最近は執筆等をしていなかったサボリ魔です。
今回は、前々からやるとかやらないとか言っていたリメイクを思い切って全話やってます。全話ということは48話分の書き直しをやるという事です!
前作《リメイク前》の一話目を投稿したのが「2015年12月14日」でした。その頃は、まだ1000文字を書くのがやっと、という頃でしたので思ったことをあまり書けていませんでした。
それから、少しづつ書いていき最終的に48話も書いた事は、私でさえ驚いていますΣ(・□・;)
前作の合計文字数は『73,420文字』、平均文字数が『1,530文字』、UAが『29,047』で、お気に入り件数も200を超えていて、一話目を投稿していたあの頃の私も想像出来なかったことでしょう。
更新が全くされない時もあったのに、読んくださった読者の方々にはとても感謝しています。
これからも、白狐さぐじの作品を読んでいただけたら幸いです。
前書きが長くなってしまいましたが、この下が本編の第一話目です。前作より少し文字がふえています。出来るだけ読みやすいように心がけてかきました。
どうぞ、ご覧になってください。
第一話 「赤い目の白い子狐」
とある場所、一匹の狐が雲から顔を出した月の光で目を覚ました。
「………ぅう」
?
「………んん?」
??
「……え?…あれ?此処は……何処?」
…地面は土?壁は…岩?
洞窟なのかな?
「そういえば私は……ダレだっけ?」
え、そんな…。なんで、なんで思い出せないの。
どうして、私は…私は…。私は確かニンゲンだった気がする。
ニンゲンって何だっけ?思い出せない…いや、記憶がないような。
ふと自分の手を見てみると獣の足だった。獣の足は『真っ白』で、とても綺麗な毛色だった。
そこから「自分の姿が分かるモノがあれば自分が何者か分かるかもしれない」と考えていると、近くの方から水の流れる音が耳に届いた。
まずはその場所に行ってみることにしよう。
水の流れる音の根源は池だった。
池を覗いてみたら、自分の姿が池に映っていた。
私は「目が赤い、真っ白い子狐」だった。何故か驚きはしなかった。
まるで、そのことが当然の事のように感じた。
そんな事より、「目が赤い、真っ白い小狐」が、たぶんアルビノではないかという考えが頭に浮かんだ。確か、アルビノは日の光に弱かったはず。自分が此処に一人で居るということは、捨てられたのだろう。
何故こんな知識があるのか分からなかった。分かる手段が無かった。分からないモノを永遠と考えていても埒が明かないので、考えることを辞めた。
今やらないといけない事は生きることだ。生きるには食べていかないといけない。
自分は光に弱いから、昼間の行動は控えないといけない。
今、周りを見た限り木の実をいくつか確認できた。ご飯はそれで問題無いと思う。記憶は無いけど知識はあるみたいで、どれが食べれてどれに毒があるのか分かる。
これなら生きてはいけると思う。
「んん…ふあぁー、眠い」
私が初めに目覚めた洞窟で寝ることにした。此処は雨も風も入って来なさそうなので、これからは此処で寝ようと思う。
そんな夜を私は深い眠りについた。
◇
あの時からたぶん1000年は経ったと思う。私の歳が分からないし、ちゃんと数えてないから正確には違うかもしれない。
確か60年経った辺りから「自分は普通の狐じゃない!いくら何でも普通の狐はこんなに長く生きない」と思った。
それから40年経って、100歳になると自分の中に不思議な力が宿った。それが妖力だと後で分かった。
200歳になるころには尻尾が1つ増えて、2本になった。
そうなると私は完全に妖怪だなと確信した。
でもそれは、もう昔のことだ。
今では尾は9本、いわゆる「九尾」である。妖力の使い方は大体分かってきた。人型に化け、しかも尻尾を隠すことも出来るようになった。
が、1つ不満なのが人型になると幼い姿になってしまう。身長と体型から幼女である。
初めに浮かんだ姿が
それから変わったことは色々とある。
あの洞窟があった近くに小さな村があった。その村に実は良く通っている。
村の人達には妖怪だとバレているけど、私が人を襲わないと分かっているので話たりしている。
最近、「ミクラ」という名前を頂いた。結構この名前は気に入ってる。
村では、私じゃないと取りに行けない薬草を取ってきて、自分の食べれる物と交換している。後は、村を襲うとしている他の妖怪を追っ払ったり、倒したりしている。薬草を取りに行けない冬は、殆どが妖怪退治だ。
あ、昔のことを振り返っていたらもう夜になってる。
今の季節は冬でとても寒い。毛皮があっても寒い。
ふかふかの枯草のベットでぬくぬくと温まって今日も寝る。
明日は、あの家のおばちゃんと話そうかな。