他の作品も更新していきたいと思いますので宜しくお願い致します。
Dies irae要素が多分に含まれています。
ここは地球と呼ばれる世界とは別の世界。
魔法が存在し、その上で4魔法皇帝と多数の魔法使いが貴族、騎士として国家や地方を統べる世界。
ここに突如として異変が発生した。
各地で確認された地震が晴れたのち、ある地域が消滅しそこに別世界の地域が突如現れたのである。
それを確認できた者は当然多かったものの、完全に理解しているものはあまりいなかったといえる。
ここにいる2人は、観測できた数少ない者と言えた。
黄金に光る獣じみた人体の黄金比を持つ人間と、その後ろに従う影絵の人間の2人である。
おもむろに黄金の君が口を開いた。
「カールよ。これも卿が考えた策(歌劇)なのか?」
その言葉に影絵の男は反論した。
「それは違いますぞ、獣殿。あなたも感じている通り、あの世界は女神と刹那によって保たれている。それは一つの未知であったが、他にも面白い歌劇(未知)が欲しいと座にある誰かが望んだのだろう・・・」
そう言って、影絵の男は背後にある、この世界にはなかった別世界からやってきたかつてのドイツ帝国の領土と思しきものを見て嘆息した。
「しかし、獣殿。何もあのような愚物をこの世界に呼び出さなくてもよかっただろうに。あなたの爪牙があれば」
「それでは、詰まらぬではないか。カールよ。私はあのドイツも結構気に入っている。特に私の気質である愛でるために壊すことにかけてはあの男(ヒトラー)は優秀だ。本人は自覚していないようだがな。」
そういってこの世界において異常ともいえる現象を知覚した2人の男はこれからのこの世界の流れ(歌劇)に期待した。自分たちの望む未知があるのかと。
そして、この世界に突如として現れたドイツ帝国領と思しきところへ、ベルリン市街にあるとある場所へ向かっていた。
そのころ、この世界に来たドイツでは人々は混乱していた。
夜突如家が燃えたかと思えば気を失い、いきなり地震が来たかと思えば外の景色が変わっていた。より正確に言えば付きが4つあるという不可解な現象に困惑していた。
それは総統官邸にいたヒトラーとヒムラーも例外ではなかった。
羊皮紙にあったラインハルト・オイゲン・トリスタン・ハイドリヒの筆跡とみられる文字。
それに書かれた通りベルリン市街地を業火で燃やしたところ突如として地震に見舞われ、外に出てみれば月が4つあるという、常人では気が狂ったのではないかと思う現象に見舞われていたのだから。
しかし、ヒトラーとヒムラーはある意味確信していた。
こここそ、異世界であり、我々が征服できる新世界なのだと。
そしてそのヒトラーとヒムラーの前に黄金の輝きに満ちた人影と影のような顔の判別できないような男と出会った。
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