夕焼けに誓う幼馴染達   作:椿姫

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次回体育祭が始まります。今回はその引きみたいな感じですかね?
長引かせて申し訳ない気持ちでいっぱいです。



第17話「宣戦布告と開幕」

キーンコーンカーンコーン

 

今日の授業終了のチャイムが鳴る。

 

「それじゃあ今日はここまでだ。明日は3日間の合同体育祭だからしっかりと身体を休めるようにな。日直号令頼む」

 

「起立!ありがとうございました!」

 

先生がクラスから資料などをまとめて出て行った。放課後になりクラスはフリーダムになる。僕は荷物をまとめて帰る準備をする。後ろから巴が話しかけてきた。

 

「あ、ユウちょっといいか?」

 

「?どうしたの巴?」

 

「放課後って暇か?」

 

「放課後は僕はいつも通り暇だけどどうかしたの?」

 

僕がそう聞くと巴は安堵の息をつき答える。

 

「明日の体育祭に向けてみんなで気合いをいれたくてな。レストランが近くにあるだろ?そこに行こうと思っててな。ユウも来れるか?因みに蘭とモカ、ひまりには伝えてある。つぐも今日は生徒会の仕事ないって言ってたからな」

 

「そういうことなら僕も行くよ」

 

「お、サンキューな。じゃあ4時頃に校門前でいいか?それまでだったらアタシもちょっとやる事あるしな。じゃあな」

 

そう言って巴は荷物をまとめてどこかに行った。今は2時半だからあと1時間半もあるのか…何するかな…考えてると

 

「ゆーうまっ!」

 

ひまりが僕の机にやって来る。巴と何の話をしてたの?と聞かれたので僕はさっきの話を全部ひまりに伝えた。ひまりはなぁんだその話だったのかぁと言っていた。

 

「じゃあゆうま4時まで暇なんだよね?ちょっと屋上行かない?」

 

荷物をまとめてひまりが僕の腕を掴んで引っ張る。ここの学校の屋上は基本的に解放されてるけど…大事な話かな?疑問を抱えつつ僕は引っ張られるまま屋上に行った。

 

〜屋上〜

 

「そ、それでひまり?屋上まで来て話したいこととかがあったの?」

 

僕がそう言うとひまりがベンチに座ってと言うのでカバンを下ろしベンチに座る。ひまりはカバンを自分の足元に置いて僕の横に座る。するとひまりは僕の方に身体を傾けたかと思うと、僕の膝にぽふっと頭を載せる。僕は突然の事で戸惑ってしまう。

 

「えっ!?ひ、ひまり?いきなり何を?」

 

ひまりは僕の顔を見て頬を赤らめながら答える。

 

「えへへぇ〜ゆうまぁの膝枕ぁ〜♪」

 

「いや、その、僕はそういうことを聞いてるんじゃなくて…こ、こんな所誰かに見られたりしたら…」

 

僕が慌ててるとひまりは冷静に答える。

 

「大丈夫だよぉゆうま。約束の時間まであと1時間くらいあるんだよ?それにこの時間帯は誰もいないから。それまでは2人きりだからさ…ね?」

 

そ、そんな事をこんな至近距離で言われたら…

 

「もうっ…ひまりったらしょうがないんだから…」

 

そう言い僕はひまりの頭を撫でた。ひまりは気持ちよさそうに目を細めている。

 

「えへへぇ~ありがとゆうま♪」

 

「…どういたしまして」

 

それから1時間はひまりと2人きりだった。そして2人きりの時間はあっという間に過ぎていってしまう。

 

「ねぇゆうま、もうそろそろ時間じゃない?」

 

ひまりにそう言われて僕は自分のスマホに目をやる。ホントだ。もう3時半過ぎてる。早く校門に行かないとな…

 

「それじゃあひまり、行こっか?」

 

僕はひまりに呼びかけて校門に向かった。

 

 

~校門前~

 

「あ、マー君とひーちゃん来たよぉ~~」

 

僕とひまりが校門に着くと既にモカとつぐみ、蘭も巴もいた。どうやら僕らが最後だったみたいだ。

 

「お、ユウとひまりも来たな!!これで全員そろったな!?」

「ひまり、雄天、遅い…」

「ご、ごめんごめん…」

「蘭ってば、あたしとつぐが来た時にはもう校門にいたからすっごい待ってたんだよねえ~~」

「ちょっ!?モカ、それは言わないって約束でしょ!?」

「そうだよモカちゃん。蘭ちゃんが内緒だって言ってたじゃん…」

 

つぐみが苦笑いしながらモカに口止めを要求している。蘭…そんなにみんなでレストランに行くのが嬉しいからってどんだけ早く待ってたんだよ…

 

「べ、別に嬉しいわけじゃないし‼早く来すぎただけ!!」

 

蘭がそう言い顔を赤くながら否定する。はい。ツンデレいただきました。みんなはそのやり取りを見てクスクス笑ってしまう。蘭は更に恥ずかしがり顔が真っ赤になっていく。これ以上蘭を辱めてしまうと鉄拳制裁が僕に飛んでかねない。早く行こうよ?と僕が促しファミレスに向かう事となった。

 

 

〜ファミレス〜

 

「いらっしゃいませ!6名様ですね?空いている席にご案内します!」

 

店員に連れられ空いている席に座る。みんなで何を頼むか話していると隣に座っている人に声を掛けられる。声をかけてきた人物は僕が知っている人物だった。

 

「あら、滝河くんかしら?」

「あれ?雄天っちじゃん!おひさ〜♪」

 

「ち、千聖さん!?それにサクも!?どうしてここに?」

 

僕が2人に聞くとそこに相席していた他のメンバーもこっちを見る。その中には麻弥さんや日菜さんもいた。他にも白い髪で背の高い人とピンク色の髪を下ろしている人がいた。驚く僕にひまり達が説明要求をしてきたので懇切丁寧に説明することになった。

 

「えっと、つぐみは知ってると思うけど宇塚 朔之進。みんなサクの方が呼びやすいからサクって呼ぶよ。千聖さん達は知っての通りアイドルバンドpastel*palettesの人達だ」

 

「よろしく〜♪」

 

「改めて宜しくねAfter glowの皆さん」

 

僕がサクと千聖さんの紹介を終えると今度はサクがパスパレの事を説明することになった。

 

「んまぁ俺っちの事は紹介したからいいとして〜、彩っち先輩達は雄天っち達と初対面だよね?軽く自己紹介しちゃってください♪」

 

サクが言い終わると彩さんという人が僕らに自己紹介をする。

 

「は、はじめまして。花咲川学園2年 丸山 彩です。パスパレではボーカル担当してます。よろしく、ね?」

 

彩さんが自己紹介を終えて座ると今度は白髪の人が立ち上がる。

 

「皆さんはじめまして!花咲川学園1年 若宮イヴと申します!キーボード担当です!ブシドーをもっと知りたくて日本に来ました!宜しくお願いします!」

 

この後は麻弥さんと日菜さんが軽く自己紹介。僕とひまりたちも軽くだが自己紹介をした。そしてみんなが注文した料理を食べながら明日の体育祭の話になった。

 

「そう言えば雄天っちは明日からの体育祭で何の競技に出るの?」

 

サクが競技の事を聞いてきたので僕はバスケ、バドミントンと言った他にも数種類を挙げる。するとサクは

 

「へぇ雄天っちバスケ出るんだァ。俺っちも出るんだ。それを聞いて安心したよ」

 

「サク、どういう意味かな?」

 

僕が聞き返すとサクが真剣な表情で僕を見る。そして、

 

「俺っちがバスケで雄天っちの事を完膚無きまで倒せるかと思うともうワクワクが止まらなくてね!」

 

「へぇ。奇遇だねサク。僕もサクとバスケで戦うことが出来て心底嬉しいんだ。完膚無きまでに叩き潰されるのはどっちかな?」

 

「言うねぇ雄天っち。宣戦布告ってやつぅ?じゃ、俺っちも宣戦布告させてもらうかな?体育祭最終日のバスケ、俺っち達のチームが雄天っち達のチームをズタズタにして上げるよ!決勝まで上がって来なきゃ許さないからね?」

 

「上等だよサク。最終日までに体力使い果たさないようにね?」

 

こうして僕とサクが互いに宣戦布告をした。家に帰ってからは体育祭に向けて風呂にはいって早く寝ることにした。いつもならひまりが当然のように僕の部屋に侵入しているが今日は来なかったみたいだ。ひまりは明日テニスがあるからな。ひまりも、早く寝るから今日はゆうまの部屋に行けない。ゴメンねってLIN●きてたしな。僕は静かに目を閉じた…

 

〜翌日〜

 

ひまりに起こされホールに向かう。向かうと花咲川学園の生徒も沢山来ていた。暫くして理事長も到着する。全員がホール内に集まり開会式が始まる。

 

「皆さん!今日この日を待ち望んでいた皆様!今日から3日間という短い期間ですが精一杯楽しんで行きましょう!これから合同体育祭を開催します!!」

 

こうして体育祭が始まった。

 




遂に体育祭が始まりました!僕の身体が持つかどうか分かりませんが頑張って描いて行こうと思います!
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この小説を読んで気になったこと等がもしあれば感想の方に記入して頂ければ参考に致します!どんな些細な事でも構いません!
評価やコメントも宜しければよろしくお願いします!


次回はテニスの話になるかと思います
次回更新まで、それでは失礼致します
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