俺のヒーローアカデミア[真オリジン]   作:さくそう

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雄英高校入学!

「で、あるからして君たちには最高のヒーローになってもらうためここ『雄英高校』で技術や知識を学んで将来沢山の人を救って欲しいんだ。」

 

目に傷の入ったネズミ姿の校長の挨拶が体育館に響き渡る。あの雄英に合格し入学できた事は嬉しいがやはり校長の話というのは長く退屈だ。

先生達の話を聞き流しつつ入学式は終わり各々の各クラスへ散ってゆく。そして真は自分のクラスである『普通科 D組』へ向かう。

 

時は少し戻り合格発表の日になる。

 

〜〜〜

 

「わ〜た〜し〜が〜投影された!」

 

雄英からの郵便が来ていたの開けるとその中には円盤状の機械が入っていた。するとその機械から映像が投影されそこにはあのNo.1ヒーロー『オールマイト』が映っていた。

 

「なぜ雄英高校の郵便物から私が投影されるかって?それは私が今年から雄英高校で教師を担当するからさ!...え?巻きで?ゴホン。

君は筆記ではなんと1位!なんと素晴らしい成績だ!しかし実技では22Pと合格ラインには達していない。。実は仮装敵撃破で得られるPのほかに救助Pというものがある。それは審査制で加点されていき君は14P。合わせて36Pだがこれでも41番目。惜しくも合格ラインには届いていなく失格だ。」

 

なんとなく予想は付いていたが改めて言われるとかなりショックだ。

ここで映像が切れると思い機械に手を伸ばすとまだ続きがあった。

 

「しかし君の個性柄あの試験は些か不利であった。そこを踏まえて教師達で話し合った結果。筆記試験で優秀な成績を収め不利な実技試験を受け合格ライン届かないが後1つ順位が上ならばヒーロー科へ入学できた。結果、普通科へ入学させるという案が出たんだ。幸いにも君の第二志望は普通科だったからね。本当はヒーロー科へ入れてやれたいんだがそこはどうしようもなくてね。君の希望とは少しズレてしまったが今年から雄英には体育祭の成績によってはヒーロー科への編集制度を導入した。最初からヒーロー科ではないが君の成績と個性なら必ずヒーロー科へ来れるだろう!ようこそ!飛彩少年!雄英ここが君のヒーローアカデミアだ!」

 

ヒーロー科には落ちたが思わぬ形で雄英高校の普通科へと入学が決まった。嬉しい様な悲しい様ななんとも言えないが一先ず雄英高校への入学は決まった事に喜び両親へと報告した。

 

 

〜〜〜

 

入学式後新入生はクラスへと戻り新しい担任からの挨拶や説明などが終わり自由時間が出来た。各々近くの席のクラスメイトと自己紹介などを交わしており真も近くの席と話していると他のグループの話し声が聞こえて来た。

 

「え?心操君の個性って『洗脳』なの?」

「洗脳かぁ〜。俺の事洗脳するよ?w」

「わかってるよ。」

「けど洗脳だと色々悪い事できそうだな。」

「....」

 

真はそのグループの話を聞き少し頭にくる。『個性』で敵っぽいなんて『個性』の使い方次第だ。真は今までに何度も同じ様な事を言われたので少し心操というクラスメイトへ同情してしまう。

 

「もしかして今も洗脳されてるとか⁉︎w」

「おいマジかよ心操〜w」

「まさか...してないよ。」

「けど洗脳なんてなんだか敵だったら怖い『個性』だな。俺は洗脳しないでくれよ?」

「...。」

「そうか?俺は良い個性だと思うけどな。敵を無力化して無傷で事件解決出来るなんてヒーロー向けの良い個性じゃんか。」

「え?なに急に?」

「それに人の個性だけで敵っぽいとか言うもんじゃなんと思うけどな。」

「な、なんだよ。ちょっと冗談言っただけじゃんか。行こうぜ。」

「あ、あぁ。」

 

3人の会話の間に真が入り込み心操に話かけていた2人は違う席の所へと行ってしまった。

 

「ごめんな急に話に入って雰囲気悪くして。」

「...なんのつもりだ?」

「いや別に。本当にヒーロー向けの良い個性だと思ってさ。あ、先生が来たみたいだ。じゃあな。」

 

先生からこの後の予定を教えられ教科書や体操着などをもらい昼休みに入った。真は持参弁当を持ち静かな中庭で弁当を食べていた。

 

(やっぱり初日じゃ中々友達は出来ないか。八百万はクラスメイトと昼食べるって言ってたしな。)

「おいお前。」

 

周りに人はいなく自分が呼ばれたと思い後ろを振り向くと先程『個性』の話をしていた心操がいた。

 

「確か心操人使君だっけ?どしたの?」

「さっきのはなんのつもりだったんだ?俺を庇ったつもりなのか?」

「さっきも言ったけど良い個性だと思ったから言っただけ「嘘だな。」

「なんでそう思うんだよ。」

「別に良い個性だって思ったぐらいでわざわざ話に割り込んで来て場の空気を乱すか?俺に同情したっていうなら余計なお世話だ。」

「...確かに同情だったよ。けど良い個性だって思ったのは本当だし仮にもヒーローを目指す雄英生に向かって敵っぽいって言うのが気に食わなかったんだよ。」

「それが余計なお世話だってんだ!お前に何が「分かるよ。」

「は?」

「俺も同じ事を言われたことは何度もある。ヒーローを目指してるのに『個性』だけで敵っぽいって言われるたびに頭に来てたしね。それに敵っぽいって言われてて心操君の顔強張ってたしね。けど気を悪くしたならごめん。似た様な境遇かなって思って話しかけようとしたんだけど余計なお世話だったか。」

「.......飛彩の個性はどんな個性なんだ?」

「え?」

「俺の方こそごめん。少し言い過ぎだ。確かにあの時は良い気はしなかっだけど飛彩の言ってくれた事は嬉しかった。飛彩の個性の事とか色々聞かせてくれよ。」

 

真と心操はそれからお互いの個性についてやヒーロー科へ編入する事などを話し意気投合した。

 

「けど7つも個性があるなんて凄いな。個性が発現した時から既に7つも個性があったのか?」

「俺8歳までの記憶が無いんだ。それに今の両親とは養子関係で関係で詳しい事は分からないんだ。けど8歳の頃にはもう個性は7つあったな。」

「...ごめん。気が利かなかった。」

「良いよ別に。喋らなきゃ分からない事だし。それにしてもまさか同じクラスに普通科からヒーロー科に編入しようなんて考えてる奴がいたなんてな。」

「まぁ少ないだろうな。個性を鍛えるヒーロー科の奴らを出し抜いて良い成績を残すなんて普通科にはかなりキツイからな。」

「俺もだけど心操の『個性』なんてモロ対人用だから俺よりも不利だもんな。けど体育祭なら競技によってはかなり有利だろ。毎年雄英体育祭は最後に個性有りのバトルトーナメント戦があるんだしそこでは初見殺しだからな。」

「けどネタが割れたら打つ手がないんだよな。」

「そこは上手く相手を誘導してキーンコーンカーンコーン。...ともう時間か。そろそろ教室に戻るか。」

「放課後一緒に帰らないか?飛彩との話は面白い。」

「悪い、帰りは約束してる奴がいるんだ。明日は平気だから明日一緒に帰ろうぜ。」

「分かった。」

「それと俺を呼ぶ時は苗字じゃなくて名前で呼んでくれ。教室での自己紹介でも言ったけど。」

「じゃあ明日一緒に帰るか真。」

「じゃそろそろ戻らないとな、間に合わないぞ。」

 

2人は教室に戻る間も話が尽きず入学初日から友達が出来た。午後は明日からの予定や校内散策などで終わった。各クラスホームルームが終わり教室から生徒が続々と出てきた。上履きから履き替え正門へ向かうと八百万が正門手前でクラスメイトとであろう女子達と話していてた。遠くにいた為会話は聞こえなかったが何やら少し盛り上がりその後八百万が女子達に頭を下げて八百万以外は帰って行った。

 

「悪い、クラスメイト達と帰ろうとしてたか?。」

「誘われてましたが真さんとの約束があったので断りましたわ。」

「ありがとな。それにしてももうクラスメイトとあんなに仲良くなったのか。」

「えぇ、それが私のクラスは入学式には出ずに『個性』を使っての身体能力テストが行われてその流れで。」

「身体能力テスト?入学式にも出ずにか?それも八百万のクラスだけか。」

「それも先生の独断ですのよ?なんでも時間を有効的に活用する為にだとかで。更には身体能力テストの成績が悪い者は除籍なんて嘘まで付いて。」

「めちゃくちゃな先生だな。」

「自由が売りの校風は教師側もまた然りだそうです。全く自由が校風だとしても限度がありますわ。」

「それで初日から除籍になった奴はいたのか?」

「危ない方は1人いましたがなんとか除籍は免れましたわ。」

『けど身体能力テストか。個性有りきのテストだったらもし俺がヒーロー科受かっててもそこで落ちたかもな。因みに八百万は何位だったんだ?」

「私は1位でしたわ!」フンス!

「おぉ!流石八百万!」

「推薦入学者として当たり前ですわ!」

「体育祭までに差が開きそうだなこれは。」

「体育祭では負けませんわ!しかし体育祭の成績によってはヒーロー科への編入がありますけどその基準はどういったものなのでしょう。」

「はっきりしてないから一先ずの目標はベスト3に入る事かな。」

「ベスト3ですか...」

「ヒーロー科で周りの奴の『個性』を見た八百万から難しいと思うか?今日の身体能力テストでクラスメイトの『個性』を見たんだろ?」

「そうですね...あまり言い過ぎるのもA組の皆様に悪いですが。詳しい事は言えないですが真さんと相性の悪い個性が3人程いますわ。」

「3人もいるのか。B組のことも考えたら5.6人位は相性の悪い奴がいるって考えた方がいいか。けど全員がトーナメントに上がってくる訳じゃないしそもそも...」ブツブツ

「ま、真さん?」

「あぁごめん。それに八百万もトーナメントまで来るかも知れないしもしかしたら戦う事になるかもな。」

「真さんが相手ですか。もし対戦したら私は真さんに勝てますでしょか...。」

「まぁお互いに『個性』を知ってるって事もあるし何とも言えないな。けど対戦したとしたら容赦しないぜ八百万?」

「あ、当たり前ですわ!手加減なんてされたら私や他の生徒達への侮辱です!それに私は手加減されるほどか弱いと思いで?」

「流石八百万、そう来なくっちゃ。これは体育祭が楽しみだ。」

「お互いに良い成績を残しましょう!...では私はここで。」

「もうここまできたのか。じゃあまた明日な八百万。」

「さようなら真さん。」

 

分かれ道まで来た所でお互いに分かれそれぞれの帰路を進む。

家に着いた真は今日配られた学校の資料を母に渡し明日から授業に必要なもの買い出し気づくと時刻は夜になっていた。父親や長男次男は既に自身の事務所や事務所に所属している為実家にいふ事は少なく普段は母親と2人でいる事が多い。晩ご飯の支度を手伝い母親の作った料理を食べながら今日の事を話す。

 

「どうだった雄英高校初日は?」

「1人気の合う奴がいてさ、そいつとは良い友達になれそうだよ。俺の『個性』の事とか目標を話たら『お前の話は面白い。色々聞かせてくれ。』って言われてさ。」

「あなたのことそこまで話したの?」

「相手も似たような境遇みたいでさ。すぐ意気投合だったよ。」

「あら、そんな子が。大事にしなさいよ?」

「当たり前だよ。そして一緒にヒーロー科へ行こうって目標までたてたよ。」

「それは良かったわね。明日からもう授業が始まるみたいだけど内容はどうなの?」

「ヒーロー座学とかの授業もあるけど流石にヒーロー科程の専門科目は無いみたい。普通科目とヒーロー科目が8:2くらいかな。これじゃ体育祭後までに結構差が開きそうだよ。」

「でもその前にヒーロー科に入らないとね。」

「まだ体育祭までに時間があるからやれる事はやるよ。じゃご馳走様。」

 

夕食を食べ終え部屋へと戻り明日の身支度を済ませて明日に備え早めに布団へと入る。

 

(明日から普通科とはいえあの雄英での生活が始まるのか。)

 

不安と期待を胸に眠りに着く。そして明日から新しい生活が始まる!

 

 

 

 

おまけ

 

「え〜、ヤオモモこれからの三年間宜しく女子会来れないの〜」

「えぇすみません。先約がいまして。」

「ならまた次回開催しまょう。その時は参加してね八百万ちゃん。」

「わかりましたわ。次回は必ず出席しますわ。あ、いらしたみたいです。では皆さん、私はこれで。」

「あれ?百ちゃんの待ってる人って男の人?」

「えぇそうですけど?」

「え⁉︎もしかして彼氏?」

「嘘?ヤオモモ彼氏いたの⁉︎」

「い、いえ!そういった関係ではないです!真さんとは中学からのご学友で...」

「『真さん』⁉︎もう名前で呼ぶ関係!」

「どんな関係か詳しく知りたいな〜ヤオモモ〜」

「で、ですからそのような関係では!」

「みんな、八百万ちゃんも違うって言ってるみたいだしそのへんにしときましょう。」

「え〜、じゃあヤオモモまた明日!詳しい話聞かせてね!」

「じゃあね八百万ちゃん。」

「サヨナラ百ちゃん!」

「えぇまた明日!」

 




出来れば今月にもう一話載っける予定です。
感想おなしゃす。
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