俺にはやっぱり理解できない。
ボールが火を纏うシュートや目で追えない通常のシュートなど。
そして、地面がえぐれるシュートを食らってもピンピンしているボールとゴールなど理解できない。
つまり、俺は目の前で起こる出来事をから目を逸らし現実から逃避したいのだ。
そう、いま目の前で起こる雷門中対帝国中の試合を。
俺がこの世界で目を覚ましたのはこの世界の俺が5歳の時だ。
その時は転生して喜びつつこの世界の俺の自我を上書きしたのでは…?と恐怖しいずれ俺も消えるのではとも考え不安だった。
今でも不安な事に変わりはないが今を楽しむ事で前を向いている。目を逸らしているとも言うが。
まず現状を把握しようと辺りを調べたりした。調べた結果俺は孤児院にいるらしい。
そして俺は現状を把握したらこの世界はどんな世界か気になり調べた。
転生という不思議な事を体験した所為かこの世界もファンタジーかそれに準ずるものだろうと勝手に思っていた。
まあ、超次元の世界だったのだが。
俺は雷門中という学校を知った時、まさかと思いサッカーの動画を調べた。
やっぱりオーラというかなんというかありえなかった。
俺はイナズマイレブンについてはあまり知らない。
知っている事は主人公が円堂守って事と超次元サッカーって事位だ。
どうなるか分からないし関わりたくないので出会っても無視をしようと思う。
・・・
すこし、言い訳をしていいか。
ほんの出来心だったんだ。
この体のスペックが前世では考えられない室伏並みの運動が出来たんだ。
だから必殺技出来るんじゃないかと思ってやってみたけど何も出来なかった。
ここでやめておけば良かったんだが俺は思い出したんだ、そう言えばここは超次元サッカーの世界だって。
漫画やアニメなどのキャラの必殺をボールを介してやってみたんだ。
すると、出来てしまったんだ…
悲しいけど嬉しい。複雑な感情である。
あっ、俺引き取られるみたいです。
それじゃあね、お日さま園のみんな。
・・・
「ゲーティア。間違えた、エドガー、君のエクスカリバーを見せてもらった。次は俺のエクスカリバーの番だ」
「何!?」
「
《承認》
《ベディヴィエール、ガレス、ランスロット、モードレッド、ギャラハッド——》
「これは世界を救う戦いである——」
《アーサー》
「—
「ぐわぁぁあ——!!」
・・・
「久し振りだね、玲名、いや、ウルビダ」
「貴様は…!」
「貴様はお父様を見捨てた!貴様だけは許さない!」
「そうか、でも負ける訳には行かない。だからこの身を持ってこの試合を終わらそう」
「陽のいと聖なる主よ
あらゆる叡智、尊厳力をあたえたもう輝きの主よ
我が心を、我が考えを、我が成しうることをご照覧あれ
さあ、月と星を創りしものよ
我が行い、我が最後、
「
「あれ、私なんで泣いて——」
最後のがしたかっただけ(小声)