爆豪勝己くんっていろんな人に憑依されてて可愛そうだな、いろいろボロクソに言われてて可愛そうだな〜と思い、じゃあ本人を転生者にしてストレス発散させようと思いついた。

……というのは建前で、私が読みたい設定のSSを探しても見つからないので、誰か書いて下さいアピールをするべく書きました。

これはそんな安直な考えで書き始め、僅か十分もかからずに書き殴り終えた短編です。

これを読んだ人が、誰かこんなスタンスの二次創作を書いてくれないかな(期待)

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爆豪勝己くんっていろんな人に憑依されてて可愛そうだな、いろいろボロクソに言われてて可愛そうだな〜と思い、じゃあ本人を転生者にしてストレス発散させようと思いついた。

……というのは建前で、私が読みたい設定のSSを探しても見つからないので、誰か書いて下さいアピールをするべく書きました。

これはそんな安直な考えで書き始め、僅か十分もかからずに書き殴り終えた短編です。

これを読んだ人が、誰かこんなスタンスの二次創作を書いてくれないかな(期待)


爆豪勝己は叫びたい。

 

 

 

 あるところに爆豪勝己という少年がいた。

 彼は凡人ではなかった。〈個性〉、頭脳、運動神経。様々な才能に恵まれた、まさに天才と称するに相応しい少年であった。

 

 そんな天才少年、爆豪勝己はやはり普通の人間ではなかった。

 

 ある日のこと、彼、爆豪勝己は思い出したのである。

 

 ―――自らが、〈前世〉を持つ転生者であるということを。

 

 

 

 

 

 

 「ッざけんなクソがぁあ!」

 

 爆豪勝己は荒れていた。猛烈に怒り狂っていた。もし今誰かが彼を見たのならば、間違いなくヴィランと思って通報するであろう、それ程までに彼は元々険しい眼つきの顔を更に歪ませ、青筋を浮かび上がらせていた。

 「クソクソクソクソっざけんなクソがああああ!」

 ひと睨みでそこらの小物ヴィランは失禁し、自らヒーローに助けを求めるだろう程に、爆豪勝己は怒りに満ちた凶悪な顔で吼えていた。

 両手のひらからは小規模ながらも〈個性〉による爆発が弾けており、当然ながら彼の部屋は酷い有様になっている。壁には穴が空き、勉強机は木端微塵に吹き飛んでただの焦げた木片と化している。

 だが、そんな状況など爆豪勝己の眼中にはない。〈個性〉の使用は無意識な暴走。それ程までに彼は抑えようのない怒りを覚えていた。

 「なにがっ! なにが〈爆発的みみっちさ〉だオラぁあああ!」

 この腸の煮えくり返るような怒りの原因は決して、今朝のテレビ番組の占いコーナーで自身の血液型が最悪の運勢だったからでも、まだ小学三年生の自分を置いて両親が熱愛デートに出かけたからでもない。

 

 ―――彼は前世で、〈僕のヒーローアカデミア〉という漫画を読んでいた。その漫画の内容と、その時にネットで読んだ〈爆豪勝己〉という登場人物への評価を鮮明に思い出したからである―――。

 

 「ヘドロヴィランに捕まる!? 俺が!? 有り得ねえっ!」

 ――右手が既にボロボロの壁を爆破する。

 「ネーミングセンスが壊滅的だああ!? っざけんな!」

 ――左手から放たれた爆発がドアを吹き飛ばす。

 「みみっちいみみっちいうっせえんだよクソがあああああ!!」

 ――両手から放たれた爆発がベッドを粉々に粉砕する。

 「俺のアンチスレなんて立ててんじゃねえよ死ねクソニートどもがあああ!」

 ――ランドセルが跡形もなく消し飛ばされる。

 「オールマイトはデクの野郎に力渡してんじゃねェえええええ!!!」

 ――爆豪勝己の部屋が、屋根ごと木端微塵に吹き飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 ――とある通行人Aさんの証言。

 

 「あの子ねえ、すごい〈個性〉だと思ってたんだけど、性格には前々から難があると思っていたのよぉ。だけど、まさか癇癪起こして自分の家を破壊するなんてねぇ。まだ小学三年生なんでしょう? これからいい子に育つといいけれど……」

 

 

 ――とある通行人Bさんの証言。

 

 「はい。そりゃあ驚きましたよ! 爆発音がするなあ~って見てたら、一際凄い音がして、いきなりあの家の半分近くが粉々になって吹き飛んだんですから。もう、バンっなんてもんじゃありませんよ。ズドバアーン! って感じですよ! あれは凄かったですね」

 

 

 ――とある通行人Cさんの証言。

 

 「今の若い子はねえ、ダメね。すぐに暴れるし、人への迷惑を考えられないのね。確かに家の中なら〈個性〉を使ってもいいとはなっているけれど、限度ってものがあるでしょう? 限度ってものが。幼稚園生ならまだしも、小学生なら分かりそうなものなのに。ほんと、今の若い子は怖いわねえ」

 

 

 

 

 

 ―――これが、爆豪勝己という少年の波乱万丈な物語の幕開けであった。…………幕が開けちゃったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 




おかしい。ストレス発散させるはずが、ストレスを与えてしまった……。


以下、私の我儘です。

爆豪くんにオリ主憑依が流行っているようですが、私はこんな感じの設定のSSも読んでみたいです。

誰かお願いします。読みたい……


私は東京喰種の瓜江久生くんでこれをやりたい(何年後かに)

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