力と耐久ないけどダンジョンにいるのは間違っているだろうか? 作:血濡れの人形
~ロキファミリア ナレッジの部屋~
どうも、ナレッジです。ついさっき目を覚ました僕は・・・
「み・・・みんな、く・・・苦しい・・・」
なぜか僕の部屋で寝ている明たちに押しつぶされています。
筋力足りないから抜け出せず、そのまま倒れていること数分。
「んにゅ」
という声を出し、明が体を起こして、それに引っ張られる形で全員が地面にたたきつけられる。
寝ていた所に唐突に発生したダメージのせいで、
それぞれぶつけた個所を抑えてうずくまってしまった。
とりあえずいうことがあるとすれば・・・
「みんな、大丈夫?」
直後、全員の動きが止まり、僕に視線を向けてくる。
「「「「こっちのセリフよ(だよ)!この馬鹿!」」」」
殴られました、本気ではなかっただろうけど、体が浮いた感覚、
そして、地面にたたきつけられた衝撃により、今度は僕がうめく事になった。
「なんでか全然起きないから、みんな心配していたんですよ!?」
「遠征終わってから二日間寝っぱなしってどういうことよ!」
「あげく、『みんな、大丈夫?』って、ふざけているのかしら貴方は!」
「あとでチキ達もお仕置きするらしいから、そっちも覚悟しておくことね・・・!」
どうやら僕は二日も寝ていたらしい。このごろよく寝込むのは何ゆえか・・・
遠征中も変な奴らに遅られてしばらく寝てたしなぁ・・・
「とりあえず、神様たちに伝えてくるから、
アリスさんたちは見張りよろしくお願いします」
「「「わかってる(わ)」」」
監視が付きました。そんな理不尽ぬぁ!
突然後頭部の衝撃に驚き、心の中でも変な声が出てしまったが、
とりあえず今はそれは置いておく。
自分の後方を見ると、そこにあったのはラティの腹のぶぶn
顔面に衝撃、長座体前屈している時みたいになってしまった。
顔と首と後頭部が痛い。犯人はチキとラティの模様。
「いてて・・・首が変に曲がった気がする」
「自業自得ね」
「ていうか、それで済んだだけまし。本当はその子たち、
糸で吊るして往復ビンタ(短剣(ラティ)の腹で)するって言ってたし」
ヒエッ
なんて話をしていると、廊下の方から走っているような音の後、
「ナレッジた~ん!今っから宴会いくでー!!」
ロキが飛びかかってくる。咄嗟のことだったので、僕は反応できなかったのだが、
ベチン、ゴス、パシッ、メキャ
という音とともに、チキから伸びた布、ラティの柄、明が服をつかみ、
地面にたたきつけるなどが行われたことで、とりあえず被害は受けなかった。
チーン
なんて音が聞こえてきそうだが、
とりあえずアリスたちに先ほどのロキの言っていたことを聞こうと思う。
「で、宴会って何?どうしてそうなったのかが全く分からないんだけど」
「ほんとは遠征帰ってきて当日くらいに行こうとしたけれど、
ナレッジが寝てたから延期になったのよ」
「それで、目が覚めたって報告をしたら、さっきみたいなことになったんですよ」
なるほど、と思いながら、床に転がっている
「なら、とりあえずそれを起こさないとだね」
チキを手にはめ、魔布を作る。ハリセンのような形を作り、概念付与で硬さを上げる。
魔力代わりと無くなってしまったが、とりあえず気にしないことにして、
全力でロキの後頭部をたたく。
ロキの叫び声が、ロキファミリアのホームである、黄昏の館に響き渡った。
次回、原作主人公が(若干)登場予定