偶然思いついたネタです。

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Fate/xeno

1、

 

「私はヴェクター・インダストリー製、対グノーシス用人型掃討兵器KP-X シリアルNo.000000001。別称Kos-mosです。あなたは私を召喚した者ですね。説明を求めます。」

 

衛宮切嗣は戸惑っている。

アハト翁を説得し、縁召喚を試した結果は謎の少女を召喚した。

幸い、相手が聖杯から聖杯戦争に関する情報を得たため、説明するのにさほど時間をかからない。

だが、Kos-mosと名乗っている少女は自分をマスターと認めていない。

あくまで協力者として共闘するということに同意するだけ。

 

「ヴェクター・インダストリー……聞いたことはないな。」

 

「質問します。この惑星は太陽系第三惑星地球ですか。」

 

「ああ。」

 

「ヴェクター・インダストリーはロストエルサレム……地球が消滅した後で成立した会社です。」

 

「なんだと。」

 

話を続けるとこの少女は未来から召喚された英霊だと判明した。

馬鹿馬鹿しい話と思っていたが、Kos-mosは自分の腕を外して、現代の技術でとても再現できる構造を見せたから、信じるしかない。

 

「証拠はありませんが、この地球は私の世界の地球と違う地球と推測しています。」

 

「英霊の座は世界の外にある。別の世界、別の時間軸から来ることもあるだろう。」

 

「聖杯からダウンロードしたデータによると、私は英霊の座というシステムから召喚されることではありません。英霊とはまったく別の存在で、今回の聖杯戦争のイレギュラーです。聖杯戦争を続けると、私が召喚される理由が判明できると思われます。」

 

「つまり、聖杯にかける願いはないということか。」

 

「そうです。」

 

この少女はイレギュラーということが分かったが、話を進めるとその異常性が際立っていた。まず、反応炉が搭載されているため、魔力の供給は必要ない。次は、霊体化できない。本人の推測によると、これは本体がそのまま召喚されているから、サーヴァントとしての基本機能が保有していない。

最後は、その異常なステイタスだ。

 

クラス:パイロット

属性:秩序・中立

 

筋力:A+

耐久:A+

敏捷:A+

魔力:E-

幸運:B

宝具:EX

 

このステイタスはなんなのだ。宝具に至ってはEXランクもある。

作戦を相談しようとする時、危険があるかもしれないから外に待機させたアイリの声が聞こえた。

 

「あなた、召喚は終わったの?」

 

2、

 

《アサシンの出現が捕捉。遠坂邸に接近中。遠坂邸の屋上に霊体化したサーヴァント反応があります。待ち伏せの態勢です。》

 

Kos-mosは優れた協力者だ。

自分のマスター狙いの計画を賛同し、偵察、狙撃、白兵戦などあらゆる戦闘行為に高い技術を持っている。

さらに、霊体化したサーヴァントを遠距離で感知できる索敵機能は戦略、戦術に大きな意味を持っている。

その機能はヒルベルトエフェクトという宝具の副産物らしき、完全に起動したら、敵の霊体化を解除し、物理的な攻撃が通じるようになる。

 

来日した後、Kos-mosはすぐ遠坂邸と間桐邸の襲撃を提案してきた。

アインツベルンは最初で召喚した参戦者のため、他のサーヴァントが召喚される前に敵拠点を潰すのは合理的なことだが、聖杯戦争が始まる前にそういうことしたら監督役が許さないから、その魅力的な申し出を断った。

 

しかし、聖杯戦争はもう始まった。

今回Kos-mosに依頼した任務は遠坂邸の破壊と遠坂時臣の殺害で、方法は彼女に一任した。

自分ができることは戦略的な指示で、戦術的な判断はKos-mosに任せた。

Kos-mosの武装は自分の理解を超えたもので、下手に口を出したら彼女の戦力を制限しかねないからだ。

 

「わかった。任務が遂行不可能な状態になれば、撤退してもいい」

 

《いいえ、任務の成功率は低下していません。戦闘行動に移行します。》

 

切嗣は使い魔の目を通して、遠坂邸の状況を監視し続ける。

警報結界を潜り抜いたアサシンの技術は驚嘆すべきものだ。

だが、切嗣はもうKos-mosの報告で遠坂時臣がすでにサーヴァントを配置してあることを知っている。

いくら優れた暗殺者でも、事前に侵入が予測されれば、なすすべもなく殺されるだろう。

 

案の定、一本の光り輝く槍はアサシンに向かって射出した。

 

「R-キャノン」

 

だが、空中でKos-mosの手から放されたビームに飲む込まれ、跡形もなく消え去った。

 

「……これは。」

 

黄金のサーヴァント……英雄王ギルガメッシュは瞬時にこの攻撃の正体を察知し、蒼髪の少女に最大の警戒を取った。

 

「新人類の兵器か。我が財にもこのような物はない。珍しい物を見せたゆえ、我が宝物を破壊することを特に許す。名乗れるがいい、人形。」

 

「対グノーシス用人型掃討兵器、Kos-mosです。」

 

「秩序(コスモス)の名を持つ人形よ。先手を譲る。死力を尽くすがいい。」

 

「エルデカイザー。」

 

《応、真・無双雷神剣!》

 

Kos-mosが最初に召喚したのはVer.4の躯体と同じパーツを使用するロボットだ。

それを見たギルガメッシュは相応の武器で迎撃した。

 

「千山斬り拓く翠の地平(イガリマ)!」

 

全長数十メートルがある斬山剣とも呼ばれる神造兵装と、最強を夢見るハカセが作り上げた巨大ロボットは遠坂邸の上空に激突する。

双方は次の一撃を繰り出した。

 

「王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)」

 

先に手を打ったのは英雄王ギルガメッシュ。

百に超えた武具は砲弾の雨のようにKos-mosに襲い掛かる。

 

「F・G・ショット」

 

Kos-mosは両腕に装備する大型のガトリングガンで弾幕を張り、空中ですべての宝具を撃墜した。

 

「ほう、だがこれはどうだ。万海灼き祓う暁の水平(シュルシャガナ )。」

 

イガリマと対を成す赤い刃は本体から放出した炎をもって、Kos-mosを焼き尽くさんと振り下げる。

 

「エルデカイザー烈。」

 

《真・無双冷神剣!》

 

炎と氷の大剣が互角の態勢を見せた。

ギルガメッシュは手を振り上げ、次の一撃を放そうとしたが、つまらなそうな表情を見せ、動きは止まった。

 

「遠坂時臣の生命反応消失。任務達成。」

 

「時臣め、うっかりにもほどがあるぞ。自分がけしかけたアサシンに殺されるとは。」

 

「そうでしたか。アサシン陣営と遠坂陣営は協力関係で、この襲撃は他陣営への威圧という目的を持っていると推測されました。アサシン当人がこのことを知らないのは遠坂時臣の敗因でした。令呪を使う機会さえ与えなかった鮮やかな暗殺で、アサシンの名に恥じない一撃と思われます。」

 

「奴はアサシンが我と貴様との戦いを見て逐電したと思っていたようだ。フン、興ざめだった。」

 

ギルガメッシュは霊体化して、この場を離れた。

Kos-mosもバイクを取り出し、遠坂邸を後にした。

 

 

 




たぶん続きません。

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