────批評待ってます。なんかかなり拙い上にガバガバです。
もう一度言いますが、無理だと思った方は我慢せずにそっ閉じを推奨します。
────────まさかこんな大役を仰せ仕るとは思わなかった。
そう考えたのは元下級武士の
自分に魔術だか呪術だかの素質があるなんてのも初耳だった。
元々御家人の、それも対した家柄でもない末端中の末端の出だ。町民とさして変わりはしない。
「そんな俺に将軍様の命運を決める戦に出ろだって?何かの手違いじゃねぇのか」
そうぼやくも、手元には将軍様からの書状が転がっていた。
大まかな内容はこうだ。
『この度、双方合意の元に、人同士での戦に代わって使い魔を用いた戦を開く事に相成った。諸君らには名立たる英雄達を率いて六対六の戦をしてもらう』
────────英雄を率いて闘う?何を寝惚けた様な事を言っているのか。
死んだ人間は生き返らない。それも何百年も前の人間なら尚更だ。その上事にかいて英雄様と来た。
で、他に選ばれてる奴と来たら皆元幕府のお偉様方だ。場違いにも程がある。
書状の最後には英雄と共に戦えることは武士の誉れ、だとかなんだとか綺麗事がつらつらと記されている。
「お偉方の人等には誇りってモンが残ってんのか知らねぇが……傘張り職人をしてる様な士族に誇りなんて残ってるモンかよ」
と、悪態をつく。
そう言えば陰陽師のヤローが何かを言っていたな、と記憶を巡らせる。
そうだ、触媒とやらが要るんだった。
…………と言ってもこんなあばら家にそんな大それた物がある訳が無い。マシな物といえばこの手製の神棚だけだ。
「畜生…老中らの屋敷にゃあ宝だとか名刀だとかが山ほどあるんだろうけどよ、こんなボロ屋敷に宝なんてありゃしねぇよ……」
と、その時何かが手に当たった。
白木の木箱である。
「おっ?こりゃあ……初めて見るな。一体何だ?宝でも入ってたら万々歳だが」
と期待に胸を膨らませて箱を開ける。
中に入っていたのは────────
────────ただのお守りだった。
他に何も入っている様子はない。
「チッ、スカかよ。やってらんねぇぜ」
そう言って源右衛門はポイ、とお守りを放り投げ、傘張りを再開した。
───────────────────────────────
結局、あの後触媒になりそうな物が出てこなかった。
仕方がないからお守りを持ってきたが、こっぴどく恥ずかしい。現に今も両脇から笑いを耐える声が聴こえるくらいだ。
────さぁ、肝心の召喚の時間だ。眉唾物の英雄召喚とやらを見せてもらおう……と鼻で笑いながら見ていた源右衛門はすぐにおったまげる事になった。
陣の中から人がせり上がって来たのだ。歌舞伎か何かかと疑いたくなって来る。
────初めに召喚されたのはデカい槍を担いだ大男。
────次に召喚されたのは痩せぎすの忍。
────次に召喚されたのは……ゴツい馬を携えた豪傑。
────その次は、如何にも剣豪然とした……女。
────その次は、何故か米俵を担いだ大男。
さて、遂に自分の番だ。
どうせすぐ負けるだろう、と思い諦めつつあった源右衛門、そして周りで笑いながら見ていた元幕臣達は、この日二回目の驚きを提供される事になった。
陣の中からせり上がってきたのは、
長く深い黒髪を携え、
白い着物を羽織り────
────────片目を爛れさせた、化物のような女であった。
続
よく考えたら第二次の「1860年頃」って丁度幕末〜明治なんですよ。ねじ込めるかと思って。無理っぽいですけど。
帝都に繋がる第三次書こうとしてたけどギブアップしたのが本音です。
初っ端からオリ鯖幾つか書くことになった。どうしよう。まだ一体しか考えてない。あ、源右衛門の鯖はバーサーカーです。片目爛れてたらなんとなく分かるか。アヴェンジャーでも良かったんですけどね。