夕焼けに誓う幼馴染達   作:椿姫

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今回の話の○○に入る言葉は学生であれば誰もが1回はやった事のある事だと思いますね……

では12話になります



第12話「ひまりの○○…」

今僕たちはSPACEで夏フェスに向けて練習している。(僕は楽器のチューニングとか弦の張替えとかだけどね)みんな生き生きしていて良い。だけど僕の発した言葉によって1人固まることとなる。

 

「あ、そう言えばそろそろ中間テストだね?みんな勉強の方は大丈夫?」

 

休憩しているみんなに僕がそう聞くと、

 

「アタシは大丈夫だぜ?」

 

「私も勉強はしてるから大丈夫だよ」

 

「だいじょーぶー。モカちゃんは出来る子なのだー」

 

「そういえばモカは授業中いっつも寝てばっかりなのに赤点とった事はないよなー?何でだ?」

 

「あ、それは僕も気になるな。何で?」

 

僕と巴が聞くとモカは、ふっふっふー、トモちんとマー君には秘密だよぉ〜と言って話さなかった。ヤベー気になる…そんなことを思っていると蘭が口を開く。

 

「あのさ雄天…」

 

「ん?どうしたの蘭?」

 

蘭は顔を赤らめながら

 

「あたし、授業あんまり出てないから、べ、勉強教えて欲しい…」

 

と言ってきた。

 

「それなら全然構わないよ?」

 

そう言うと蘭は「あ、ありがと…」と言っていた。小声だったけどなんとか聞き取れた。

 

「流石ユウだな。中等部の頃から成績トップだったからなぁ〜」

 

巴がそう言うと便乗してモカも話に乗ってきた。

 

「そう言えばマー君中等部の頃先生の間違い指摘したら先生に、「俺の授業に文句があるならお前が授業しろ!!」って言われて授業させたら先生よりめちゃめちゃわかりやすくて先生顔真っ青にさせた事あったよね〜?懐かしいなぁ〜」

 

「ちょ!?モカ!?その話は忘れてよ!?」

 

モカがあの話を持ってくるなんて思わなかった。しかもあの後先生僕に泣きながら謝罪して来たんだよ!?罪悪感でいっぱいだったよ!?は、話しを戻さないと…

 

「ま、これで蘭の方はどうにかなるな。問題は…」

 

僕がチラッと目をやると忍び足で練習所から抜けようとしているひまりがいた。

 

「・・ひまり?どこに行こうとしてるのかな?」

 

僕がひまりに言うとひまりはその場で硬直した。

 

「まさかとは思うけど…」

 

「い、いや、いやだなぁゆうま、飲み物買って来るだけだよ?どこにもいかn」

 

「だったらその手に持ってる英語の教科書とノートのことを説明してもらえる?懇切丁寧に、ね?」

 

「ゆ、ゆうま?顔が笑ってるのにすっごい怖いんだけど…?」

 

ひまりは顔が引き攣り僕以外は若干青ざめていた…

 

 

ーひまり説明中ー

 

話を聞いて理解した。

 

「赤点があるなら最初からそう言えばいいのに…」

 

「だってぇ、言い出せなかったんだもん…」

 

あの後ひまりのテストのことを聞く。前回ギリギリで赤点回避してたが、それでも赤点がいくつかあり、英語が特に酷かった。これは、ヤバイな。夏フェスも大事だけどこれはまじで。ひまりに怒ることは滅多に無いけど今回ばかりは流石に無理だ。僕はひまりに言い放つ。

 

「ひまり、テストに向けて今から勉強するよ?あ、勿論拒否権ないからね?」

 

「は、はい…」

 

そんな理由でテストまで1週間。ひまりの勉強を見ることになったのだった。

これより、ひまり赤点脱出作戦を実行する!!

 

 

 

 

…作戦を実行して今日で7日たった。テストは明日だ。基礎はこれでもかと言うくらい叩き込んだ。ひまりは今死んだ魚の様な目をしていた。例えるなら白髪天パの某万事屋みたいな感じになってた。僕はそんなひまりにノートを渡す。

 

「ひまり、これにはひまりの苦手な要点をたっぷりと書き込んである。しっかりやれば赤点なんて無いよ。頑張ってね。」

 

そう言うとひまりは「ハイアタシガンバリマス」と片言で言っていた。蘭にも一般教養と苦手なとこを中心に勉強を手伝ったから大丈夫だろう。

 

「ね、ねぇ雄天?」

 

蘭が僕に話しかけてきた。

 

「どうしたの?」

 

「ひまりは大丈夫なの?」

 

ひまりの方を見て言う。

 

「大丈夫。」

 

「は、はぁ…だったらいいんだけど…」

 

そんな理由で明日、中間テストが始まるのだった。

 

 

 

ーテスト終了後ー

 

「んんん、終わったあぁ」

 

ひまりが声を上げる。そして僕の方に駆け寄る

 

「ゆーうま!ゆうまのおかげで今回は赤点ゼロいけるかもー」

 

「だったら僕も教えた甲斐があったってもんだよ」

 

 

ー翌日、教室にてー

 

蘭side

 

「ううぅ…何でぇ……」

 

「ひまり、それは僕のセリフだよ?」

 

雄天達のクラスに放課後行ってみたら雄天とひまりが机に突っ伏してた。あたしは雄天のおかげで点数も順位も上がれたからその報告をしに来たんだけど…

 

「巴、何があったの…?」

 

あたしは隣にいた巴に聞く。

 

「あぁ、蘭、実はな………」

 

 

 

ー巴説明中ー

 

 

「なるほど、ひまり、赤点取っちゃったんだ…」

 

つぐとモカも苦笑いしか出来ないみたい。ひまりが急に立ち上がり

 

「私ゆうまのノート見てちゃんと覚えたんだよ!?そ、それなのにぃ…」

 

ひまりがそう言ってると雄天がひまりに聞く。

 

「何を覚えた?ひまり」

 

「んっとねぇ、英単語……の下に引いてある綺麗なペンの色とか?あ、ちゃんと単語とか数学の公式覚えたんだよ!?ホントだよ?」

 

「でも追試だよね?」

 

「ご、ごめんなさいゆうまぁ〜(๑>؂•̀๑)テヘペロ」

 

ひまりの(๑>؂•̀๑)テヘペロが雄天の逆鱗に触れてしまったみたい。雄天はポッケからハチマキを取り出しで頭にまくと、

 

「すごーーーーい!ひまりは俺の渡したノートからあまり学べなかった幼馴染なんだねぇぇぇぇぇぇぇ!!!?」

 

すごい怒ってた。普段ひまりには怒らないけど今回は限界だったみたい。あたし達は今日は家に帰ることにした。あの状態の雄天は流石に止められないからね…ひまりが追試を終わらせれば止まるかもしれない。それと今日分かったことは

 

 

 

((((絶対に雄天(マー君)(ユウ)(君)を勉強関連で怒らせてはいけない))))

 

 

その後ひまりは追試をクリアしたのはそれは別の話。ひまりと雄天お疲れ…それと、点数上がったから、お礼、するね…

 

 

 

雄天…ありがと




というわけで12話でした。
雄天はキレると怖いという事になりました。
もう少しでお気に入り登録が100人行きそうで驚いてます椿姫です。
お気に入り登録してくれた方々ありがとうございます!!
評価、感想、コメントよろしくお願いします!

次回の話は買い物系とかにしようかなと思っています。
※変わる可能性あります。その時は次回の前書き、活動報告にて記載します
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