんんだって。少しは僕の話を聞いてくださいよ・・・・うう・・・」
現在シェーレはドラえもんと一緒に買い物に出かけていていない。のび太は再び夢の中に入ろうと目を閉じたが
「のび太・・・・」
ユサユサ
「???」
目を開けるとそこには
「////// 私も着てきた・・・・///////」
そこには赤いビキニを着て恥ずかしそうにポーズをとるアカメがいた。
「(もうヤダ。この姉妹。)僕に見せに来てどうなるんだよ。」
「のび太が喜ぶと思って・・・・。」
流石は姉妹。考えることは同じなんだな。
「ほら、お姉ちゃんだってこんなに大胆。」
「いや、だから、喜びませんって・・・・」
「/////// これはっ、レオーネが見立ててくれただけだ。大胆さでいったら、レオーネやチェルシーの方がもっともっとすごいんだぞ!////////」
「凄い・・・・?」
その言葉を聞いてのび太は寒気がする。
「のーびたっ。」
ビクッ
予想通り後ろで声がした。振り向くそこには
「のび太は私とチェルシーどっちの水着が好みかな?」
「おー、それは聞いてみたいねぇ。」
大胆なビキニを身につけたレオーネとチェルシーが迫ってくる。
「・・・・・・・・・・。」
「さあ。」
ずいっ
「どーっちだ。」
大胆にもその豊かな胸を押し付けてくる。
「・・・・・・・・・・。」
のび太は目を閉じ、再び夢の世界に入ろうとする。
「あっ、逃げた!!」
クロメは畳んであったのび太の水着を眺める。デザインからして去年使っていた物のようだ。だが去年着ていた物が今年着れるとは限らない。
「のび太も着て見てよ!」
「何で?やだよ!」
クロメの願いを即答するのび太。
「ちゃんと試着しないと、後で困るぞ。」
「つーーん。」
アカメの忠告を無視し、横になるのび太。
「・・・・・・・・・・・。」
するとアカメはのび太に近づき着ていたシャッを剥ぎ取る。
「なっ・・・・何だ!何すんだ!」
「チェルシー、クロメ。おさえて!」
「オッケー。」
「うん。」
「お!なんだか面白そうだな。」
アカメの指示でチェルシーとクロメはのび太の体を押さえつける。そしてアカメとレオーネはのび太からズボンを剥ぎ取ると、今度はパンツに手をつける。すると
「『「お邪魔しまーす!!」』」
部屋の襖が開き、ジャイアン、スネ夫、出木杉が姿を現す。
「!?」
「『!!!!!」』
パンイチののび太が四人の水着美女に襲われている光景にジャイアンたちは唖然とする。
のび太の結婚相手は?
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静香
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ジャイ子
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梨華
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なつみ
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その他