よろしければ読んでください。
プロローグ
『生きて……幸せになりなさい』
『嫌だ……母さん……嫌だ!!!』
『龍樹……お前が俺の息子で本当に良かったよ…… ありがとう………』
『父さん!!……嫌だ……離せ!離せーー!!!!』
1人の小さい男の子が椅子に縛れられた状態で 叫んでいた。
『龍樹…俺は幸せだったよ……お前のお兄ちゃんだったことが……もっと遊びたかったけど……ごめんな……』
『にいちゃん……嫌だ!嫌だ!嫌だーー!!!!!』
しばらくして辺り一面に残ったのは赤い血の海だった。
ザァーザァーザァーと雨が降っている中1人の少年が立っていた。
『うぅう……アアアアアアアアーー!!!!!』
少年は後悔した、自分が弱いことを脆いことを、それを表すように少年は身体の水分がなくなるほど泣いた。
「小僧……何を泣いている?どうした?」
そこには刀を持っている男が立っていた
「えぐ……グス……グス」
「泣いてたら相手に伝わらないぞ」
「……グス……1人になっちゃったの……グス」
「そうか……小僧お前の親はどうした?」
「みんな……グス………死んじゃったの……グス……ぼくを助けるために……お父さん、お母さん、お兄ちゃんが身代わりになって……えぐ……グス」
「そうか・・・辛かったな・・・」
ふと周りを見てみるとおかしなことに気づく
「小僧……これはお前がやったのか?」
周りにはおかしな光景が広がっていた、 辺りには数メートルのクレーターが出来、鉄骨や柱などは粉々になっていた。折れた鉄パイプには人が突き刺さり死体の山があった。
「……?……わからない……」
「(いやっ・・・おそらくこの小僧だ、小僧の姿をよく見てみると血が付いてる、それも小僧の血ではない、おそらく相手を殺した時に付いた返り血だろう)」
「小僧・・・お前の名前は?」
「……ぼくの名前は ???龍樹だよ」
「なに?!それは本当か!」
男は驚いたその名前に
「?……本当だよ」
少年は首を傾げながら答える
「(そうか……そうだったのか……このような出来事も納得できる)」
「小僧一つ提案なんだか……」
「なに?」
「俺の息子になる気はないか?」
「え?」
「(この子はまだ子供だ、こんな子供にもう辛い思いはさせてはいけない、それにこの子は狙われるかもしれない。その強靭な力故にきっと狙われる。 こんな罪もない子供にこれ以上辛い思いをしてはいけない!)」
予想外の提案にまだ驚いている少年は口を開けたまま固まっている。
男は驚いている少年を突然抱きしめた
「辛かったよな」
「え?」
「辛かったよな、泣きたいよな、 悔しいよな……でも大丈夫だからな。」
抱きしめられている少年はまた涙を流し始めた。
「大丈夫だからな・・・お前は1人じゃないからな、俺がいるからな?俺がお前を守ってやるからな、安心しな」
そんな優しい言葉に少年はまた大声で泣いた。そんな少年を男はより一層強く抱きしめた。
「落ち着いたか?」
「うん」
そう言って男は抱きしめていた手を離し立ち上がる。
「俺の名前は 神道 刃 (じんどう やいば) だ。そしてお前の名前は神道 龍樹だ。これからよろしくな」
「うん」
少年は元気よく答えた
「それと龍樹、お前に言っておくことがある。」
「なに?」
「お前の前の名字は軽々しく名乗ったらダメだぞ」
「えっ、なんで!?」
「そうしなければお前に危険及ぶからだ」
「わかったよ・・・」
「 よしっ、改めてこれからよろしくな龍樹」
「うん、お義父さん」
そして、ここから彼、神道 龍樹の物語が初まろうとしていた。
初めて投稿なので上手く出来ていないと思います。
こんな私の小説でよければ次回も読んでください。
アドバイスとかも是非お願いします。