死神最強の英雄譚   作:えんじぇる114

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なんか続いたよ....
今回はひたすら説明会なので...正直オリ主と主人公たちを絡ませるの難しいなーって思った




第2話:最弱との出会い

友人から私は破軍学園なる学校に進学することを聞かされて約一ヶ月。

 

両親に惜しまれながらも迎えに来てくれた新宮寺先生の車に乗り寮へ引越しをして荷ほどきを終えたところだ。

寮は2人一部屋で割り振られていて、私の同室はまだ来てないみたいだ。

 

昨日までの間にこの世界の常識...伐刀者についてなど、限界まで調べて徹夜なので気を抜くと眠ってしまいそうになる...

それに自分の固有霊装について考えると寝れなくて....

 

 

ところで私って入試の順位どれぐらいなんだろ?

まぁ入試を受けたであろう時期はまだこの体じゃなかったから手応えすら知らないんだけどね...

 

それにしても....本当に...ねむ....

 

 

 

 

 

「いやぁあああああ‼‼ケダモノぉぉおおおおお‼‼」

 

 

...ふぁい⁉︎へ?何事?悲鳴?

 

隣の部屋からだよね?とりあえず行ってみる...?

 

ベットから起き上がり恐る恐る廊下に出てみる。

けど誰もいない...でも悲鳴は聞こえたし放っとく訳にもいかないから悲鳴が聞こえた隣の部屋のドアを開けて思い切って中に入ってみる

 

 

するとそこには下着姿の赤い髪をしたどこかで見たことある綺麗な女の子と、上半身裸になっている男子生徒の姿があった。

 

 

これは...性犯罪現場か....

背筋に寒気を感じつつも一刻も早く通報しなければと思い...

 

 

「いち、いち、ぜろっと...」

 

「ちょっと待って⁉︎」

 

男が半裸で私に向かってくる!

 

 

「来ないでぇぇぇえええええ!!!!」

 

__________________________________________________________________

 

「なるほど。下着姿を見てしまった事故を、自分も脱ぐことで相殺しようとして、そこに悲鳴を聞いて現れた通報しようとしていた山本に半裸で迫ったと。

────アホだろお前」

 

 

 警備員に現行犯逮捕されて理事長室に連れて来られた一輝に、理事長新宮寺黒乃が呆れ顔でそんな言葉を投げ捨てた。

2人が話していると被害者であるヴァーミリオン皇国の第二皇女こと、ステラ・ヴァーミリオンが入室した。

 

もちろん先ほどのような下着姿ではなくしっかりと制服を着込んでいる。

 

皇女は恨みがましい目で一輝を睨みつけていて、その目元は赤く腫れて泣いていたのが見て取れる。

 

「えっと...ごめん。

あれは不幸が重なって起きてしまった事故で、僕も別に覗こうとしたわけじゃないし、触ろうとしたわけでもない。ただ、見てしまったものは見てしまった。

だから男としてケジメはつける。ステラさんの気が済むように煮るなり焼くなり好きにしてくれ」

 

 

この様に潔い言葉を聞いた皇女....ステラは寛大な心で判決をいいわたす。

 

 

「イッキ。貴方の潔さに免じてこの一件、・・・ハラキリで許してあげるわ

そしたら不問よ。国際問題にもしないであげるわ!」

 

 

寛大とは一体....

 

死刑宣告をされた一輝はなんとか宥めようと口を開きかけた時。

 

コンコンとノックの後、柳姫が入室して来た。

 

 

 

「漸く3人目の到着だな。

大丈夫だったか?」

 

「はい、まだ余裕です...」

 

 

一輝は入室して来た柳姫を見てステラと同じ様に綺麗だと思って見とれていた。

 

しかしここにはそんな一輝を不機嫌そうな顔で見る少女がいた。

もちろんステラ・ヴァーミリオン皇女のことだ。

 

 

「アタシの裸をいやらしく見たくせに、今度はその子な訳?

ハラキリで許してあげようかと思ったけど気が変わったわ!!

今ここで消し炭にしてやる!傅きなさい!《妃竜の罪剣(レーヴァティン)》!」

 

 

怒り狂った皇女は固有霊装を出し、一輝の脳天目掛けて振り下ろす。

一輝も自身の固有霊装を取り出しステラの攻撃を防ぐ。

 

だが防いだことによってステラはヒートアップした様で、周辺に熱を帯びた燐光が漂い始める。

 

一触即発の状態が続き、ステラがついに一歩踏み出す!っというタイミングで理事長から待ったがかかった。

 

 

「面白そうだと放置していたが、そろそろストップだ。

理事長室を壊されてはかなわん。やるなら演習場でやってくれ。」

 

 

「え?止めてくださいよ理事長....

というか、僕は確か自分の部屋にちゃんと鍵をかけてから外出したはず...」

 

「はぁ?あんたの部屋?この後に及んで何言ってんのよ?」

 

「えっ?」

 

「あそこはアタシの部屋でしょ! 

アタシはちゃんと理事長先生から貰った鍵であの部屋に入ったのよッ⁉︎

だったら間違いのはずがないじゃない!!」

 

「....どういう事ですか、理事長」

 

 

一輝が戸惑いながらも、どこか理解した様な視線を理事長に向けると、黒乃はくつくつと愉快そうに笑いながら答える。

 

 

「ふふ、...すまない。

なにやら面白いことになっていたのでつい意地悪をしてしまった。

どういうこともなにも、君たちはルームメイトなんだよ。」

 

 

なんでもない様に告げられた真実に一輝とステラは口をぽかんと開けて固まってしまう。

 

ちなみに柳姫はなんとなく予想が付いてたため、そこまで驚いてないが自分のルームメイトがどんな人か不安になってきてる。

 

「「ええぇぇぇぇ〜〜⁉︎」」

 

2人は理事長の言葉を理解した途端にそんな声をあげた。

ステラは黒乃に詰め寄り、

 

 

「ど、どういう事ですか理事長先生!

アタシがこの変態とルームメイトって!」

 

「そのままの意味だが何か問題でも?

ステラ・ヴァーミリオン」

 

「大アリですっ!!」

 

「僕もです。確かに破軍学園の寮は二人一部屋だけど、男と女が一緒なんて聞いたことないです。」

 

 

黒乃に詰め寄りながら抗議しているステラの横から一輝も静かに抗議する。

 

 

「男女別なのは去年までだ。

今年は私が打ち立てた完全な実力主義。徹底した実戦主義。これに基づいて実力が近い者同士を同じ部屋にした。

同等の力を持った者が近くにいれば競争が生じるというものだ。

この部屋割りはその競争を意図的に作り出すための工夫というやつだな。」

 

 

黒乃はドヤァという言葉がとても似合う顔をしながら2人にそう説明した。

 

だが一輝は同等という言葉に疑問を覚えた様で

 

 

「だったら尚更おかしくないですか?

ステラさんはぶっちぎりでナンバーワンの成績のはずです。

なのになんで学年最下位で留年した僕と同じ部屋なんですか?」

 

「え?留年?アンタ年上だったわけ?」

 

「恥ずかしながら、留年生でステラさんより1つ年上だよ

総合ランクもFだしね...」

 

 

ステラは驚いた顔をしながらも疑問を黒乃に投げつける

 

 

「F...Fランクとアタシが実力が近いってどういう事ですか⁉︎」

 

「まぁ...なんだ、お前たちは特別でな?

ぶっちゃけた話、黒鉄ほど劣った者は居ないし、ヴァーミリオンほど優れた者も居ないわけではないが特殊な事情があってな。

だから余り物同士でペアを組んだわけだ、納得してくれたか?」

 

「納得できるわけないでしょうっ⁉︎」

 

バァン!とステラがテーブルに手を叩きつけて抗議し続ける。

が、黒乃は気にも留めてないようだ。

一輝はそんな2人を見ながらもさっきの言葉に疑問を持つ。

 

 

「そう言えば理事長、さっきステラさんと同じ実力の人がいるみたいな事を言ってましたが誰なんですか?

ステラさんはAランクで世界一の魔力の持ち主です。

そんな実力を持つ人なんてこの学園にいなかったと思うんですが...」

 

「ん?あぁそいつは...自分で自己紹介した方がいいだろ。

山本、自己紹介してやれ。」

 

「「「えっ?」」」

そこで一輝とステラはもう1人居たことを思い出した。

柳姫はまさか自分に注意が向くとは思っておらず、不意打ちに内心ドッキリして居た。

 

 

「分かりました、山本柳姫です。

山本だと被るかもしれないので名前の方で呼んでください。」

 

「よろしく、柳姫さん。

僕は黒鉄一輝。」

 

「えっと...よろしくリュウ姫!

アタシのことはステラでいいわ!

 

それで、理事長先生!

アタシとリュウ姫が一緒って言ってたけどリュウ姫もAランクなの?」

 

「あぁ、彼女は正式にランクが決定されてるわけじゃないが日本でも有数の....もしくは日本で1番のAランク騎士だろうな。

固有霊装も独創的で能力も強力だ、もし試合になったら高い壁として立ちはだかると思うぞ?

ただ偶に精神的に弱い面があるようでな、だから私の信頼できる生徒と同じ部屋にしておいた。」

 

「新宮寺先生、その人って女の人です...よね?」

 

 

柳姫が不安そうに尋ねるともちろんと答えをもらえたので一先ずは安心できた。

 

 

「んー、リュウ姫のことはまぁ納得したわ!

でもアタシとこの変態と同じ部屋はどうしても納得できない!!

アタシ達みたいな年代の男女が一緒の部屋で生活するなんて、ひ、非常識だわ! 

間違いが起こったらどうするんですか!」

 

「おやおや。ヴァーミリオンは年頃の男女が一緒にいるとどんな間違いが起こると思っているのかな? 是非聞かせて欲しいな~」

 

「そ、それは....その....」

 

「なに酔っ払ったおっさんみたいな絡み方してるんですか」

 

 

この後もなんやかんやあり、一輝とステラは勝負して勝った方が部屋のルールを決められて、負けたら相手に一生服従という試合をすることになったらしい。

 

 

「あ、それとリュウ姫!

アタシはあなたに試合を申し込むわ!アタシと同じAランクで日本最強だなんて、興味が出たわ!」

 

 

柳姫は内心で試合ってなんですか...え?伐刀者として?知ってた....

私、戦ったことないんですけど...私になる前の私って日本最強だったんだ....

 

的な思考に脳のリソースを振って居たのでステラの申し込みを受けたつもりは無かったが、理事長が自分もお前の戦闘力を見てみたいから私が審判をやってやろうと勝手に決めており、ステラVS柳姫の試合は数日後に決定した。

 

 

 




誤字等見つけましたら教えて頂けると幸いです。
それと感想貰えると嬉しいです!

そしてハーメルンにはなにやら評価なるものがあるようで?
そっちもよければ...
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