夕焼けに誓う幼馴染達   作:椿姫

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第5章の学園祭編!やっとここまで来れました!
頑張ります!(迫真)
久しぶりのこの間、「あっちこっち」ってアニメを観ました。
それと昨日の内定式疲れました…



第5章 「羽丘学園祭」
第33話「Re:ゼロから始める学園祭準備」


 

放課後、授業が終わってから僕は職員室で先生達と話を済ませて教室に戻るとみんな学園祭の準備を始めていた。僕達の通う羽丘学園は今学園祭ムードなのだ。

 

「あっ!!ゆうま!どーだった?」

 

ひまりも含めて全員が僕の方を見てる。

 

「OKだった。模擬店設置許可出たよ!」

 

そう言うとみんながガッツポーズをしたりハイタッチしていた。

 

「ゆうまありがとぉー!!大好きぃ♡」

 

みんなが見てる前でひまりが堂々僕に抱きつく。それを見た男子は「場所変われ雄天!!」とか「リア充がぁ…」だの色々言ってきたがもういつもの事なので慣れました。はい。女子はそれを見て倒れたり鼻血を出したり羨ましがっていた。

 

それはさておき僕達のクラスは模擬店でクレープ屋をすることになった。それでさっき学園祭の実行委員会に入ってる僕が許可申請を出して来たというわけだ。更に学園祭準備期間は一週間以上もあり生徒達が泊まり込みでやることもある。それもあり弦巻理事長の全面協力により宿舎の拡張をしてくれたお陰で宿舎にバスルームも出来てしまった。

 

「マー君〜模擬店の衣装つくったから着てみて〜?」

 

袋を渡されて僕は更衣室に行き着替えて戻るとモカ、巴、つぐみ以外の女子が目をハートにしていた。まぁ、セクシースーツ?のようなものを着て戻ってくればそうなるよね?その時クラスの女子が眼鏡を持ってきて「掛けてほしい!」とか「カラコンの方が……」と言ってきた。カラコン苦手だなぁ…だからって眼鏡もね…

 

「あ、あのさ…コンタクトって、目に直接入れるじゃん?」

 

僕は痛そうな仕草を見せる。

 

「……怖くて、さ….?このままじゃ…ダメかな?」

 

その瞬間、ひまり含む女子の殆どが顔を赤くして悶えたりしていた。それを見ていたモカが僕に肩を置く。

 

「マー君ただでさえカッコイイのにその格好でその仕草は反則だよ〜?ひーちゃん達気絶仕掛けたんだよ〜?」

「あ、あはは…ゴメンね?」

 

まぁこんな感じで学園祭準備をしているのだ。和都はというと、「俺は演劇部あるから無理だ、雄天に模擬店任せるわ」との事だ。

 

 

ひまりside

 

 

クラス展示等は担当に任せてゆうまとモカ、私と数人で模擬店の看板などを外で作ることになりました。因みに巴はクラス展示の方に手助けにいってま〜す。

 

「ゆうまぁ、角材もらってきたよぉ〜」

「ありがとひまり…よし、出来たっ!モカ、そう言えばこのソーラーパネルはこんな感じでいい?」

 

ゆうまはそう言いながらモカに見せる。モカはぐっじょぶといいパソコン作業に戻った。

 

「マー君、こっちの電子制御システムもおっけーだよー」

「で、電子制御…?モカとゆうまは屋台を作ってるんだよね?」

 

私は2人に聞くとゆうまも、モカも何当たり前のこと聞いてるんだ?みたいな顔してた。私の感覚が間違ってるのかな?

 

「それとちゃんとUSB対応させてるー?」

「おっけー最新のにしてるよ〜?あ〜、マー君の設計図便りにしてパッシブレーダーも付けてみた〜」

「……モカ、パッシブレーダーって何?」

 

私がそう聞くとあっけらかんと説明を始める。

 

「これがあれば光学迷彩で姿を消したお客さんとかスネー●とかも逃さずにロックオン出来るんだよ〜?」

「それや屋台の機能じゃないよね?」

「ひまり、僕達はベスト屋台賞を狙ってるんだ!」

「あ、うん…」

 

思わず気迫に押されちゃった。手を動かしながらモカがまた説明しだした。

 

「ち〜な〜み〜に、エコシステムを導入しておーる電化にしてみたよ〜?」

「このシステムはモカが考えたんだよね?あ、このナトリウム二次電池は万が一雨が降っても大丈夫なように用意しといたんだ」

「EMPも対策済みだよ〜?」

「……」

 

私は今きっと『開いた口が塞がらない』状態になっていることだろう。何を話してるか分からない。だめだ…話についていけない。

 

「あ、そうだっ!!」

「どうしたのひーちゃん?」

「ゆうまがクレープ作ったら1番に私に食べさせ欲しいなぁ、なんて?」

「ん?そんなことなら僕は全然いいよ?」

「だったらモカちゃんも食べたーい」

「はいはい、2人にちゃんと作るからさ?だから今は作業に集中しないとさ。今日は泊まり込みになるかもしれないよ?」

「ゆうまの言葉が冗談に聞こえないのがなぁ…それじゃ準備頑張っちゃおう!えいえいおー!」

「お〜」

「モカが反応したっ!?ありがとモカ〜!」

 

そして矛先はゆうまに向く。

 

「ほらゆうまもっ!」

「お、おー?」

「良し!ゆうまも言った!」

 

そんなこんなで準備をしていくのだった。

 

 

雄天side

 

 

作業は夕方まで続いた。屋台は概ね出来たし後は僕がこっそり作ってるアレくらいかな…そう思いながらも作業を進める。今は準備室で作業中だ。

 

「ユウ。アタシはバイトあるから先に撤収させてもらうな。今日急にシフト入ってくれって言われちゃってさ?」

「りょーかい、先生に言っとくよ」

「モカちゃんも今日バイト〜理由はトモちんと同じ〜」

「ありゃ?モカも?じゃあ僕今日は学校に泊まりこみ作業かな?」

 

モカと巴は荷物を纏めていた。

 

「あれ?そう言えば蘭とつぐみは?」

「蘭は自分のクラスの喫茶店の準備が長引きそうだから泊まるってさ〜、マー君」

「つぐみは大方、生徒会かな?ってうあっ!!バイト遅れる!じ、じゃあなユウ!!頑張ってくれ!」

 

駆け足でモカと巴はバイトに行った。それと入れ違いにひまりが入ってきた。

 

「ゆうま今日泊まり込み?話が聞こえたんだけど…」

「そうだよ?」

「じゃあ私も泊まるー!」

「それって僕と一緒に居たいってことで捉えていいんだよね?」

「なあんだ分かってるじゃん♪」

 

ひまりはキョロキョロして他に人が居ないことを確認すると僕に抱きついた。

 

「ゆうま1人占め〜♪」

「さっきはみんなの前で抱きついたのに何でわざわざ確認するのやら……」

「細かい事は気にしなーい♪」

 

ひまりはふふふと言いながら抱きしめている腕に僅かだが力を入れた。

 

「ってかひまり、服装変わってるけどもしかして宿舎の浴場入ってきたの?」

「うん!気持ちよかったよぉ♪ゆうまも入ったら?」

「入りたいけど今はこれを作ってるからさ…これが終わったらかな?」

「それな〜に?」

 

頬をつんつんされながら答える。

 

「明日僕とひまり達で模擬店するじゃん?それでひまりの衣装をと思ってさ…」

「見せて見せてー?」

 

僕は作りかけの衣装を見せる。それネコをモチーフにして作ってみたキグルミだ。フードにはしっかりとネコ耳がある。

 

「カワイイ〜♪」

「まだ出来てないからね?出来たら来てみてほしいんだけど…」

「良いよ♪ゆうまが丹精込めて作ってくれたんだもんねっ♪そう言えばさっきつぐのところ行ってきたんだ〜それでほかのクラスが何するか見ちゃったんだぁ〜♪」

「へぇ、どんなのがあったの?」

「蘭たちのクラスがメイド喫茶をするらしいし、やっぱり模擬店がいっぱいだったよー。ゆうまと学園祭まわるのが楽しみだな〜♪」

 

ひまりはちょっと眠そうにしてた。ふあぁとカワイイあくびをする。

 

「眠いからちょっと寝るね?」

「僕の背中じゃなくて敷いてる布団で寝て欲しいな?」

「ふぁ〜い……ふあぁ……」

 

ひまりはそう言って僕が寝るはずの布団に入りスヤスヤと寝息を立てた。さて、作るか…

 

作業を再開してから1時間くらい経ったかな…ひまりは相変わらず寝てるし…

 

「…よし!完成した!」

「…ふあぁ……よく寝た…」

「ひまり、できたよ。その上からでいいから来てみて?」

 

そう言って眠そうにしてるひまりに僕は作ったものを見せるとひまりは眠たい目を擦ってから着た。

 

「どう、ゆうま?」

 

ネコのキグルミを着たひまりの破壊力がやばい。僕は思わず抱きしめてしまった。ひまりは突然の事で目を覚ました。

 

「ゆっゆうまっ!?どうしたのっ!?」

「超カワイイよひまりぃ〜えへへ…」

 

実を言うと僕はネコが大好きです。こんなにもベストマッチ!!するなんて思わなかったよ!やばい!ずっと愛でてたい!

 

 

ひまりside

 

ネコのキグルミを着た瞬間ゆうまが私に飛びつき、そのまま抱きついた。

 

「ふぇっ!?ちょ、ゆうま!?」

「えへへ…カワイイよひまりぃ〜『にゃー』って言って〜?」

 

こんなにメロメロで、甘えてるゆうまは初めて見た。私は「にゃー」と一言言うとゆうまは心臓を射抜かれたかのリアクションをとってそのまま布団に倒れた。

 

(あらら…ゆうま気絶しちゃった)

 

 

雄天side

 

 

「んんっ……」

「あ、ゆうま起きたー?ずっと気絶してたんだよ?」

 

僕はひまりに膝枕されていた。ってかもう外がかなり暗くなってる。

 

「ありがとひまり…気絶した僕を介抱してくれて…」

「気にしないよ?でもゆうまもあんな風になるんだなーって思ったよ?」

「だって…カワイイんだもんっ。ひまりがカワイすぎるから僕は気絶しちゃったんだよー?」

「素直に喜んでいいんだよね?…あっ!ゆうま!お風呂入らなくていいの?」

 

僕はひまりに言われて着替えを持ってすぐに宿舎に浴場に向かった。風呂から上がって準備室に戻るとひまりは僕の布団に入ってた。あ、起きてた。

 

「ひまりー、僕も寝たいんだけど…」

「じゃあ一緒に寝よ?」

 

僕は言われるままに布団に入る。すぐさまひまりは僕の胸に顔をうずめて抱きつく。

 

「お風呂上がりたてだからゆうまあったかーい♪」

「すぐ冷えちゃうよ…それはそうと明日は学園祭だね?成功するといいね」

「成功するといいねじゃないよ、成功させるの!」

「ごめんごめん…寝よっか?」

「寝るならちゅーして…」

「しょうがないなぁ……」

 

僕はひまりの唇に自分の唇をちょんっと押し当てる。

 

「よく寝れそう♪おやすみゆうまっ♪」

「おやすみ…」

 

こうして明日に向けての準備を終えることが出来た僕はぐっすりと眠ることができた。

 

 




ハロウィンのイベントがアプリでやっていたので10月中にはアップできたらと思ってます。
新規ひまりが可愛すぎて萌え死にそうです!
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