この世の真理を垣間見る奇跡の術たる錬金術
いま、一人の少女がその叡智をもって失ったものを取り戻すため、旅立つ
――そんな妄想である
――そして少女らは、禁忌を犯した
スプラ「くっ……ちくしょう、持って行かれたぁぁぁ!!」
スプラ「まだだ……このオートマタの外装、これに魂を定着させれば」
スプラ「……返してくれ、たったひとりの、コンダクターなんだよぉ!」
スプラ「これが……真理の扉」
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フレデリカ「なぜあなたのようなチビが<<銅拍の錬金術師>>などという厳つい二つ名を持っているのか疑問でしたが……ガスガスガス!まさか禁忌を犯したとは!そんなできそこないの音精は、この私が直々に!神の元へ送ってやりますよ!」
スプラ「遅すぎるわ!……来るがいいド三流よ、格の違いというもの、見せてやる ふははは!」
フレデリカ「くっ、この程度 何度でも我が
アキノ・ロッシーニ「これはリバウンド!?く、苦労してやっと見つけた黄金の卵が…ニセモノ?」
フレデリカ(ガスガスガス…チャーンス。このスプラという音精だけでも道連れに)
ルルエ・パレストリーナ「このエセ教主……神の鉄槌でも食らっておきなさい!」
フレデリカ「ぐえー」
スプラ「理事長代理、前のコンダクターがいなくなったのはいつだっけ?」
ファリス・メンデルスゾーン「今年の2月14日ですね」
スプラ「ガールズシンフォニーがサービスを開始して大量に石を配ったのは?」
ファリス・メンデルスゾーン「今年の、2月14日……ですね」
スプラ「……もう一つ質問、いいだろうか」
ファリス・メンデルスゾーン「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」
フィーリエ・ボロディン『君なら真実の奥のさらなる真実にも……たどり着けるだろう』
スプラ「『真実』……か。くそっ……恨むぞ、ドクターボロディン」
スプラ「侘び石の材料は……生きた人間だ」
コンダクター「僕は音晶石を犠牲にしてまで元の姿に戻りたいとは思わないよ」
スプラ「コンダクター……だけど、絶対に……別の方法があるはずだ!」
コンダクター「ああ、約束だよスプラ。二人で元の姿に戻って、オーケストラに帰ろうって」
ファリス・メンデルスゾーン「これからこのことは誰にも漏らしてはなりません。音楽院内部も全て敵と思え! ……あなた方には、時が来たら役立ってもらいます(にこっ」
ヨハンナ・ブラームス「シャルロワ開放戦…4人の幹部…イースターの生物兵器研究所…音楽院爆破未遂の地下トンネル…おいおい誰だ、こんなこと考えるのは…早く!ロッシーニにつなげ! 音楽院がやばい!」
ファリス・メンデルスゾーン?「受話器を下ろしてください、ブラームスさん……さあ、受話器を」
ヨハンナ・ブラームス「理事長代理……じゃないね。誰だアンタ ……おいおい勘弁してくれよ、シューマンとクララが、私を待ってるんだ……こんな所で死ぬわけには……!」
クーラ・クララ?「その最愛の私を刺そうとなさるのですか?……良い演出だろう?ヨハンナ・ブラームス」
ヨハンナ・ブラームス「……!!!」
スプラ「理事長代理が……ホムンクルス!」
コンダクター「シューマン……君は音楽院中枢へ、音楽院の現在トップがホムンクルスだなんて、放っておく訳にはいかないだろう?」
ロジーナ・シューマン「ああ。私は、ブラームスの敵を必ず見つけ出す……そのためにはなりふり構っていられるものか」
ゲルダ・テレマン「にゃはは、シューマンクン。君ギャグのセンス無いね ……だけどお茶受け話ぐらいにはなるかな」
ロジーナ・シューマン「い、いや ただの街の噂話であって先生方にお聞かせするようなものでは……」
ゲルダ・テレマン「さて……先程のジョーク、なんと言ったかな~、にゃはは。理事長代理がホムンクルス、とか。さあ続きを」
音楽院教師陣「「「…………」」」
ファリス・メンデルスゾーン「続けなさい、シューマンさん 私がホムンクルスだと何か問題がありますか?」
ロジーナ・シューマン「くっ……!」
ロジーナ・シューマン(そうか……ブラームス、『音楽院がやばい』とは音楽院に迫る危機ということではなく、音楽院そのものがやばいということか……!)
――欲望と因縁 そして人ならざるものの陰謀が渦巻く音楽世界ハルモニア
天才と呼ばれた錬金術師、スプラと人の身を失ったコンダクター、彼女たちがその陰謀を止めることは果たしてできるのか
そして、スプラはもう一度"扉"を開け、真理に打ち克ち、コンダクターを取り戻すことができるのか
少女たちの葛藤と冒険、その果てにつかむ"真実"の物語とは――
スプラ「立つのだド三流!あたしら人間たちと、貴様の格の違いというもの、見せてやる!」
一大巨編ダークファンタジー <<銅拍の錬金術師>> ついに連載開始
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スプラ「……というのはどうだろうか?どうだろうか!?指揮者さん! 偉大なる錬金術師たるあたしにふさわしい物語だと思わないか!?」
まず持ってここシャルロワ音楽院にはパフォーマーも音精も、奇人揃いではあるが…それにしても、
スプラの趣味というものはいまひとつ自分には理解できない、それになぜ自分がオートマタの姿にされてしまうのか
色々と疑問はついて回るが、まずもってこの企画には重大な問題点が存在する。
スプラ「むむ!それは一体何だというのだ!?」
こんなにあからさまに音楽院を……ひいては、『あの』理事長代理、メンデルスゾーンを悪役にした物語を大々的に発表してしまったら、一体どんなことになってしまうというのだ。
自分はどうなるか、想像だにしたくない。
スプラ「むぅ……それは、確かに……どうしても…ダメ、かなぁ かっこいいのになあ……」
考え直したほうが無難だろう、そう伝える。
なに、これがスプラの考える理想の錬金術師像と言うのはわかる。だがそれは今回のものに限らず、いろんな道が見つかるはずだ。
焦らずにまた努力を積み重ねていけば、見えてくるものもあるだろう。
スプラは、奇跡の力の復活を目指す偉大な錬金術師。そうなのだろう?そういって頭をポンポンと軽く叩いてやる。
スプラ「そうね……うん、そうだな!真理の探求というのは奥深い!ふははは!指揮者さんにはこれからも、あたしの理想の追求に付き合ってもらうぞ!」
スプラ「だからその……ね? いつもありがとう、指揮者さん」
そう感謝を告げる彼女の表情は恥ずかしげではあったが実は素直な、彼女らしい気持ちの伝え方だ、そう思うのだった。
北斗のときのようなノリで名シーンを拾って当てはめてノリで突っ走っていけばどうにかなるんじゃないかと思いましたが、割と無理でした。
なのでダイジェストとしても半端な所で終わってますが
とりあえずメンデルスゾーンさんに思う存分悪役をやらせてあげられたのは満足です
また何かネタがあれば加筆するかもしれません