「のび太・・・・」
「ん・・・?」
「アカメ、起きたの?」
「すまない・・・・私のせいで。」
そろそろお昼でも、と準備しかけたところで、しゅんと小さくなったアカメがやってきた。
「ちなみに、どのあたりから意識がなかったの?」
「・・・・・先生が教科書を読み始めたのは、覚えているのだが・・・・寝たらダメだ、寝たらダメだって思って・・・・・・・気付いたら、チャイムが鳴っていた。」
「・・・・・うん、何となくわかった。」
一応、睡魔と戦おうとしていたらしいので、これ以上は何も言うまい。
「頑張るのはいいけど、夜はちゃんと寝ようね?」
「ああ・・・・ホントにすまなかった。」
そして夕食、
「アカメ、今日も食べないの?」
「なんか部屋でやることがあるんだって・・・・・。」
アカメが夕食を食べないなんて天変地異の前触れだ。それ故、みんなアカメの事を気にかけている。
「夕食だけでも、部屋に持って行ってあげよう。」
「あっ、私が行くよ!」
夕食を即食べ終えたクロメが名乗りを上げた。クロメは夕食が乗ったトレイを受け取ると階段を登っていく。クロメはキョロキョロと辺りを見渡すと
コンコン
「・・・・・・・・・・・・・。」
「お姉ちゃん、私だよ!」
「・・・・・・・入れ・・・・。」
カチャ
クロメは夕食の乗ったトレイを持ちながら部屋へと入っていった。
「アカメ、本当に大丈夫かな。」
するとソファーに座っていたレオーネが口を開いた。
「ここはのび太にコッソリアカメの様子を見て来てもらおうかなーっ。」
ブーッ
のび太は飲んでいたコーヒーを吐き出す。
「な、何で僕が!?」
すると全員の視線がのび太に集中する。
「何でって、婚約者のお前以外に誰が適任だって言うんだよ。」
レオーネのもっともらしい言い分に反論出来ないのび太。
「それは言えてる。」
「そうだよね〜。」
「のび太、お願いします。」
ドラえもんたちは目をウルウルさせながら迫ってくる。
「・・・・・・・・・・・・。」
そんな光景にのび太はため息をつくと
(アカメ大丈夫かな。体壊さなきゃいいけど・・・・)
のび太はアカメの部屋の前までやってくる。
(勉強してるのかな?)
そう思いながら借りてきた通り抜けフープをドアにつける。
シュン
「アカメ、あんまり無理すると体に・・・・」
そう言いながらのび太はアカメの部屋に入る。すると
「!?」
「!?」
のび太は唖然とする。部屋の中ではアカメとクロメが抱き合っていた。しかも顔の位置があと一ミリという距離で唇同士が接触するというものだった。
「///// !? /////」
二人ものび太に気づき、一瞬で距離をとった。
「お邪魔しました。」
そう言うと、のび太は即部屋から退散した。
のび太の結婚相手は?
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アカメ
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クロメ
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チェルシー
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シェーレ
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レオーネ