夏になりましたね。
ちょっぴり泣けるお話を作りました。
1話完結でやっていきます!ちなみに短いです。
電車などの移動中にでもいいのでご覧ください!



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ご静聴のほど宜しくお願いします(o^^o)


1話 結婚記念日

今日は私達は夫婦の結婚記念日だ。

そして今2人きりでドライブ中ー♪

 

私「ねぇ貴方 今日は何の日が覚えてる?」

 

私はさりげなく夫に聞いてみた。

覚えているのか?私は少し不安だった。

 

夫「んー?何の日かなー?」

 

夫はとぼけたような声で言い、車を走らせる。

きっと夫は覚えているはずだ。何故なら新婚の私達にとって初めての結婚記念日だからである。覚えててくれないと困る。せっかくプレゼントを用意してきたんだから。

 

私「えー本当に覚えてないの?」

 

夫「何だったかなー?」

 

・・・・・・本当に覚えていないのだろうか。私は夫に対して怒りの感情が込み上げてきた。

 

私「本当に言ってるの?」

 

私は夫に少し強い口調で言う。

 

夫「ああ」

 

私はついに怒りが爆発し夫を怒鳴った。

 

私「さいてー!覚えててくれてると思ってたのにっ!」

 

夫「・・・・・」

 

夫を言葉に耳を貸さず車を走らせ続けた。

数分後、夫が車を止めた。山頂に着いたらしい。

私は目の前の光景に言葉を失った。山頂から見る景色はとても綺麗だった。

 

夫「美代子!」

 

夫が私の名前を呼んだのでビックリした。

 

私「は、はい!」

 

突然の出来事で反射的な返事になってしまった。

 

夫「今日、結婚記念日だよな。はい。これ」

 

夫はそう言うと花束をくれた。

私の好きな薔薇の花束だった。嬉しくて涙が溢れてしまった。

 

夫「ごめんな。意地悪なことして。サプライズで美代子にこれをあげたかったんだよ。 本当にごめんな」

 

さっきまで怒りが一気に消えた。単純な女だな、と私はつくづく思った。

 

私「ううん ありがとね 今日の事絶対に忘れないから」

 

私「私のプレゼントを用意してきたの。受け取ってくれる?」

 

夫「もちろんだよ」

 

私は車に戻り、手作りの服を差し出した。

 

私「こ、これなんだけど。手作りの服なんだけど・・・初めて作ったからなかなか上手くいなくて少し不格好(ぶかっこう)になっちゃったんだけど」

 

夫「ありがとう!大事に着るね」

 

私「うん」

 

今日の事は絶対に忘れない、と私は強く決意した。

 

・・・私達に口づけを交わした。

 

・・・・・・ ありがとう ・・・・・・

 

 

 

私は目覚めた。

 

私「・・・貴方・・・」

 

目には涙が溜まっている。

私はベッドから降り、仏壇の前に座り線香に火をつけた。そして、飾られている写真に向かって私はこう言った。

 

私「貴方、今日は何の日か?そうだよ 結婚記念日だよ あれからもう5年経つね 時は流れるのが早いね じゃあ私は仕事行くね じゃあね」

 

私はそう言うと夫の好きなヒマワリの花を供えて仕事へと向かった。

 




ご視聴ありがとうございます( ^ω^ )

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