力と耐久ないけどダンジョンにいるのは間違っているだろうか? 作:血濡れの人形
なお、相も変わらず駄文の模様
~ダンジョン 5F~
どうも、ナレッジです。前まで一階にいた僕たちでしたが、
なんで五階まで降りてきているかというと・・・
「せいっ」
「「はあっ」」
・・・他の三人が敵を一方的にボコ殴りにしてるからです。
うん、やることないんだけど、どうしようかなぁ・・・
「『動きを止めて、魔糸』」
とりあえず敵の動きを止めておくことにした。
ちなみに、意味があるかどうかで言えば無い。すぐに殺しちゃってるし。
というか、使った先から魔力が回復していくんだけど、いったいどうしたんだろ。
『むぅ、きみが気が付いてくれないのは、見えてないからなのかな?』
何か聞こえた気がする。周りを見回すと、肩に何か乗っていた。
「・・・狐?」
その声が聞こえたのか、小さな狐はナレッジの方を向くと、
『お、やっと気が付いた。きみは覚えてるかな?キュウイだよ』
うん、全然覚えてない。狐の知り合いなんていたのか。
前世の僕ほんとにすごいな。
『うん、その顔は覚えてないって顔だね。
まぁ、今までの話は聞いていたから、予想してはいたけど、
それでも悲しいものはあるねぇ』
狐、キュウイは少し寂しそうにそういう。
『まぁ、私から魔力を供給できる程度にはパスは出来たらしいし、
そのうち思い出すでしょ』
その声とともに、キュウイは姿を消す。
・・・いったい何がしたかったのだろう。
『グルァァァ』
「ナレッジ、戦闘終わったわよ」
最後の一匹も死んだらしい。
全員が血を振り払いながら僕のところに集まってくる。
「はいはいっと。それじゃあ魔石回収したら一回上がるか」
僕がそういって動こうとした直後である。
『ブヒィィ』
もはや豚の鳴き声にしか聞こえないような声が聞こえたと同時に、
紅いオークがこちらに向けて走ってきた・・・
待った、オークはまずいだろう!?
十階層から離れてこんなとこにいるんじゃないよ!
「ハァァッ!」
明が掛け声とともにグラを投げつける。クルクルと回っていったグラは、
そのままオークの顔面を斬り壊し、オークを魔石に変化させた。
あれは、武器の性能が良かったのだろうか、
それとも、明の力補正によるあの火力なのか、
もしくはその両方なのか・・・
まぁ、どっちもって事にしておこう。
「よし!帰るか!」←気にしないことにした
結論から言ってしまえば、
そのあとは特に何もなくダンジョンから出たのだが、
オークの魔石のせいでギルドから報告があったのだろう。
リヴェリアに叱られた四人なのであった。
しかし、誰が倒したのかという質問に、
明が一撃で倒したと言ったら、
変な奴を見る目で明を見たリヴェリアが印象的だった。