力と耐久ないけどダンジョンにいるのは間違っているだろうか? 作:血濡れの人形
~ロキファミリア ホーム~
どうも、ナレッジです。僕は今、
「なんでこんなガキがアイズと一緒にいるんだ?あぁ?」
ケモ耳と尻尾の生えた目付きの悪い男の人に絡まれてます。
なんでこんなことになったのか?それはもう特に深い理由も無いのですが。
~回想~
「ナレッジの歓迎会するから食堂に行っといてくれるかい?」
「道案内はアイズに任せるから安心するといい」
「え?」
~回想終了~
なんてことがあったんです。えぇ、それでアイズさんに連れてきてもらった結果がこれですよ。
っと、そろそろちゃんとに話さないとですかね。
「ベートさんには関係ないです。
別に、小さくて、銀髪とか、紅い目してて、妹みたいで可愛いとか、
リヴェリアに頼まれたからとかじゃないです」
と思ったらアイズさんが言ってくれ・・・え?なんか関係無いことも言ってませんでした?
僕はいつの間に銀髪だったり紅い目だったりになったんです?
ていうかそこの説明いりました?リヴェリアに頼まれたから~でいいと思うのですが。
アイズさんの後ろでいそいそと髪の毛の色を確認する。
あぁもう!こういうとき後ろで髪結んでると大変なんだよなぁ!
一本くらいなら抜いても・・・止めておこう。
あ、やっと掴めた。
S⚪Oのア⚪ナさんの髪型真似てみてたけど、次からポニーテールにしておこう。
地味にやるのに時間かかるし。
結論、なんか銀髪になってた。
・・・なんでさ。
「俺がこんなガキに負けるって言いたいのか?アイズ」
ん?なんでか変な方向に話がそれて・・・。
「そうだよ」
って、
「無理だから!僕だけじゃあ勝てないから!」
当然である。力も耐久も上がることもないし、逃げ足も速くない。
「ベート、アイズ、二人っともそこまでにしてくれないかな?」
直後、ナレッジの後ろからそう言われ、ナレッジはビクリとしたあと、ゆっくり後ろを向く。
そこにいたのは、フィン、リヴェリア、ガレス、ロキであった。
リヴェリアからは、なにか漏れてる気がする。
青というか、赤というか、そんな感じの霧のようなものが。
しかし、いまはそれどころではないナレッジである。
使えるものは使うと言わんがばかりに、涙目になりながらリヴェリアに向かい走り、
そのまま後ろも回ったあと、リヴェリアのスカートを片手で握る。
「うぅ、リヴェリアお姉ちゃん、あの狼さんが怖いの」
直後、リヴェリア、いや、なぜか他の二人からも、若干の殺気の様なものを感じる。
ベートは冷や汗が止まらなそうである。
「少し眼をつぶっていてくれないか?ロキ、ナレッジを移動させておいてくれ」
リヴェリアの言葉通り眼を閉じると、後ろから持ち上げられる。
「いい子だ、ロキ、変なことはするなよ?」
それから少しして、ベートの叫び声(むしろ断末魔)がロキファミリア内に響くのだった。
ベートさんは死んでませんよ。
えぇ、というか、考えてたのとかなりずれたな・・・。
ナレッジ君にはお姉ちゃんが付いてるからきっと死なない。
やっぱりナレッジ君は戦闘できないけどね!
~ナレッジがベートに絡まれているときの絆とドール~
「ドール、刀もって何処に行く気?」
「駄犬の躾」
「止めなさい、仕事が終わらなくなるから」
「ちっ、しょうがないか・・・」
何て会話があったとかなかったとか