戦姫絶唱シンフォギア PROJECT G   作:ダラケー

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作者「ちょーっと事情によりシンフォギアのバトルは短いです」

ガウ「がうがうー!」(ではどうぞー!)


第114話 シンフォギアVSシン・ゴジラ

響「前の時より大きい…」

 

翼「あぁ。だがこれ以上は進ません!!」

 

クリス「いっちょド派手な花火をぶちかますか!!」

 

シン・ゴジラの前のビルの屋上に陣取っていた響たちが構える。

 

切歌「私たちに勝てるデス?」

 

調「うん。今まで相手してきたのとは格段に違う…」

 

マリア「それでも私たちがやるしかないわ。いきましょう!」

 

一斉にシン・ゴジラに向かっていく響、翼、切歌、調、マリア。

 

クリス「んじゃ最初はアタシだ!!」

 

1人ビルに残ったクリスは12機もの大型ミサイルを展開し発射する『MEGA DETH INFINITY』を放った。

 

12機のミサイルは全弾シン・ゴジラの頭部に命中した。

 

だがシン・ゴジラの堅牢ともとれる皮膚に巨大戦艦や大型ノイズを一瞬で殲滅する程の火力を誇るMEGA DETH INFINITYですら傷が付かなかった。

 

クリス「ちっ、やっぱ効かねーか…ってかかすり傷すらねーのかよ」

 

MEGA DETH INFINITYがシン・ゴジラに効かないことにはクリス自身薄々感じていたがここまでとは思わなかった。

 

響「クリスちゃんの攻撃が効かない!?」

 

翼「分かってはいたがこれほどとはな」

 

マリア「それでもやるしかない!!」

 

マリアが跳躍して左腕の篭手から引き抜いた小太刀を周辺に展開・放出する高範囲攻撃『INFINITE†CRIME』を繰り出す。

 

シン・ゴジラの皮膚の前には効かず弾かれてしまう。

 

切歌「調!」

 

調「うん!」

 

切歌と調は互いのギアを合体させてシン・ゴジラに合体させたギアから斬撃放つ。

 

翼「はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

同時に翼が空間から大量の剣を具現化し、上空から落下させ広範囲を攻撃する『千ノ落涙』を繰り出すがシン・ゴジラの皮膚に弾かれてしまう。

 

しかもシン・ゴジラは意にかえさず進んでいく。

 

響「うおぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

シン・ゴジラの後ろから響がブーストして来てパイルバンカーパンチをシン・ゴジラの背中に叩きこんだ。

 

響「熱い!!」

 

パイルバンカーパンチが効かなかった上にシン・ゴジラの体温で離れる。

 

翼「やはり効かないか!!」

 

全ての技が効かないことに予想はしていたが苦虫を嚙み潰すように言う。

 

響「それに滅茶苦茶熱かったですよ!!」

 

近くに着地した響は言う。

 

調「自衛隊の攻撃が効かないのは分かるけど…」

 

切歌「シンフォギアの攻撃も効かないなんて信じられないのデス!!」

 

マリア「それだけ奴の防御力が上回ってるってことね」

 

シン・ゴジラの防御力の高さに驚く面々。

 

クリス「そんな奴にどう相手にすりゃあ良いんだよ!?」

 

合流してきたクリスが聞く。

 

翼「とくにもかくにもこれ以上の進撃を許す訳には…」

 

弦十郎『全員、聞こえるか!』

 

響「師匠、どうしたんですか?」

 

弦十郎『さっき八紘の兄貴から連絡があった!米軍の爆撃機3機、大使館防衛のためにグアムから出撃した!』

 

翼「それはもしや日本政府の正式な要請を待たずにですか!?」

 

弦十郎『そうだ!一旦体勢を立て直す、司令室まで戻ってくれ!!』

 

クリス「ふざけやがって!」

 

マリア「でも命令じゃあ仕方ないわ!退くわよ!!」

 

米軍の爆撃機が日本政府の正式な要請を待たずに発進したことを受けて引き上げる。

 

?「グルギュアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

響たちが引き上げ始めたとき、赤と青の派手な体色をして、両頬に袋を持った怪鳥―『火山怪鳥 バードン』が上空から姿を現した。

 

 

 

ヒオ「バードン!」

 

弦十郎「生き残ってた怪獣か!!」

 

 

 

バードン「グルギュアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

バードンは口から火炎放射『ボルヤニックファイア』を繰り出してシン・ゴジラを攻撃する。

 

宇宙警備隊隊長にしてウルトラ6兄弟の長男 ゾフィーやウルトラ6兄弟最強のウルトラマンタロウを倒したボルヤニックファイアですらシン・ゴジラは気にも止めず進んでいく。

 

?「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

更にシン・ゴジラの前方数百M先の地面から頭部や顔の外側や喉元を覆う鎧の様な皮膚、体全体を血管のようなのが浮き上がっている怪獣―『超古代怪獣 ファイヤーゴルザ』が現れた。

 

ファイヤーゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

ファイヤーゴルザはシン・ゴジラに向かって頭部から『強化超音波光線』を放って攻撃するがシン・ゴジラの肉体には効かず弾かれる。

 

バードン「グルギュアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ファイヤーゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 

バードンとファイヤーゴルザ、2体の怪獣の必死の攻撃もシン・ゴジラは気にも止めず進んでいく。

 

そしてファイヤーゴルザの前に行くと一時歩みを止めた。

 

ファイヤーゴルザ「ゴルルルルル?」

 

急に歩みを止めたシン・ゴジラにファイヤーゴルザは警戒したその時、シン・ゴジラが口を開きファイヤーゴルザの首に噛みついた。

 

ファイヤーゴルザ「ゴルシュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!?」

 

首を噛みつかれたファイヤーゴルザはもがくがシン・ゴジラは気にも止めずに持ち上げた。

 

バードン「グルギュアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ファイヤーゴルザを助けようとバードンが接近する。

 

接近してきたバードンにシン・ゴジラは噛みついていたファイヤーゴルザを投げつけた。

 

バードン「グルギュアァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

ファイヤーゴルザとぶつかりバードンは墜落する。

 

墜落したバードンとファイヤーゴルザに止めと言わんばかりにシン・ゴジラはビルを破壊して2体を生き埋めにしてしまった。

 

 

 

矢口「もはやシンフォギアや怪獣たちですら勝てないのか…」

 

「総理!大変です、米軍が大使館防衛を理由にグアムから爆撃機3機を出撃させたそうです!」

 

大河内「なに!?」




響「次回はとんでも回だねー」

マリア「シン・ゴジラを見たことある人なら分かるわね」

調「では次回を…」

切歌「お楽しみに、デース!」

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