メタルなスライムがダンジョンに居るのは間違っているだろうか   作:Deena

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すごく書くの難しかった、労いの言葉下さい

では、投下~


メタルなスライムと初負傷

 

 ミノと出会ってから数日(であります様に)が経った。

 あれからもミノとは会って会話をしたり俺が普段何をしているかを教えたりしていた、ミノは俺の冒険者を見掛けたら、殺さない様に攻撃(ちょっかい)するか、観察するかという考えに同意してくれる様だ。

 モンスターは倒されても文句は言えない、だから俺は討伐隊を直ぐに組まれない様に殺さず(まあ、メタルスライムは人殺ししてはいけないという固定観念もあるが)をずっと貫いて来た。

 ミノは巨体のせいで観察出来ないが為に殺さず攻撃をスタイルにする様だ。

 

 そして今日はミノの初ちょっかい(攻撃)をする予定だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺の第二のベストプレイスにてミノは戦う様だ、先ず入ってきた奴を殴って行動不能にするらしい。

 一応大剣を持ってるけど殺しちゃうから仕方ないからね。

 お、誰かが来たから早速ミノが右ストレートを入れた。

 これを見事にすっ飛ばしてノックアウト!やるね。

 

「ピキィ(初めてにしては中々のすっ飛ばしだな)」

 

「ブモォ(俺はメタルより弱いからな、ちょっと力入れた)」

 

 

 今日は三人位ミノに気絶させられたな、だけど中途半端に殴ると気絶しないから、半分位の力で頭を殴るのがベストってミノは言ってる…

 いいなぁ、手足。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なあ、[メタル]って、知ってるか?」

 

「ああ、確か要注意モンスターだったよな?」

 

「そうだ、そのメタルが最近ミノタウロスと一緒に出没するらしい、それでかなりの数の冒険者が襲われた、だけど気絶させられるだけで殺された事は無いらしい、ギルドも扱いに困っているみたいだ」

 

「へえ、そんな事が…」

 

 冒険達が話す最近の話題はメタルスライムと現れるミノタウロスで持ちきりだ、ミノタウロスはメタルスライムよりも弱く、何度か倒せそうだったが、何故か一定の間隔で傷が全て回復する現象が起きているらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …夢を見た、そう、断片的に何の夢を見て居るのかがわかる。

 

 

 これは人間だった頃の俺の夢だ、懐かしいとは思わない、そのただ一つも記憶に無いからだ。

 

 

 俺はただの一般人だった筈、何故転生したのかすら俺にはわからない、わかる筈が無い…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ん?此処は…ああ、五層に戻って居たんだっけか。

 何か目覚めが悪いな、変な夢でも見たのか?思い出せない…

 まあ、いいか。

 

 

 良し、ミノに会いに九層に行くか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、九層到着っと。

 ミノは何処に居るかな?

 

 ーーーーギィーーーキンーーキィンーーーーー

 

 ?この金属音は?取り敢えず音がする場所に行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーあああぁぁーー

 ーオオオォォーー

 

 叫び声!?近くだ!もしかしたらミノがピンチかもしれない!

 

 

 俺は声のする広場に駆け込みその光景を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 ミノにナイフを突き刺そうとするベルの姿があった。

 

 

 その瞬間、俺はメタルスライムの素早さを最大限に活かし、空気を景色を置き去りにしてミノとベルの間に割り込んだ

 

 

「ピッキィーー!!!(やめろぉぉーー!!!)」

 

 ガキィィィン……

 俺の額にナイフが激しい音を出し弾かれる。

 

「メタル!?どうして…」

 

 ベルが驚いた顔を見せる。

 

「ブモォ…(メタルか…すまない、また助けられた)」

 

「ピキィ!(じっとしてろ!今傷を治す!)」

 

 ミノは心底申し訳無さそうに謝って来たがそれを俺は無理矢理黙らせた。

 

「ピキィ(ベホイマ)」

 

 ミノの傷が全て治った。

 

 

 

 

 

 

「ミノタウロスの傷が!?」

 

 此処にはミノ、メタルスライム、ベルの他にリリとロキ・ファミリアも居た。

 

「何でメタルがミノタウロスを治しやがる!?それにアイツは魔法を使えないんじゃ!?」

 

 狼男(ベート)が叫ぶ。

 

「もしかしたら僕らとの戦いではメタルは全く全力を出して無かったのかもしれないね」

 

「ちっ!ふざけんな!俺達は全力を出す程でも無いってか!」

 

「…やっぱりメタルはどこかで強さの次元が違うのかもね、明らかにレベルが違う」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ピキィ!(どうしてこんな無茶をした!)」

 

「ブモォ…(いや、ちょっかいだけ掛ける予定だったんだけど、つい熱が入って、アイツも途中から動きと表情も良くなって来てたし…)」

 

「ピキィ…(そう言えばコイツはこんな性格だった)」

 

 そう、ミノは好戦的過ぎるのだ、同格の相手にちょっかいを掛ける時はとことんやるので俺が頻繁にリベホイマを掛け直す位に。

 

「ピキ(あ、そう言えばベルは…)」

 

 ベルの方を見ると…今まさに倒れる所であった。

 

「ピキィ!?(ベル!?)」

 

 俺はベルの方に駆け付けようとすると…

 

「ピッ!?(何!?)」

 

 いつぞやの金髪が乱入してきた。

 

「…それ以上近付かないで、でないと斬る」  

 

 くっ…これじゃ治療が出来ない…

 仕方ない、ミノを連れて退散するか。

 

「ピキ(ミノ、行くぞ)」

 

「ブモ(わかった)」

 

 ミノはゆっくりと起き上がり俺を掴み肩に乗せた。

 金髪はミノが起き上がった時に警戒してきたがそんなの知らない。

 俺達はこの広場から去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブモォ(メタル、助けてくれてありがとな)」

 

「ピキィ(全く、この戦闘狂が)」

 

 まあ、今回は仕方ないか俺というストッパーが居なかったせいで起きた出来事でもあるしな。

 

「ピキッ(痛っ)」

 

 何故か額が痛い、どうやらあのナイフを防いだせいみたいだ、あのナイフ見るからに強そうだったからな。

 

「ピキィ(俺に初めて傷を付けたのは一番可能性がある猪男ではなく、一番あり得なかったベルになったな)」

 

 

 

 因みにこの後ベルに会ったらミノを見たら身構えたが、ミノが何もしないとわかると俺を見て何か納得したのか、警戒を解いた。

 どうやらレベルが2になった報告らしい。

 この世界ではレベルが極端に上がり辛いらしくレベル1で生涯を終える人も少なく無いとか。

 俺は祝福の意を込めてピキィと言った。

 

 

 




ミノタウロス生☆存ルート
他に無いと思いますこんな小説
ベル君はメタルスライムに初めて傷を付けたという偉業を達成したのでレベルが上がりました

これから投下頻度落ちます
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