夕焼けに誓う幼馴染達   作:椿姫

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今日は推しメンでありこの小説メインヒロインのひまりの誕生日です!
誕生日回は書くに決まってます!

では、誕生日回どうぞ〜


番外編
上原ひまり誕生記念祭


 

雄天side

 

〜10月22日 PM22:00 雄天の部屋〜

 

僕は今せっせと編み物をしている。何でしてるのかというとこれは明日ひまりの誕生日に渡すプレゼントなのだ。だから頑張って作っている。好きな人に渡すプレゼントは手作りがいい、その方が気持ちがこもってるからね。

 

「さて、もうひと頑張りだ…」

 

ひまり…喜んでくれるといいな…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翌日

 

ひまりside

 

 

「ゆうまぁ!おっはよー!!」

 

私はいつも通りゆうまを起こしにゆうまのベッドに行くと…

 

「ありゃ?起きてる?」

「お、おはよう…ひまり」

「もう!起きてたなら言ってよぉ〜?」

「間髪いれずに起こしに来た人が何を言うか…」

「ご、ごめんごめん」

 

私はそう言いながらゆうまの頭をなでなでしてるとテーブルに置いてある箱に目がいく。

 

「ねぇゆうまぁ、あれ何?」

 

箱を指さして言うとゆうまはすっごく慌ててバッグにしまった。

 

「な、何でもないよっ!そ、それより朝食食べないと!」

 

はぐらかされた。むー、何が入ってるのか気になるぅ。

 

「ねぇゆうま、何入ってるのー?」

「ダメ。ひまりには教えられない」

「教えられない……ま、まさか!や、やましい本とかじゃ…」

「んなわけないでしょ!?」

 

そんなことを話しながらご飯を食べて学校に向かった。ゆうまと並んで手を繋いで歩きながら朝の話をする。

 

「ねぇ教えてよぉ〜」

「だからダメだっt」

「雄天くんひまりちゃん、おはよう」

 

後ろからつぐの声がした。

 

「おっはよーつぐ」

「おはようつぐみ」

「2人とも仲良しだね。ねぇひまりちゃん」

 

つぐがバッグから何かを取り出し私に渡す。

 

「今日誕生日だよね!おめでとう!」

「あ、ありがとつぐぅ〜!中見てもいい?」

「うん!」

 

取り出すとそれはスノードームだった。小さいながらもその中にいくつものキラキラが輝いてとても綺麗。

 

「ありがとう!大切にするね!」

「喜んでくれて嬉しいよ!いつもバンドをまとめてくれてありがと!」

「うぅ〜、つぐ〜!」

「な、泣かないでひまりちゃん!?」

「だっでぇ…嬉しいんだもん…」

「おっ、つぐー、それにひまりとユウもいるじゃん!おはよ」

「おはよ〜マー君ひーちゃんつぐ〜、ふあぁ」

「おはよう」

 

今度は巴とモカに蘭も来た。いつも見たく6人で学校に向かいクラスに入ると同級生達が私の誕生日を祝ってくれた。勿論巴達からもプレゼントは貰ったし蘭からは『直接言うのは恥ずかしい…だからあたしはメールおくったから』って言ってたし…

 

(ゆうまに限ってそんな事無いよね…?)

 

私はそう思いながらも席に座った。

 

 

モカside

 

〜昼休み 2Fラウンジ〜

 

 

「ねーねー、マー君?」

「どうしたのモカ?」

「マー君はひーちゃんに誕生日プレゼントあげたの〜?」

「あげたいけどもう少しかかりそう…今ラストスパートなんだ…」

「どれどれ…おおぉ、スゴいねマー君」

 

モカちゃんの見たそれはひーちゃんが喜びそうなものだった。

 

「マー君は相変わらず器用だからねぇ〜」

「放課後ひまりに渡そうかなって思ってる」

「そっか〜、頑張れ若者よ〜」

「いやモカも充分若者でしょ?」

 

そんな話をしながら昼休みが終わってしまった。

 

 

ひまりside

 

 

授業が終わってゆうま話しかけようとしたら先生によばれた。

 

「上原今日日直だろ?ちょっと手伝って欲しいんだが…」

 

先生は大量のノートを持っている。提出した課題だろう。私は「手伝います!」と言ってそのまま職員室まで運ぶのを手伝った。

 

(手伝うのはいいけど…やっぱりゆうまのアレが気になっちゃう!早くしないとゆうま帰っちゃう!)

 

 

雄天side

 

 

先生には悪いことしちゃったな…何せひまりのプレゼントを完成させたいからって時間稼ぎを数分頼んじゃうからなぁ…ちょっとした罪悪感を感じながらも僕はひまりに渡す物を作っている。

 

「よし!完成した!」

 

作っていたのはマフラーだ。ひまりのイメージカラーってピンクっぽいからピンク色と白を混ぜ合わせて作ってみた。自分で言うのもなんだがすごく良くできたと思ってる。

 

「これでちゃんと渡すことが出来る…よかったぁ…」

「おー、おつかれマー君〜」

「ってモカ!?いつからいたの!?」

「マー君作業してて声掛けても全く気づいてなかったよ〜」

「そ、そんなにか…僕どんだけ集中してた事やら…自分でも怖いよ。と言うか僕に用あったんじゃ?」

「あ、そーだよマー君〜、これからマー君の家でひーちゃんの為にみんなでご飯作ろうとしたらさぁ、家空いてないってつぐからきてさ〜、スペアキー持ってる?貸して〜?」

「その為だったの…はい」

 

僕はモカにスペアキーを渡す。モカはさんきゅマー君と言って走っていった。すれ違うように今度は薫さんと麻弥さんが教室に入って来た。

 

「やぁ、ひまりちゃんを護るナイトよ。時間いいかい?」

「あ!滝くん居てよかったです!お時間いいですか?」

「麻弥さんに薫さん?どうしたんですか?」

「いやはや、今日はひまりさんの誕生日じゃないですか。それでジブンと薫さんもひまりさんに誕生日プレゼント渡そうと思ってたんです…あれ?ひまりさんは?」

「ひまりは今職員室で先生の手伝い中ですよ…もし良かったら僕が預かっておきますけど」

「それは助かるよ。ひまりちゃんに直接言えないけど気持ちが伝われば私は嬉しいよ…かのシェイクスピアはこう言ってr」

「ありがとうございます!じゃあジブンからはこのベースのピックを、薫さんからは本だそうです」

 

麻弥さんが薫さんの分まで僕に渡して薫さんを引っ張っていってその場を後にした。

 

「あとはひまりを呼ぶだけだ…」

 

僕はひまりにはLIN●を送った。先生には職員室でひまりのスマホの振動音がしたら「そう言えば滝河が教室で話があるって言ってた」と言うように伝えてある。これでシナリオ通り。プレゼントの完成が遅くなったのは誤算だけど。そう思ってるとひまりが教室に来た。

 

「ゆ、ゆうまぁ?先生から話があるって聞いたけど…」

「実は、これを渡そうと思って」

 

僕はそう言って手編みマフラーの入った箱を渡す。

 

 

ひまりside

 

「これって朝の…開けてみてもいい?」

 

私がゆうまにそう聞くとゆうまは頷く。開けてみるとピンクと白の色が綺麗なマフラーが入っていた。それと箱の底にバースデーカードがあった。

 

「これって…もしかして…」

「うん。もしかしなくても僕からひまりへの誕生日プレゼントだよ…ってひまり?なんで泣いてるの?」

 

ゆうまにそう言われて私は頬の涙を拭う。そしてそのままゆうまに抱きつく。

 

「ちょ、どうしたのひまり?」

「プレゼントはうれじいよぉ……で、でもぉ…ゆうまが私の誕生日忘れてるんじゃないかって思って……それでっ、それでぇ……ばかぁ…」

「ゴメンね…忘れてたわけじゃないんだよ?さっきの時間までずっと教室でマフラー編んでたからさ…回りくどい今年ちゃってごめんね?」

「大丈夫…ゆうまからおめでとうって言ってくれるだけで嬉しいよ…マフラー付けてみていい?」

「うん」

 

私はゆうまから貰ったマフラーを首にまく。

 

「……あったかい…さっきまでゆうまが編んでたから…あれ?」

 

よく見たらマフラーの丈が余ってる。

 

「ゆうま?マフラーの丈が余ったんだけど…」

「それは余ったんじゃないよ?わざと余らせたの」

「それってどう言う?」

「…こういう事だよ?」

 

ゆうまは余っているマフラーを自分の首にまいた。いきなりそんな事をするから驚いちゃう。

 

「ゆっゆっ、ゆうま/////!?」

「…このマフラーはこうやって使うんだよ/////」

 

こ、こ、これってカップルとかが良くするやつじゃん!?ふたりでマフラー共用って……あわわわわわ!!ゆうまとこんなに近いと改めてドキドキしちゃうよどどどうしよう!?

 

「あ、それとさ。麻弥さんと薫さんからひまりへのプレゼント預かってるんだ」

 

そう言ってピックと本を渡したきた。

 

「後でちゃんとお礼言うんだよ?」

「うん!」

「それじゃひまり、そろそろ帰ろう?」

「はーい♪」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

今、私とゆうまは手を繋いでマフラーを互いの首に巻いて家に向かってる。

 

「ねぇゆうま」

「どうしたのひまり?」

「私ね、今すっごい嬉しいの!」

 

そのまま話を続ける。

 

「Afterglowのメンバーだけじゃなく麻弥さんと薫さんにも祝ってもらえるなんて…それだけじゃないよ!ゆうまにも…大好きな人からもプレゼント貰えて…もう幸せ!だけど、この時間がもう少し続いたらなぁって思っちゃう…ちょっと名残惜しいかな?」

「じゃあさ…」

 

ゆうまが耳打ちしてくる。

 

ーー今日この日、忘れられない思い出作ってあげるよ?ーー

 

「えっ?それってどう言う…」

 

ゆうまの家の前まで来て「家に入って」と言われる。私は言われるがまま入りリビングに向かうと、クラッカーを鳴らされた。そこには幼馴染の面々と、リサさんに花音さん、彩さんと燐子さんにあこちゃんもいた。そしてテーブルには大量の料理があった。

 

『誕生日おめでとうひまり!!』

 

突然の事で頭が追いつかない。状況を整理しようとすると後ろからゆうまが来た。

 

「サプライズ成功だね?リサさんたちもありがとうございます協力してくれて」

「大丈夫だよ♪ひまりを祝いたいのはアタシ達だって一緒なんだからさ?ね?」

「上原さん……おめでとうございます…」

「ひまりちゃん!おめでとー!」

「ひーちゃんハッピーバースデー!」

「ひまりちゃん……おめでとう!」

 

私は嬉しくて泣きそうになる。後ろからゆうまが肩を叩く。

 

「もうひまりったら、主役がそんなんだとしまりないよ〜?」

 

私は涙をぐっとこらえてみんなの方を向く。

 

「……みんなありがと!!」

 

この後のサプライズパーティーは私にとって、忘れられない日となった。みんなで一緒にご飯を食べたりゲームをしたりしてすごく楽しかった。

 

ーーみんな、ゆうま……ありがと、大好き♡ーー

 

私はそっとつぶやいた。

 

 

 





改めて誕生日おめでとうございます!
僕はこれからも雄天とひまりをイチャイチャさせれるように頑張ります!
感想や評価が貰えたりするとすごく嬉しいですし参考になります!これからも執筆していくので見てくれてる皆さんこれからもよろしくお願いします!

番外編アンケートの結果、日菜の番外編に決定しました。惜しくも投票数の少なかった残りの三つは編集して分けていずれはアップしようと思います!コラボ回の後編もなるべく早くあげれるようにしたいと思います!
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