1人の男と武士娘の川神学園   作:龍仁

4 / 19
風邪を引いてしまって書けませんでした、ごめんなさい
初めて投稿してからお気に入りが50件もきてました
みんなありがと。続きをどうぞ


3話 正体と決意

「グガアア!!グガア!」

 

龍樹は3人に向かって威嚇する様に吠えている。

 

「刃...これはどういうことだ...」

 

「龍樹君は....何者なんじゃ....?」

 

「.....あいつの....龍樹の正t「ガァ!!!」くっ!」

 

刃は2人に説明をしようとした直後龍樹に拳を振るわれるが紙一重でよける

 

「話は後だ!今は龍樹を止めるぞ!」

 

そう言いながら刃は剣を構える

 

 

「ああ!」

 

「そうじゃな!」

 

そして2人も構える

 

「ハッ!!!」

 

刃は龍樹に向かって刀を振るが....

 

 

 

 

パシッッ!!!!!

 

 

龍樹は刃の刀を指で掴み取った

 

 

「なっ!!!マジかよ!!」

 

刃はすぐ刀を龍樹から引き離そうとするが

 

「(!!!....全くうごかねぇ...なんつー力だ)」

 

 

「川神流 無双正拳突き!!!」

 

 

「ガァ!!」

 

龍樹は鉄心の突きに吹き飛ばされた

 

「無事かの?刃?」

 

「ああ大丈夫だ」

 

2人は龍樹に向き直る

 

 

すると龍樹から異常な気が膨れ上がった

 

「ガア!」

 

龍樹は腕を地面に突き刺した

 

ドゴォ!ドゴォ!という音がなり地面から棘の様な岩が飛び出してきた

 

「「「な!!!」」」

 

3人はなんとか避け、岩が襲ってこない範囲まで逃げた

 

「これは...一気に決めないとマズイぞ!」

 

「そうじゃの」

 

「ああ」

 

3人は集中し今まで出した事がない以上の気を出し始める

 

「一刀流 居合...

 

「ジェノサイド..

 

 

「顕現の参・毘沙門天!!」

 

刃は刀を鞘に収め構えをとり、ヒュームは蹴りの体制をとり鉄心は気で具現化した毘沙門天をだす

 

 

「獅子歌歌!」

刃は目にみえぬ程のスピードで龍樹を斬りつけ

 

「チェンソー!」

ヒュームは龍樹の体に蹴りを喰らわし

 

 

鉄心は具現化した毘沙門天の巨大な足で龍樹を踏みつぶした。

 

「グギャアアアアアア!!!!」

 

3人の強烈な攻撃に耐え切れなかった龍樹は意識を手放した

 

 

 

 

 

 

 

 

「龍樹!!!」

刃はすぐさま龍樹に駆け寄る。

 

「気を失ったみたいだな」

 

「すぐに龍樹を運ぶぞ!」

 

「そうじゃの」

 

刃は龍樹を抱え、ヒュームと鉄心は刃の家へと向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて.....刃」

 

「説明してもらおうかの...」

 

刃、ヒューム、鉄心は、布団で寝ている龍樹を囲む様に座っている。

 

 

「..................龍樹は......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

.................【覇道一族】の子供なんだ...」

 

 

 

「「なに!!」」

 

 

「まさか....そんなはずは....」

 

 

「【覇道一族】は確か...」

 

 

 

「ああ、【覇道一族】は...心技体を極めた世界最強の一族でまたの名を、【龍の一属】や【呪われた一族】とも言われている。」

 

 

「【龍の一族】の始まりは、ある男から始まった、男は武術と剣術の達人でとても優しくてたくましい男だった。ある日、男はある生き物と出会った。その生き物とは【龍】だった。龍は人間を嫌ってはいたがある男だけは心を許したのだ、それがその男だった。龍は男にこう話したと言われている。「そなたの優しい心は人々を幸せにする事が出来る、我のように全ての人に幸せを与えてやっほしいのだ。その力を今此処で其方にやろう...」とそして龍は男と一体化し、力を手に入れたと言われている。男は龍との約束を守るためにその力を人の為に使った。そして、男はある女と恋におちた。男と女は子供を産み大切に育てた。そして大切に育てた子供にある変化が起きた。子供が重たいものを持ち上げ、疾風の如く速く走ったという。子供は男の力を受け継いだのだ。

 

 

ここから【龍の一族】の始まりだった...」

 

刃の話を聞いていたヒュームと鉄心はだまったままだった。鉄心は刃に質問をする

 

「刃...儂は【覇道一族】と【龍の一族】は知っていたが最後の【呪われた一族】とはどういう意味じゃ?」

 

 

「....【龍の一族】は代々受け継がれ長く続いたがその名前が変わる出来事が起こってしまった。【龍の一族】の力は、人の為に使う力だったが、ある男によってそれは急に変わってしまった。その力を"兵器"として使う物が現れた。強い力を持った子供だけを残し、弱い子供は殺すという残酷なことをしたんだ。強い子供は無理矢理人体実験をさせられさらに力を得ようとさせられた。人体実験をさせられた子供は恐怖や痛み、そして無理矢理投与された力に耐えきれなくなり死んでいく。そしてある人間がこう言った「【龍の一族】は呪われているんだ...龍の力を持つ者は強い者だけが生き残る、弱い者は死ぬ運命なんだ、龍の力があるからこんな事になったんだ!」と、ここから【龍の一族】は【呪われた一族】だと言われ始めたんだ」

 

 

 

「…………」

 

鉄心は刃の話を聞いたままだった、喋りたくても酷すぎて喋れなかった...

 

「そして...【呪われた一族】が後に【覇道一族】と呼ばれる日が訪れた。人体実験を繰り返し、幾つもの子供の命が消えてしまうのが、当たり前になってしまったある日、1人の男が動いた。その男の名前は【覇道 玄武】「はどうげんぶ」という男だった。玄武は【龍の一族】だったが自分の子を人体実験の対象にはさせたくなかった。そして、玄武はある決意をした。

 

 

 

 

 

 

【龍の一族】を滅ぼそうと...玄武は龍の力で今まで人体実験をした施設を破壊し【龍の一族】を皆殺しにした...

 

 

玄武は自分の息子を連れて遠い地に訪れ、息子を育てた。

その地で玄武は自分の息子を鍛え上げた。心技体を極限に鍛えられ、龍の力を本来あるべき使い方を教えた。

その力は龍の力ではなく、覇者の道を極めた力と言われるようになり後に【覇道一族】と呼ばれるようになった。

 

 

これが【覇道一族】のすべてだ。...」

 

 

「…………」

 

「…………」

 

鉄心とヒュームは黙ったままだった。

 

 

 

「鉄心...ヒューム...頼む!!!」

 

刃は2人に頭を下げた

 

「刃!!...何を」

 

「…………」

 

「龍樹の正体は他の人には言わないでくれ...こいつはまだ子供だ!!!俺は龍樹を守らなくてはいけない。俺は龍樹と約束したんだ、必ず守ると...」

 

 

『………』

 

「この通りだ!!!」

 

刃はさらに頭を下げた。

 

 

 

「何をいっておるのじゃ?刃?」

 

 

「???」

 

「その子はたとえ血は繋がってなくてもお前の息子じゃ、誰にも言うわけないじゃろ!」

 

 

「ああ」

 

 

「それにの刃...儂らにも龍樹君を守らせてくれぬか?」

 

鉄心の言葉にヒュームは頷いた。

 

 

「えっ...」

 

 

「儂らもな、龍樹君の話を聞いて龍樹君を守りたいと思ったんじゃよ」

 

 

「ああ、小僧はもっと生きるべきなんだ!もっと大切なものを知るべきだ!」

 

 

 

「ヒューム....鉄心....すまねぇ....」

 

 

刃は2人の言葉に涙を流した。

 

 

 

 

 

 

龍樹side

 

「う!...ここは?...」

 

 

「龍樹...目が覚めたか...」

 

目を開けたらそこには親父、鉄心さん、ヒュームさんがいた。

 

 

「何があったか覚えているか?」

 

 

「確か俺はヒュームさんと戦ってそれから....そこから覚えてない...」

 

 

そこから記憶が全くなかった

 

 

「龍樹...今からお前に何があったのかを説明するそして、お前が何者なのかもな」

 

 

親父の顔はいつもより真剣だった...

 

 

「わかった...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺が...【覇道一族】...?

 

「残念だか、これは本当の話だ」

 

親父の言葉に鉄心さん、ヒュームさんは頷いた

 

 

「………」

 

 

「龍樹...お前に提案があるんだが」

 

 

「なに?」

 

 

「龍樹、お前

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒュームに修行をつけてもらえ」

 

 

 

「え?」

 

「小僧、お前の力は強力だ。制御出来なければあの時の様に暴走してしまうかもしれん。だから俺が修行をつけてやろう」

 

 

「でも...俺は...」

 

俺はまた人を攻撃するかもしれない、それが怖かった自分が人ではなくなってしまうのが

 

 

 

「龍樹...お前の"夢"はなんだ!!!」

 

 

「え?急にどうしたんだよ?」

 

 

「お前の"夢"はなんだと聞いてるんだ」

 

 

俺の...夢は...

 

 

 

 

 

「俺は...世界最強になる!」

 

 

俺は親父の目を真っ直ぐ見つめながら大きな声で答えた

 

 

 

「そうか、それがお前の"夢"なんだな」

 

 

「とても大きくて、立派な夢じゃのう」

 

 

鉄心さんは俺に優しく微笑んでくれた

 

 

そして、俺は

 

「親父...俺...やるよ!!!もっと強くなって世界最強になってやる」

 

「そうか」

 

 

親父は俺の目を真っ直ぐ見つめながら笑ってくれた

 

俺はヒュームさんに向き直り

 

「ヒュームさん、これからよろしくお願いします」

 

「ああ」

 

俺は自分の正体を受け止め前に進む事を決意した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




だいぶ長くなってしまいました
面白かったらお気に入りと評価お願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。