君のこれから~そして僕の人生が終わる~   作:郁也ユッキー

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すみません!前回の投稿からすごく開いてしまいました!
この作品は基本的に不定期更新です。作者は受験生なので・・・。
今回、デート回です。二次創作も大変だけど、オリジナルも大変だ・・・。


デート

「先輩・・・。どう、ですか・・・?」

上目遣いで僕を見つめてくる、学校のアイドルである、如月 奈央さん。

彼女は現在、最近できたショッピングモールの服屋で、新しい服の試着をして僕に感想を催促している。

何故、学校であんまり目立たない僕が、学校のアイドルとこのような状況になった理由は・・・・。

 

 

 

「先輩。今週の土曜日。時間空いてますか?」

この日は如月さんの部活が無く、僕らはいつものカフェで本を読み、帰宅している最中だった。

「うん。空いてるよ。」

「もしよければ、最近できたショッピングモールに行きませんか?」

如月さんとお出掛けか。ん?待てよ?もしかして・・・。

「如月さんと二人っきりで?」

「い、嫌でしたか・・・?」

「ち、違うよ!伊藤家とか誘わなくて大丈夫なの?」

本を読むだけなら二人でもいいんだけど、ショッピングモールだと僕は話すことが得意じゃないので、如月さんは退屈してしまうだろう。出掛けるなら、伊藤家を誘った方が如月さんは楽しめると思う。

「い、いえ!伊藤家は呼ばなくて結構です!」

「そ、そっか。じゃあ、土曜日の十時に駅の広場でいいかな?」

「わかりました。」

そう言って、僕たちは分かれた。

 

 

 

 

 

『奈央ー。誘えたー?』

「う、うん。誘えたよ。」

『よし。今から奈央の家で《湊先輩を落とす方法》について作戦会議するぞー!』

「そんなことしなくていいから!!!」

 

 

―土曜日

 

 

僕は集合の十分前に集合場所に到着した。

如月さんはもう集合場所にいた。

「如月さんごめん!待った?」

「いえ。さっき着いたばかりなので。」

如月さんは、スキニーにTシャツという少しラフな服装をしていた。

「待たせちゃったわけだから、モールで何か奢るよ。」

「い、いえ、結構です。先輩にそんなこと・・・。」

「気にしないでいいよ。」

「わかりました。」

そして、僕らは歩き出した。

 

 

ここのショッピングモールは最近できたせいか、すごく混んでいた。

如月さんのお目当ては、有名な服屋の新商品らしい。

僕らは人混みを上手くかわしながら、目的地のお店に到着した。

如月さんはお目当ての商品と、それに合うものを次々に選んでいった。

「せ、先輩。」

「どうしたの?」

服選びに夢中だった如月さんの横顔を眺めていると、如月さんが声をかけてきた。

「も、もしよろしければ、服の感想を、お願いしてもよろしいですか・・・?」

「う、うん。い、いいよ。」

上目遣いで頼まれたら断れないよ・・・。僕、まともな感想言えるかな・・・?

―そして冒頭へ戻る。

 

 

「先輩・・・。どう、ですか・・・?」

如月さんは試着室のカーテンを開け、僕に感想を催促する。

如月さんは今までのパンツスタイルとは異なる、白いワンピースに水色と白のハイヒールだった。

「・・・すごく、綺麗だ。」

ほんとに。言葉が出ないほど綺麗だ。そして何より彼女は絵になる。

「あ、ありがとう、ございます・・・。」

如月さんは下を向いて呟いたが、耳の先まで真っ赤だった。

 

 

 

「今日は色々買ったね。」

「・・・はい。」

あの後二人でお店を回り、日が暮れたので帰宅していた。

僕が荷物を全部持とうとしたのだが、如月さんが全力で拒否したので、半分だけ荷物を持っている。

今日はすごく楽しかった。如月さんの新たな一面をたくさん知ることが出来た。

如月さんは意外と子供っぽく、目に留まった面白い店にどんどん入って行った。まるで、冒険に出掛ける子供のような目だった。

如月さんは静かな人だと思っていたけど、意外とはしゃぐ。見ててとても微笑ましかった。

「先輩、今日はありがとうございました。」

彼女がにこっと微笑む。

不覚にも彼女のその笑顔が可愛いと思ってしまった。

―これが”好き”ってことなのだろうか。

「・・・先輩、どうかしましたか?」

如月さんが僕の顔を覗き込んできた。

「・・・ねぇ、如月さん。”人を好きになる”って何なんだろうね。」

「どどどどどどうしたんですか!???先輩!!!」

如月さんがすごく動揺している。そんなに動揺するの!?

「いや、”人を好きになる”ってどういうものかわからなくてさ。如月さんの意見を聞きたくて・・・。」

「・・・”人を好きになる”っていうのは、多分、”自分よりも大切な人ができる”ってことだと思います。」

「”自分よりも大切な人”?」

「自分のことよりその人の事が気になってしまったり、その人が傷ついたり、困ってたりすると、自分が辛くなったり・・・。こんなことだと思いますよ。私は。」

”自分よりも大切な人”・・・。如月さんが困ってたり、傷ついてたら僕も辛い。

「っというか、先輩。急にどうしたんですか?」

「実は、気になる人がいて、その人の事が本当に好きかわからなくて・・・。」

「・・・っ!そ、そう・・・ですか・・・。先輩、気になる人、いるんですね・・・。」

彼女の表情は少し悲しそうだった。

「如月さんありがとう。君のおかげで、自分の気持ちがわかりそうだ。」

「・・・そう、ですか・・・。」

「それじゃ、また学校でね!」

「は、はい。また・・・。」

僕は如月さんを家まで送り、自分の家へ帰った。

 

 

 

 

 

―先輩、好きな人、いたんだ。

私はベットにダイブする。

そして私は携帯電話を取り出し、安理沙にコールする。

『奈央!おめでとう!明日、お赤飯持ってk・・・。』

「私、失恋しちゃった・・・。」

 

 

 

 

 

―日曜日

 

 

―僕はきっと如月さんの事が好きなんだ。

昨日の一件で少し自分の気持ちがわかった気がする。

「湊ー!ごはんよー!」

お母さんが僕を呼んでいる。

僕はベットから立ち上がり、食卓へ向かおうとした。しかし、立ち上がった瞬間・・・。

―バタン。

僕は足の力が抜けてしまい、そのまま床に倒れて、視界が暗転してしまった。




少しわかりにくい描写が多かったかもしれません・・・。
ご意見・感想など書いてくださると、作者が狂喜します。
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