力と耐久ないけどダンジョンにいるのは間違っているだろうか? 作:血濡れの人形
~ロキファミリア ホーム 調理場~
どうも、ナレッジです。僕は今、
「出来上がりました!これを持っていってください!」
厨房で料理しまくってます、汗で肌に張り付いて嫌なんだけど。
あと、厨房を覗きに来た冒険者の人達がなんかいやな視線を送ってくるんですけど。
まぁいいや、とりあえず言われた量作ったし良いよね。
そう思って厨房から出た直後、ナレッジはいやな予感はして、一歩だけ後ろに下がる。
直後、横から赤髪の女性、ロキが飛んでくる。当然、そこに僕はいないので地面を滑る結果となった。
「僕の直感も捨てたものではないですね。
まったく、抱き付くならお風呂出てからにしてほしいです。
このままじゃ汗くさいじゃないですか」
「「我々の業界ではご褒美です!」」
ロキの口調可笑しいのと、なんか声増えてない!?
「ほう?なにがご褒美なのか是非教えてもらおうか。
安心しろ、私だけでは人で不足だろうからな、フィンとガレスも連れてきた」
「あ、リヴェリアお姉ちゃんだ」
僕とリヴェリア以外が動きを止めるなか、僕はリヴェリアに近付くと、
「朝ごはん、お風呂入るから少し遅れるかも、
出来るだけ早く出てくるつもりだけど、
冷めないうちに食べてほしいな」
と言い、そのまま風呂場に直行した。
~入浴中、しばらくお待ちください~
今日の朝ごはんは、簡単にご飯、焼き魚、味噌汁、納豆、豆腐、お浸しです。
珍しいらしく、あまり調理はしないらしいですが、
寝る前に料理長さんにお願いしたら買って来てくれたらしいです。
しかし、やはり火のそばが暑いのと、道具が重いので、汗びっしょりになってしまったのです。
前なら汗なんてかくようなことじゃなかったのにな。残念。
まぁ、自分の分ではなくくそったれな両親の分ですが。
自分の分なんて毎日パンの耳とか、下手するとないなんてこともあったからな。
給食なんて注文すらされてなかったからね、小学は昼抜きでしたとも。
周りは見てみぬふりだったからなぁ、て言うか、よく栄養失調で倒れなかったな。
まあいいや、それよりも早く食べちゃおうって、
「リヴェリアお姉ちゃん達は今から朝ごはん?そんなに長時間叱ってたの?」
リヴェリアたちがいた。
こちらに気がついた三人は、ため息を付きながら、僕の方を見てくる。
「ナレッジを待っていたんだが、まったく、一体なにがあった?今にも泣き出しそうな顔して」
リヴェリアがそう言ってくる。確かに、若干視界が歪んでいるが、
そんな言われるほど泣きそうなのだろうか?
そんな風に考えているうちに、頬に熱いものが流れる。
触れてみると、手には水が付いていた。
リヴェリア達が若干慌てているように聞こえる。
「はは、なんでだろうな、もうとっくにこんなの流れないって思ってたのにな」
僕はそこまで言うと、涙をぬぐったあと、頬を両手で叩く。
「とりあえず、ご飯食べようか、せっかく作ったのに、冷えてたら勿体ないや」
僕はそう言うと、リヴェリアの上でご飯を食べ始めるのだった。
終わりませんよ?ちゃんとに続きますよ?次は武器を作ってもらうお話です。
剣とか使えないですが、使えないですが!
大事なことなので二回言いました。
それではまた次回!