夕焼けに誓う幼馴染達   作:椿姫

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今回から第3章に入っていきます。
暖かい目で見守ってくださいませ。

今回の話は次回への伏線みたいな感じで捉えてもらえれば幸いです

追記
・番外編の位置を修正しました


第3章「イベント大量発生!?」
第23話「祝勝会 in 滝河家」


ひまりside

 

〜上原家、ひまりの部屋〜

 

「みんな集まってる?ゆうまに気づかれてないよね?」

 

私がそう言うと

 

「大丈夫だよひまり。雄天はバイトで17時過ぎまでは帰ってこないって言ってたじゃん」

「マー君には気づかれてないよ〜」

「実行する時が来たのか…」

「雄天君どんな反応するんだろう?」

 

みんな気づかれてなくてよかった。これはゆうまには絶対にバレちゃいけない計画だからね!私は立ち上がり堂々と宣言する。

 

「それじゃあこれより…幼馴染主催の祝勝会計画を開始する!」

 

『おーー!!』

 

体育祭のバスケで勝ったゆうまのために祝勝会を開くことになったのだ!主催者は勿論私!夜の間に蘭やつぐ達にLIN●をして今日家に集まるように伝えたのだ!

 

「ところで祝勝会って言っても何すんの?」

「ん〜と、ご飯を食べたりする〜」

「モカちゃん、それもそうだけど他にあるでしょ?」

「まぁ一言で割り切ればパーティーみたいにするってことだろ?ひまり」

「そゆこと!」

 

私は親指を立てる。蘭も納得したみたいで良かったあ。

 

「それじゃゆうまが帰ってくるまでに準備を終わらせて出迎えよー!えいえいおー!」

『…………』

「もうこれスルーされるのに慣れちゃったな…でも1回でいいからやって欲しいな……」

 

私はそう言いながら準備に取り掛かった。モカと巴と蘭は部屋の飾り付けで私とつぐは料理をすることになった。

 

(ゆうま帰ってきたら驚くだろうなぁ…うふふっ

ふふふ♡)

 

 

雄天side

 

〜SPACE〜

 

「ありがとうございましたー」

 

僕はお客さんに挨拶する。しっかし今日は人多かったなぁ。Roseliaとグリグリが来るってだけであんなに満杯になるとはね……どっちも人気だから満杯にならないのはおかしいけどね。そう思ってる扉が開いてリサさん達が出てきた。

 

「バイトおつかれー雄天くん♪」

「あ、お疲れ様ですリサさん。良かったですよRoseliaの演奏」

「ホント!?聞いた友希那!?良かったってー!」

「どうも、でも私達はもっと上を目指すわ」

 

流石友希那さんだな。そう思ってるとオーナーが声を掛けてくる。

 

「雄天、今日のシフトはここまでだから上がっていいよ。後は花園たえがやることになってるからさ」

「あ、ありがとうございます。じゃあお言葉に甘えてあがります。お疲れ様でした!」

 

僕はスタッフルームに戻り着替えてSPACEを出た。昼からのシフトだったせいか、腹が鳴りそうだ。

 

「ふぅ、お腹空いたなぁ…帰ったら今日何食べようかな?」

 

そんな事を呟きながら家に向かった。そして家に着き玄関を開ける。

 

「ただいまー」

 

僕は靴を脱ぎリビングに行く。するとパアンパアンとクラッカーの音が鳴り響き驚いてしまう。そしてそこにはひまり達がいた。

 

「やったぁ!ゆうまビックリしてるー!」

「まぁこれだけクラッカー鳴らせばおどろくよひまり」

 

蘭たちが喋ってる。僕は何が何だかわからない。意を決して質問する。

 

「い、一体何事?」

 

僕がそういうとひまりは「ゆうまが体育祭のバスケ頑張ったからそのお祝いで祝勝会開いたんだ♪」と言う。何も聞かされてないよと言うと、だってサプライズなんだから言うわけないじゃ〜んと言われてしまった。……ま、いっか。

 

僕はテーブルに座り並べられた料理を食べた。ひまりとつぐみが作ってくれたとのこと。すごく美味しかった。巴と蘭は飾り付けをしたらしい。モカは「料理しようとしたらひーちゃんとつぐに止められた〜」と不服そうだった。……多分モカが料理したら味見だけで無くなるのを察したからだと思うな。

 

それからはみんなで沢山楽しんだ。王様ゲームをしたり、つぐみとモカが途中で寝始めて寝息を立てていてひまりが写真を撮ったりと色々あった。時間を見るともう8時過ぎになっていた。巴と蘭はつぐみとモカをなんとか起こして家に帰った。僕は祝勝会で散らかったリビングをひまりと一緒に片付ける。食器も洗ってようやく一息つけると思った矢先、ひまりが抱きついてきた。

 

「えへへ〜ゆうまぁ♪」

「ちょ、ひ、ひまり!いきなりどうしたのさ?」

「いいじゃ〜ん?今は2人っきりだしぃ〜祝勝会はまだ終わってないよ♪」

 

え?な、何を言ってるんだひまりは?さっきので終わりだろ?

 

「今からは…」

 

ひまりが1拍置いて僕の耳元で囁く。

 

ーーーー2人だけの祝勝会だよ♡

 

「!?」

 

僕が動揺していると抱きついてきたひまりが急に離れてそしてリビングのソファに僕を押し倒してきた。

 

「ちょっとひまり!?」

「エヘヘへぇ〜ゆうまぁ〜」

 

ひまりが顔を近づけてキスしようとしてくる。が、する目前で止まった。

 

「お風呂入ってなかったからお風呂入ってくるね。覗いちゃ、ダメだぞ?」

「いや覗かないよ!?」

 

ひまりがわざとらしくウィンクをしていつからか置いてあったわからない荷物を持って脱衣所に向かおうとしていた

 

「ってかいつから荷物持ってきてたんだよ…」

 

僕がそう言うとひまりはこっちを向き、

 

「親が今日から1週間はいないの。だから1週間お世話になりまーす。ゆうま♪」

 

ひまりはそう言って脱衣所に行った。

 

「………え?1週間?」

 

その時着信音が鳴った。こ、この番号って…

 

「もしもし…」

『あ、もしもし雄天くん?久しぶりだねぇ』

「お久しぶりです…」

 

声の主はもう分かってる。ひまりのお父さんだ。

 

『まぁそう固くならないでくれ雄天くん!話は聞いてると思うが1週間でいいからひまりの面倒を見てくれないか?』

「わ、分かりました…ってか急ですね…もしかして海外出張ですか…?」

『Exactly!!その通りでございます!!』

 

きっと電話の向こうではドヤ顔をしている事だろう。はぁ…ホントあの人って…

 

『ま、そんなわけで娘を頼んだぞ!じゃっ!!』

 

そう言ってひまりのお父さんは電話を切った。しかもさっきのセリフって聞いたことあるようなセリフだったような……

 

「ゆうまぁ〜電話してたみたいだけど誰だったの?」

 

お風呂から上がってきたひまりがスマホを覗いてきた。

 

「おわぁっ!?ひまりっ!!」

「ごめんごめん。ビックリしちゃった?」

 

前屈みになりながら謝ってくるひまり。だからそういう体制だと胸元が見えちゃうだろっ!?誘ってるのか?誘ってるのかぁ!?

 

「さっきの電話はひまりのお父さんからだよ。1週間よろしくってさ」

「そっか、わかったー、エヘヘ。私はゆうまの部屋で待ってるから、ゆうまもお風呂入って来て。祝勝会は部屋で、ね?」

 

ひまりはそう言って階段を上がっていった。取り敢えず僕も風呂に入らないとな…それからの事はその時考えるか…




久々の更新になった。そんな気がしますね。
水着イベントが終わりましたが皆さんいかがでしたか?僕はガチャリサ姉もひまりも出てこなくて嘆きました。イベント報酬のキャラだけでした…(血涙)

第3章からは次回予告をしていこうと思います!そんなわけで宜しくお願いします!

雄天「いきなり僕に振りましたね…まぁしないわけにも行きませんね、次回第24話は『2人だけの祝勝会』になります!更新が遅いかも知れませんが皆さん楽しみに待っていてください!」
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