なんか、書いてみたくなった。其れだけの代物ですが、読んでいただけると嬉しいです!
今回は短いのを出します!
何時ものごとく語彙力が足りてない感じです…。
原作の太宰さん、中也からは、離れちゃってますが大丈夫でしたら読んで下さい!!
あらすじにも書いたとおりですが独白みたいな物と太中にお互いについて訊いてみた!ってやつです。
独白は、四年間太宰さんを待ち続けた中也目線のものと、もう一つは太宰さんを捕らえたのを知って会いに行く所の中也目線です!
それではどうぞ!!
〈*四年間*〉
ずっと待ってた。
また会える、会いに来てくれる。
そう信じてたから探さなかった。
1年、2年待って
それでも会えなかった。
でも待つのはやめずに
ただ何も変えず静かに待ち続けた。
3年、4年と待ってようやく会えた。
彼の顔を見たら
抑えていた物の凡てが
留めどなく溢れそうになった。
4年間涙すら流さずに
伝えたい事ばかり溜め込んで
ただ静かに待ってた。
ひたすらに必死に感情を殺して。
そして待ち望んでいた事が
現実になった時
ずっと胸に秘めてきた感情が
行き場を失ってしまった。
辛かった。
哀しかった。
とても不安で
とても寂しかった。
でも待ち続けた。
また会える、会いに来てくれる。
然しそんな保証は何処にもなくて。
もういっそ楽になって仕舞おうかと
思った時もあったけど
待っていて善かった。
なァ、今泣いても善いのか?
ずっと秘めてきた不安や哀しみを
吐き出してしまっても善いのか?
そんな問いかけが口から出る前に
一斉に沢山の感情が
溢れ出してしまった。
〈*願い*〉
若し、神様がいるのなら
今、助けてはくれないだろうか。
もうずっと待った。
後悔して、自分を責め
毎日を過ごした。
辛い、もう耐えられない。
こんな事になるのなら
伝えておけば善かった。
何故、今になって気付いたのだろう。
何故、もっと疾くに
気付けなかったのだろうか。
何故、気付かないフリをして
自分を騙し、逃げたのだろうか。
"そろそろ限界だ"
そう、何度思っただろう。
若し、神様がいるのなら
彼に会いたい。
想いが通じなくてもいいから
彼に会わせて。
そんな風に何度願っただろう
何度祈っただろう。
会いたい。
もうすぐ其の願いが叶うんだ。
今度こそ伝えよう。
もう、逃げない。
後悔はしたくないから。
結果なんてどうだっていい。
会って、想いを伝えられるのなら
其れだけで幸せだ。
ずっと伝えられなかった想いを胸に
彼の元へ行こう。
神様、一言云わせて下さい。
「彼に逢わせてくれてありがとう。」
〈太中にお互いについて訊いてみた!〉
*太宰*
中也の事?
嗚呼、兎に角小さくて生意気で煩くて、友人には向かないね。
服とかのセンスも狂ってるしさ。
嫌いだよ。
でもまぁ戦闘となったら一番信用できるし、云う事聞いてくれるし、何より一番、私の事を判ってくれるから別に、口で云う程嫌いじゃないかもね。
何だかんだ云ってよく世話を焼いてくれるし、関係ない事で莫迦みたいに心配して泣き出したりするし、…感謝もしてるよ。
今まで沢山中也には助けてもらってる。
汚濁まで使わせちゃったり…。
何でも一人で背負おうとして、無理して、空回りして、傷ついて、本当に莫迦みたいだけど……其れでも諦めないで、弱音を吐かないで、何時だって真っ直ぐで、自分なんて顧みずに、また無理をしようとする。
そう云うとこ、嫌いじゃないかな。
育ってきた環境を思えば、何処か他人に依存してる様な中也の行動も理解できる。
捨てられたくない、嫌われたくない、必要とされたい、迷惑をかけたくない、足手まといになりたくない。
昔、酔った中也が云ってたんだ。
可哀想って思っちゃった。
私も似た様な環境で育ったのにね。
考える事がこうも違うとは。
中也の場合は、全部自分で背負い込んじゃうんだ。
自分が悪い、もっと頑張らないと、もっと出来る様にならないと…って感じでね。
私を頼ってくれてもいいのにさ、人の心配ばっかして、自分の事は後回しにするんだよね。
人に頼るなんて発想が出てこないんだろうね。
自分の不調には気付かない癖に、他人の不調にはすぐに気が付く。
最初に云った通り感謝してるんだよ?
でも周りで見てる此方としては、もう少し肩の荷をおろしてもいいのにって感じ。
あんなに無理して、疲れるだろうに、自分の思いやりを理解してもらえなかったら、傷つくだろうに。
其れでも、少しは良い事もあるんじゃないかな。
努力は結ばれるってやつ。
人一倍、傷付きやすい分、他人の痛みを分かってあげられる。
其れが中也の良い所だと思うよ。
今まで環境に恵まれなかった分、此れからは、中也のそういう所をきちんと理解してあげられる人が現れるといいよね。
まぁ、そうじゃなくとも、中也を理解している人が身近にいる事に気付いて欲しいかな。
それでもって、無理をしないで私に頼ってくれるともっといいね。
普段は嫌いって云ってるけど、別に嫌いじゃない…いや、ホントは好き、だからね。
ずっと前から、小さい時から大好き。
一目惚れなんだから。
あ、此れ中也には内緒だよ?
*中也*
ん?太宰について?
あんな奴の事気になるのか?
趣味悪ィ…。
ろくな奴じゃねェぞ、彼奴は。
何かにつけて嫌がらせをしてくる。
其れもスッゲェくだらねぇヤツをな。
俺は、太宰が大っ嫌いだ。
まァ…信用はできるがな。
俺が命預けたのは彼奴が初めてかもしれねぇ。
何だかんだ云って、彼奴は汚濁を使わない様に作戦を立ててくれる。
そのせいで自分が危険に晒されてもな。
俺が見かねて汚濁を使わなかったら死んでたかもしれないのに彼奴、口もきいてくれなくなった事があってよ。
漸く喋ったと思ったら、凄い剣幕でキレたんだ。
太宰が他人の事であんなに本気になるのは見たことねぇからな、結構嬉しいかった。
相棒として、少しは認めてくれてたのかなァ。
別に、そんなん興味ねェけど…。
そうそう、昔からな、太宰は感情表現が苦手だったんだ。
無愛想で、何時でも何処か冷めたような顔をしてた。
小さい時に俺が、姐さんから貰った飴を遣ったら、彼奴、すっごい笑顔になって喜んでよ。
ホントに歳相応の違和感のない笑顔。
あれが初めて見た太宰の感情だった。
初めて見た感情表現がとびっきりの笑顔だったからか…。
あの時、俺は、太宰に惚れたんだ。
滅茶苦茶、格好いいぜ太宰は。
絶対、誰にも渡さねェけどな。
嗚呼、太宰には云うなよ?
彼奴は、勝手に出て行った癖に、未だに何か心残りがあるみたいなんだ。
はっきりとしないが…少なくとも何か気にかかってるみたいだ。
最近、よく俺の家へ来ては、酒を呑んでる。
その後大抵は泊まってくんだがなァ…、彼奴、布団で泣いてるんだ。
毎回、毎回。
それに、偶に寝言でな、"ごめんね、ごめんね"って誰かに謝ってんだ。
そんでもって、俺が"大丈夫だ"とか云いながら頭を撫でると、凄く、なんつーかな…
そう、安心したような笑顔を浮かべて、また寝ちまうんだ。
俺が太宰の家へ行った時にはそんな事云わねぇのにな。
うちに来た時だけ。
敦にも訊いたが、そんな事は一度もないそうだ。
一体、何を引き摺ってるんだか…。
もう少し、心の中を打ち明けてくれても、いいんだけどな。
やっぱり、そんな事云えるような関係じゃないってことか…。
所詮、彼奴にとって俺は、そんな程度のものだ。
でも、其れでも好きだ。
俺は今でもみっともなく、太宰に執着している。
太宰の笑顔を、ずっと見ていたい。
彼奴には、俺の代わりに色々、辛い思いをさせちまった。
だから彼奴には、絶対に幸せになって欲しい。
其れを少しでも手伝えるなら、そんなに嬉しいことはねぇよ。
…って口が滑ったな。
まァ、酔った勢いだ、信憑性はねェからな。
今のは忘れてくれ。
太宰にも、絶対に云うなよ?
なんか訊かれたら…そうだな俺からの伝言だって云って、"ありがとう"、そう伝えてくれ。
よろしくな。
読んで下さってありがとうございました!
誤字脱字などなど、ご指摘ありましたら教えてください!
また、感想等も時間がありましたらお願いします!!