こんな小説ですがよければお楽しみください!
あと、流刃若火はまだ出てこないのでもう少し待ってください!
第1話:プロローグ
この世界には
彼らは、自らの魂を《
個人ごとの個体差や相性などはあるが、一般人とは桁違いの戦闘力を持っているために今では国家の軍事力にも影響する。
最高クラスの伐刀者は単身で国を滅ぼすこともできる。
そんな伐刀者を育てる学校が日本にもあって、その内の1つが破軍学園と言うらしい。
そこでは学生騎士達が日夜研鑽を重ねて立派な騎士になるのを夢見ている。
さて、ここまでは私の話をするための前置きで、こっからが本番。
これを読んでる皆さんは物語の中の世界、誰かが作った現実ではありえない世界の話だと理解していると思う。
私も先月まではそうだった...
私は中学を卒業し、高校生と言うものに憧れを抱き、来年度からの生活に想いを馳せていた3月の初め頃。
昨日、卒業式が終わり少し豪華な夕食を食べ、お風呂に入って、ベットに入って眠った。
もちろん寝る前の歯磨きだって忘れずにやったよ?
そのときはとてつもなく可愛かったり、美人だったりしない平々凡々な顔立ち。
腰あたりまで伸びていて、日光に当たると茶色っぽく見える私の髪の毛。
日本人なら普通の黒眼。
平均より低い身長...
全てこの15年間ずっと見続けて来た自分の体だった。
それが目を覚まして起き上がってみると視界の端にちらつく白...というよりは銀色の髪の毛。
それを見ても寝起気だったから30秒くらいアホな顔を晒してボーッとしてたと思う。
でも段々頭が覚醒して来てわかってくる不自然さ...
急いで洗面所に向かって鏡を見てみると...
同性の私でも何時間でも見惚れてしまいそうに整った可愛らしい顔立ち。
絹の糸のように美しい銀色に光り輝く髪。
日本人ではまず見ない緋色の眼。
そして変わらない低い身長...
「....へ?」
驚きすぎてこの一言を発するのが限界だった。
とりあえず私は家の中をぐるぐる歩き回り、自分の部屋を物色してキッチンに行き牛乳を飲んだところで落ち着いた。
両親は共働きで起きた時にはいなくて、帰ってくるのも19時過ぎ。
変わったのは自分の容姿だけで家の中の間取りや自分の部屋の配置、引き出しの中の文房具の区分けなんかは昨日の通りだったからここは自分の家で間違いない....と思う。
リビングに飾ってある写真立てを見る限り両親も変わってない。
変わってるのは自分の容姿だけ...
流石にこの不可解な状態に恐怖も気持ち悪さも覚えたけどなんとか抑え込んで、仲の良い友達にL◯NE通話をして見た。
数コールするとつながった。
『もしもし〜?りゅーちゃんどったのー?』
「ね、ねぇ...私って
『ん?ほんとどうしたの?
大丈夫?なんかあちゃの?』
「私たち昨日、卒業式であったよね...?」
『うん、会ったし一緒に写真撮ったりしたけど...
本当に大丈夫?いま家?今から行こうか?』
「えっと....うん...ちょっと、来て欲しい...かも...」
『わかった!10分で着くから待ってて!すぐ行くから!』
こんな通話をしたらしい。
らしいって言うのは私は混乱しててイマイチ覚えてないが友人の再現によればこんな感じだったらしい。
ついでに泣きそうな声で...
その後は友人に泣き付きながらひたすら私って誰なの?って聞き続けてたらしい。
友人はまたか、って思いながら私を慰め続けてくれた。
こっちの変わってしまった綺麗な私は小さい頃から自分を見失ってたらしい。
それで両親や友人に私は誰なの?って泣きついた。
今ではほとんどなくなったけど寂しくなったり、不安を感じると昔みたいに自分を見失うとのこと。
自分のことなのに知らない自分がいてわけがわからなかったけど友人の胸で泣いてたら落ち着いた。
だからとりあえずはこっちの私で生きて行こうと思う。
「もう、落ち着いた?
りゅーちゃん最近なかったから油断してたけどまだまだ寂しがり屋さんですね〜?」
「あはは、ごめんね?迷惑かけちゃって...」
「全くだよ!
これじゃあ破軍学園の寮でなったらどうするのさー
私はいないんだよ?」
「そうだよね〜直さ...ない...と?」
え?破軍学園?どこですかそれ?
誤字等見つけましたら指摘していただけると幸いです。
あ、普通に感想を頂けるならそれ以上嬉しいものはないですよ?w